部活日誌

2017年01月01日
 新年がスタートしました。
 2017年、今年は何か大きなことが達成できるような気がします。
 チームスローガンは『仲間』。
 友達から仲間へ。
 グループからチームへ。

 Hope smiles from the threshold of the year to come, whispering, "It will be happier."
 希望が来る年の境界線から微笑み、囁きかける「きっと素敵なことが起きる」―Alfred Lord Tennyson

  本年も法政高校陸上部への変わらぬ応援のほど、よろしくお願い申し上げます。
2017年01月06日
 おはようございます。
 今日は高尾山でのトレイルラン&初詣でした。
 →高尾山トレイルの様子

 まずは箱根駅伝のことから。法政の応援が沿道で一番目立っていたこと、それだけ法政は大きな学校であること、愛されていることについて話しました。また、持ちタイムや実績ではシード権獲得は難しかったこと、駅伝はスポーツは持ちタイムや実績だけではないこと。そういったものに 惑わされず自信を持ってスタートラインに立てる準備をしてきたか、監督・コーチのことを信じて積み重ねた日々があるかどうか。
 グループからチームへ、友達から仲間へ。
 そういう話から始めました。

 2017年最初の練習はこれ以上ないほどの晴天。八王子からも富士山が見えました。
 陸上部員、育成の中学生、そして東京駅伝組の中2、OBで法政大学体育会から短距離の安達先輩、駅伝チームから飯盛先輩も参加して楽しく練習できました。
 登りはトレーニング、下りは初詣。
 登りで先輩に名前を覚えてもらえなかったら罰ゲームとミッションを出しましたが、みんな名前を覚えてもらえました。社会に出てからも大切なことです。覚えてもらえるようにまず、自ら行動する。
 山頂からは富士山がとても美しく見えました。何年か登ってますが、過去最高です。
 初詣では、天の時が与えられるよう祈りました。それに見合うだけの努力を積み重ねます。
 これから始まる2017年がどのような1年になるのか楽しみです。道は僕達の前にある。横でも、後ろでもなく、前に。

2017年01月07日
 おはようございます。
 久しぶりのトラック練習。
 どんな気持ちで取り組めたでしょうか。
 29日のTTで味わった悔しさ、決意して迎えた年末年始。帰省先での練習はいろんな準備や工夫が必要。僕自身、12月30日から昨日までの練習は本当に工夫が必要でした。だからこそ、トラックで練習できることのありがたさも人一倍感じました。年末年始も変わらず毎朝5時半に朝練を続けた日々があるからこそ、今日の練習に対しても「今までの練習と比べればむしろ環境が整っている分、楽。朝の方がきつい中出来たんだから、大丈夫」と思って取り組めました。
 結局不安を生み出すのは能力ではなく、自分がどう過ごしたか、どう在るか、なのです。
 頑張らなくてはいけないのに頑張れない自分がいる、その気持ちはよくわかります。英語では"been there, done that"と言います。かつてそこにいたし、それを経験したという意味です。
 そこから抜け出す方法は、今できることを今やること。30分あるなら30分でできることを、10分しかなかったら途中まででもいい、5分しかないときだったら一番面倒で嫌なことを冒頭の触りだけでもやってみる、"Eat the frog(蛙を食べる)"
 初めの一歩、半歩を常に踏み続けること
 たった1日、でもそういう時間の積み重ね方をしていると、1日でできることは沢山あるし、毎日が充実する。
 考え方を変えれば進化する。
 1月のTT、進化した自分と出会えるように。

<練習ベスト更新者>
30
大塚、河野、早坂
50
大山、大塚、山口、早坂
2017年01月09日
 おはようございます。
 今日は東大和南公園での練習でした。

 集合時間のこと、気持ちの準備のことに関しての注意から部活が始まりました。
 練習をしていれば速くなるわけではないこと、練習をしようという自発的な、前向きな気持ちがあって初めてその可能性が生まれることについて話をしました。
 ふと、周りを見渡してみれば、怪我で走れない他校の生徒はplankをやっています。誰に言われるでもなく、やらされているわけでもなく、悲壮感が漂うわけでもなく、目は輝いています。怪我をしていても、自分の可能性を高める方法はいくらでもあります。サッカーの本田選手も、野球のダルビッシュ投手も、怪我をしたからこそできることという考え方をして、目の前にあるできることを一つずつ取り組んでいきました。
 今日の練習が楽しみであれば、それは君たちのちょっとした仕草から溢れます。それは周りの仲間にも伝染し、熱気を帯びていきます。しかし、誰かの後ろ向きな気持ちはその何倍も伝染します。人の思考回路は否定的な言葉から逃れられないのです。雨やだなぁとか、何か体が重いなぁとか、そうしたつぶやきが周りのコンディションにも大きく影響します。
 だから強いチームは、楽なのです。
 お互いがプラスの言葉を掛け合い、つらい練習でも楽しそうに取り組むことができる。真剣な眼差しは周りで見ている人のことを本気にし、魅了する。後輩は先輩に憧れ、1年後、2年後の自分をイメージする。そのためだったら、今日の練習の苦しさくらいなんてことない、そう感じさせるものが生まれるのです。
 君たちだって頑張っているときはそういう雰囲気が生まれています。そういう時はどんどんタイムも上がります。
 タイムが上がらないから、そういう雰囲気なのか、そういう雰囲気だからタイムが上がらないのか。
 どっちも同じことです。
 うまくいくこと、いかないこと、その両方を受け止める勇気と、3カ月後もあるのではなく、3カ月しかないという気持ちで毎回の練習を大切に、大切に行えるかどうかです。
 試合だから頑張るのではありません。毎回の練習で頑張っているから筋力が養われ、スピードがつき、酸素を使えるようになり、食事に気を遣い、更に一段高いレベルで練習が積める。それの繰り返しをしていった先に試合を迎え、調子が悪くてもベスト更新、調子が良ければ支部8人に残る、という未来が待っているのです。それは全て現在の自分がやっていることの結果。今日というprocess(過程)があるから生まれるoutcome(結果)です。outcome goal ではなく、 process goal を持つ重要性については話をしてきました。
 結果はprocessのあとに out(外)からcome(やってくる)ものなのです。

<10+100TT>
1年 大山 11秒91
1年 小野寺 11秒97
1年 坂本 12秒01(初)
1年 山口 12秒42
1年 早坂 12秒58(PB更新)

女子
1年 河野 13秒68
1年 藤森 13秒80(PB更新)
2年 林   14秒19
1年 浅見 14秒25(PB更新)
1年 会田 14秒45(PB更新)
1年 大塚 15秒54(PB更新)

<練習ベスト更新者>
800×4
江平(初)、小雪(初)
2017年01月10日
 おはようございます。
 今日は高1がスキー教室前最後の練習でした。

 短距離も中・長も一体感が感じられる良い雰囲気で練習していました。
 高1は明日からスキー教室。楽しんできてもらいたいと思います。
 高1が帰ってくると、今度は高2が修学旅行。ということで、次に会うのは2週間後になりますが、会うのを楽しみにしています。
 
2017年01月12日
 おはようございます。
 今日は高2と育成1名+中3体験1名での練習でした。
 短距離は林さん一人。
 ドリルも意識が違うところが何か所かあったので修正し、動きが良くなりました。
 Thrust走もフォームを撮りながら1回ずつポイントを確認し、最後にはずいぶんと良くなりました。短距離の場合は圧倒的にマンツーマンの方が効果が上がります。
 中長はジョグ。帰って来てから体験の子に動きを教えました。走ってみると結構きちんと走れるのですが、動きを確認するとできていないことが多く、伸びしろがたくさんあります。技術と、筋力、心肺、そして心。3年間では実際間に合いません。少しでも早く来てくれれば、その分成長することは間違いなし。陸上は一生付き合っていくスポーツだから。
2017年01月14日
 おはようございます。
 今日は高3の福井さんと、保谷さんが来ました。
 高2の林さんが一人だとかわいそうだからということで氷点下の気温の中、来てくれました。
 井の頭トラックのコンディションは最悪で、これからしばらくは普通には使えない日々が続きそうです。
 済美を主体に切り替えていく必要がありそうです。
 どの学校も練習場所を確保するのが困難な時期、ここで諦めなかった8校が都大会を掴んでいきます。
 成長し続ける日々を。
2017年01月20日
顧問修学旅行まとめ
2017年01月21日
 おはようございます。
 今日から通常の練習に戻りました。

 陸上の難しさは頑張りすぎると続かず、毎日少しずつ成長するためには意識が必要だということです。
 気づいたら周りが前に行っているから走って追いつくのではなく、最初から周りよりほんの少しだけ早く歩いている感覚です。
 そのほんの少しの早歩きでの差が、何日、何カ月と続いていくと、相手が気づいた時にはもう走っても追いつかれない差になっている。
 その早歩きで焦って前ばかり見ていて足元を見ていないとつまづき、怪我をする。
 ちょっと止まっていた時間があったからと焦っても同様につまづき、怪我をする。
 怪我の痛みがなくなったときには、周りには人がいなく、また焦って走るため、つまづき怪我をする。
 僕自身、そんなことをずっと繰り返してきました。
 でも、そうした失敗をただの失敗にするのか、つまづいたことのない人にはわからないコツをつかむきっかけにする時間とするのか、時には立ち止まることも必要です。
 何となく練習していれば速くなるわけではなく、意識を持つこと。
 モチベーションがあって、体が元気で、練習に対する意識・目的がある人の歩みは止まりません。
 今踏み出した一歩が次の一歩へのエネルギーを充填させ、この先続く道がどれだけあるのかではなく、次踏み出した一歩で変わる景色を楽しみにすることができるようになるのです。
 勉強も、陸上も、毎日ほんの少しだけ周りより努力を積み重ねることが鍵です。
 1日だけ張り切るのではなく、自分の限界や飽きっぽさをきちんと理解したうえで、継続してできる方法を見つけることです。
 そのペースであれば、楽しさが消えることはなく、きついことがあってもきっと乗り越えられる。
 練習が楽しい、練習できることが幸せだと、そういう気持ちになるのです。

<練習ベスト更新者>
300
大山、坂本、林、会田
2017年01月23日
 おはようございます。
 今日は東大和南公園での練習でした。

 入試翌日という特典のおかげで出来た練習。感謝しなければいけません。
 短距離は久しぶりのスパイクを履いての練習。動きも悪くありませんでした。
 新バトン練の方は軌道に乗りました。成功率90%くらいまできています。
 このバトンの特徴は誰とその日にペアになってもピッタリ合わせられることです。レースの日も準備する環境だけ上手く作れれば同じことを再現できます。その日の調子によっての変動も数値に入るので、調子が良くて届かないとか、調子が悪くて詰まるということもありません。
 バトンに対する意識も少しずつ上がってきているのでTTが楽しみです。
 中長も、久しぶりの安定したサーフェスでの練習で走りやすさを実感することができました。
 普段の練習ではむしろ井の頭トラックのような走りづらい環境できちんと実力を積み、春には走りやすいトラックで結果を出す、そう考えれば井の頭トラックの練習も生命線となってきます。
 気温が5度だったので、スピードはなかなか出すのが難しい状況ですが、他のチームができない練習ができました。
 冬でもこのような練習ができることに感謝。

<練習ベスト更新者>
400×6
松浦、小雪
2017年01月24日
 おはようございます。
 井の頭での練習でした。

 年末年始、スキー・修学旅行と調整が難しい時期。
 怪我人や、体調不良者が増えています。
 順調に練習で来ている人を眺めるのは、心が折られる気持ちで、痛みが少し引いたところでまた無理をしてしまい繰り返す。そのうち、痛みがあることが当たり前になってきて、毎回中途半端な練習しかできなくなり、いつしか心も体もついていけなくなる。
 それは自分だけが経験する失敗ではなく、陸上に関わる人に共通する経験。
 だからこそ、我慢も必要。
 何がいけなかったのか、何をすべきなのか、陸上日誌にその日やったこと、食べたもの、就寝・起床時間、体重、体脂肪、起きたときの感覚、足の具合、ストレッチしたときの違和感など気づいたことの全てを書いておくこと。
 そうすれば痛みがなくなったとき、何をしたから痛みがなくなったのか予測ができるし、逆に痛みがひどくなった時に何をしてはいけないのかがはっきりと認識できる。
 そうした作業をきちんとしていないと、痛みが出るのも、出ないのも、ギャンブル的なものになり、運任せ、人任せになってしまう。
 失敗ほど大切な教訓はなく、怪我をしたからこそ学べることもたくさんある。
 悔しい気持ちを持てば持つほど人は成長できるのだから。

<練習ベスト更新者>
LT 40分以上
平、小雪
50
河野、会田、小野寺
2017年01月26日
 おはようございます。
 今日は短距離、中長ともに長いメニューでした。
 短距離は300/100のメニュー。
 最初はメニューをやるだけでもぎりぎりだったのが、少しずつやり切れるようになってきています。
 まだまだ、短距離としての300メニューにはなっていないので、スピードを出してそのまま維持するという力をつけていきましょう。
 中・長の方は、結果よりも、自信につながったのではないかと思います。
 一生懸命やっていたころの自分に戻ることができた。
 冬でもできる。
 思い出すのはサニアパーク、峰の原。
 あの時と同じ気持ちで、東京でも練習できると、1日1日がもっと大切に感じられるようになるのではないでしょうか。
 今日の自分はどこまでできるか
 明日の自分は。
 そう思うだけでワクワクするような感覚で1年間ずっと過ごせたら、
 高校3年間、何かをやりきったと言えるのではないでしょうか。

<練習ベスト更新者>
3000&1000

SP1500
Long Set1&2
小雪
2017年01月27日
 おはようございます。
 今日は済美での練習でした。
 貴重なタータンでの練習。
 気温も温かく、最高の状況です。

 ところが、部員の方の練習に対する意識が十分でなく、注意する場面もありました。
 注意されてからは意識も変わり、質の高い練習ができていました。
 できれば、それを自分たちで注意しあってできるようになるといい。
 自ら、そういう気持ちでトラックに来てほしい。
 練習できることは当たり前ではなく、足が痛かったら走れないし、トラックがぐちゃぐちゃだったら使えないし、行事があったら時間がない。
 今、練習できることを当たり前だと思うのではなく、恵まれたチャンス。
 絶対に無駄にできない、
 そういう気持ちが必要です。
 また今度、雨天で練習できない日にスポーツ心理学の講義で全国高校女子サッカーの特集を見せようと思っていますが、選手によってはサッカーを続けることすらできない家庭の状況の中で、「誕生日プレゼントいらないから、サッカーを続けさせてほしい」と小学2年生の頃に泣きながらお母さんにお願いした選手もでてきます。
 テレビで注目されるだけの選手になったのは、才能があったからじゃない。
 サッカーを続けさせてくれたお母さんに対する感謝の気持ちを持ち、毎回の練習を全身全霊で取り組んだ結果です。
 僕が言っているのは、そういう気持ちのことです。
 恵まれすぎていると、大切なものを見失う。
 苦境は人を強くし、成長させるのです。

<練習ベスト更新者>
1000
松井、小雪
600
松浦
2017年01月28日
おはようございます。
今日は春のような温かさの中、中2の東京駅伝組も参加して大人数での練習でした。
昨日注意された練習での意識について変えていこうという気持ちが感じられました。
集中して練習しているので、質の高い練習になりました。
今日は天気や、その他いろいろな状況に助けられている部分もありますが、
今後寒くて、暗い日でも気持ちは今日と同じように練習して欲しいと思います。

いよいよ1月TTまであと3日。
12月の自分との勝負です。

1cmの進歩を遂げよう。
2017年01月30日
 おはようございます。
 いよいよ明日TTです。
 12月のTTでは、思ったように結果が出せなかった人、悔しい思いをした人。
 あのときの気持ちを覚えていますか。
 人は忘れやすい生き物です。
 アメリカの研究では、人生を変えるほどのつらい経験をしたとしても人はそれほど長くそのことを覚えてはいられないそうです。
 一時的に落ちた感情のラインが、しばらくすると元の場所に戻るようになっている。
 それはもしかしたら、人の持つ防衛本能かもしれないし、うれしいことでさえそれほど長く覚えていられないということは悲しいことかもしれない。
 でも、その能力があったおかげで人の脳はここまで進化できたのです。
 うれしいことにとらわれ続けると、進化をやめる。
 不安になるからこそ、また再び走り出そうと思うのだし、
 どんなにひどいことが起きても、また再び走り出そうと思えるように元の場所に戻してくれる。
 12月のTTから1ヵ月。
 どのように過ごしてきたか、その証明。
2017年01月31日
 おはようございます。
 今日は東京駅伝組も交えてのTTでした。
 気温7度。短距離がスピードを出すには不利な条件。
 さらに100、200、そのあとの4継。本番より厳しい条件で力を出す。その状態を当たり前にしておけば、レースの時にはもっと記録を出せる条件が整います。結果よりも、内容が大切。今日の4継はこれまで取り組んできた新バトンの可能性がはっきりと見えた瞬間でした。上手くいけばもっとタイムは伸びる、上手くいかなくても必ずつながる、その日の調子やサーフェスなども考慮して準備できるこの方法に春の可能性を見出しました。

 他校が冬期練習という名の別の練習をしている間に、僕達はトラックシーズンと同じ緊張感を持って練習する。
 この半年の過ごし方の違いで、春にはきっと差がつきます。
 思い出すのは、夏の大会で1秒差で負けた相手、短距離であれば0.1秒差で超えられなかった壁。
 その相手より先に行った自分が必ずいる。
 Opportunity knocks only once.
 チャンスは一度だけやってくる。
 そう言われるほど巡ってくるチャンスは限られているという考え方もありますが、
 今回のチャンスを活かすことができなかった人もいます。
 そういう人はもう一つの言葉を思い出してください。
 This moment is a gift and there's another moment to come.
 この瞬間は与えられた贈り物。そのことに対する感謝の気持ちを持つことは人が幸せにいきるために必要なこと。
 この瞬間を活かしきれなかったとしても、次の瞬間が始まる。
 そこには新たな可能性が常にある。

<TT>
3000男子
2年 平 10分06秒08 (前回10分11秒)
2年 小畑 10分35秒15 (前回10分44秒)

3000女子
1年 松浦 11分53秒32(前回12分2秒)

1500女子
1年 松井 5分52秒42(前回5分48秒)
育成 小雪 6分00秒57(初)

1500東京駅伝組
宗像 5分46秒74(PB更新)
稲村 5分48(PB更新)
鈴木 5分53秒76(PB更新)

800男子
1年 田所 2分25秒75(前回2分26秒)

800女子
1年 松浦 2分37秒84(前回2分39秒)

100男子
1年 小野寺 12秒45(TT更新)
1年 坂本  12秒57(前回12秒30)
1年 大山  12秒72(前回12秒68)
1年 山口  12秒76(前回12秒72)
1年 早坂  12秒93(前回12秒90)

100女子
2年 林 13秒92(前回14秒02)
1年 河野 14秒03(TT更新)
1年 藤森 14秒32(TT更新)
1年 浅見 14秒43(前回14秒13)
1年 会田 15秒07(前回15秒02)

200男子
1年 小野寺 26秒13(前回26秒94)
1年 大山 26秒17(前回26秒37)
1年 坂本 26秒38(前回25秒40)
1年 早坂 26秒40(TT更新)
1年 山口 26秒64(TT更新)

200女子
2年 林   29秒93(前回30秒83)
1年 河野 29秒93
1年 浅見 30秒85(前回30秒41)
1年 藤森 31秒23(前回31秒35)

4×100MR男子
山口→坂本→大山→小野寺 49秒89(TB更新)

4×100MR女子
藤森→河野→浅見→林 57秒23(初)
2017年02月02日
 おはようございます。
 今日は東大和南公園での練習でした。
 気温3度からのスタート。
 寒さはきついですが、メニューに入るまでの準備時間がずいぶんと早くなったと感じました。
 温かい状態のままメニューに入ることが怪我をしないうえでも大切。更に部活が早く終わればその分、勉強時間や、睡眠時間も増えます。

 短距離にとってはこの気温は非常に不利に働きますが、その中でもスピードを出すことができています。
 更にベストを更新できている人は、春の記録会では大きな壁を超えられると思います。
 自分が今抱いている、自分の可能性のその先へ。
 

<練習ベスト更新者>
LT40分達成者
田所、松井
20
大山、坂本
40
坂本
60
会田、早坂
80
大山、早坂
2017年02月04日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場で、春から法政高校入学の中学生3名を迎えての練習でした。
 天気も快晴、小春日和。最高の環境での練習。
 法政高校陸上部で過ごす3年間がイメージできる一日になったと思います。
 優しい先輩、明るい雰囲気、練習は特別な方法で。
 陸上部でしかできないことがあるし、
 陸上部にはできないこともあります。
 高校3年間を費やす部活を決める時は、人生で初めてって言えるくらい真剣に考えなければいけません。
 友達が入るからとか、楽しそうだから、だけでは後々後悔することになります。
 僕の人生を決めたのも、高校での部活動でした。
 だからしっかり考えてほしい。
 どんな決断であれ、真剣に考えた結果であれば応援します。
 ただ、陸上部には目標があり、その目標は先輩の代から代々受け継がれてきているもの、まだ達成できていないものです。
 その目標達成のためには、今いる部員達が胸を張って法政高校陸上部だったと言って卒業するためには、同じ志を持った仲間が、後輩達が必要です。
 「後悔しているからではなく、本当に充実していて、楽しかった陸上部での3年間だったからこそ、もう一度はじめからやり直したい」
 卒業した三角さんがくれた手紙の言葉です。
 陸上部の原点です。

<練習ベスト更新者>
VO2Max10分超え
小畑、平、田所、松浦、松井

2017年02月06日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習でした。

 故障で練習から遠ざかっていたメンバーが少しずつできるようになってきました。
 走れなくなった初めて感じるのは、走れることがこれほど幸せなことだったのか、という気持ちです。
 陸上部以外の人からしたら、走ることは苦痛であったり、ペナルティーでしかありません。
 走ることの楽しさを知っているからこそ、感じる新しい気持ち。
 走りたい
 痛みがない状態で思いっきり走りたい
 僕もこれまでたくさんの怪我をしてきました。
 足に関わる怪我はほとんどしてきました。
 痛みになれてしまうと、痛いことが平常になってしまいます。
 でも、本当は異常なことです。
 痛みがなく思い切り走れる状態まで持っていくこと。
 焦ってはいけません。
 これからのタイミングで怪我をしてしまうと、春の大会には間に合いません。
 練習と、補強と、ストレッチ、お風呂でのマッサージ、食事、そして睡眠です。
 春、2カ月後、
 感じたことのないスピードで、気持ちよく走りたい人は徹底して取り組むこと。

<練習ベスト更新者>
150後半走100
坂本、林、藤森、大塚、浅見、山口、会田、小野寺
150後半走50
大山、坂本、藤森、大塚、河野、山口、会田、小野寺
2017年02月07日
 おはようございます。
 今日は強風の中での井の頭競技場でした。
 こういう時こそ、タイム以外の自分の中での目標をきちんと設定して、「やってやるぞ」っていう気持ちになれるかどうかが大切です。

 心が弱い人は環境に左右されます。
 晴れていたらやる気が出る
 雨だとやる気が出ない
 風が吹いていると諦める
 調子がいいと頑張れる
 調子が悪いとやめてしまう

 そういう自分を変えないと壁は越えられない
 壁を越えた人とそうでない人はスポーツでももちろん差はつくけど、
 勉強をしていても、仕事をしていても差はついていく。
 人生の楽しみ方、充実のさせ方も変わってくる。
 大切なのは、環境に左右されない強い自分の意志を持つこと。
 絶対達成したいものを持つこと。
 そしてその次をすぐに見つけること。
 掃除をしていたって、だらだら時間をかけて結局きれいにできないパターンもあれば、
 5分で終わらせようと掃除をしている場所を意識しながら無駄なく全てを掃いてきれいにする人もいる。
 目の前のことに集中することと、切り替えること。
 その時、その時、自分の目の前にあることに全力を尽くすとはそういうこと。
 Seize the dayとはそういう意味。
 今、全力で生きているかということ。
 スポーツ心理学の世界には一流ですかゲームというのが存在します。名前の通り、一流ですか?と問いかけるだけです。
 
 一流ですか?と聞かれて、一流ですと答えられる生き方をしているかどうか、それは持ちタイムとか、年齢とかそういうことは関係ない。
 自分がどれだけ今の自分に納得して頑張れているかどうかが問われているのだから。
 
 一流かと自分に問いかける
 一流だと答えられる毎日を送る
 結果が伴なわなくても、
 そういう生き方ができればきっと幸せになることはできる

<練習ベスト更新者>
STT
松浦
60
大塚、会田
2017年02月11日
 おはようございます。
 今日は済美での練習でした。

 祝日の土曜日、ということで多くの一般のランナーも来ていました。何万人単位で大人が集まる人気スポーツがランニングです。走ることは人の原点。自分の生き方と向き合うとき、人は走るようになるのです。
 短距離は試合を想定しての練習という部分で物足りなさがありました。できている人もいましたが、それを共有できないことが弱点だと話をしました。
 友達だったら言えないこと、仲間だったら相手の成長を願い、チームのために言わなくてはいけないことがあるのです。
 一昨日、雪のため練習をスポーツ心理学映像教材を見る日に変更しました。
 全国高校女子サッカーの特集と選抜高校野球、最後にボート日本代表選手の特集を見せました。
 女子サッカーでは「仲間」とは何なのか、
 強豪校にあってうちが持っていないものは何なのか、
 高校野球では「文武両道」とはどういうことなのか、
 そしてボート選手からは「今を生きること」、
 Seize the Day
 の意味を学びました。
「生きているのに生きていない自分がいるとき、嫌になる」
「今は今しかない」
「自分のポケットの大きさは決まっていて、何か大きいものをいれようとしたら、持っているものをを空っぽにしなければいけない」
 その言葉の意味を自分のこととして真剣に受け止めることができた時、
 君達の人生は間違いなく変わっていきます。
 今日の練習でもその気持ちを大切に練習しようと伝えました。
 中長は飯盛君が3年生のときに僕が作った最強(恐)のメニュー、Grade 4(four)です。
 100、200、300、400を10本ずつ、あいだのつなぎを100Mで走ります。AT(Anaerobic Threshold)【無酸素閾値】ペースから算出したスピードでそれぞれが走ります。100で限界を迎えそうなときに、200になると1秒遅くなり、また走れる。しかし10本やるうちに限界を向かえ次は無理と思うと、また1秒落ちることで300もギリギリ続けられる。そして400。100M1秒のスピードの差がこれほど大きいのだということも同時に学んでもらい、大会の時、前半で調子に乗って設定より2秒3秒速く入ることの無謀さを実感してもらいます。
全て走って14K。スピードでつないだ14K。ここには夏合宿と同じ、自分との戦いがありました。
 負けなかったメンバーに拍手。
 怪我の中でも諦めずもがき続けた人にも拍手。
 春は目の前で待っている。

<練習ベスト更新者>
Grade 4 達成者
平、小雪、松井、松浦
2017年02月13日
おはようございます。
今日も気持ちの良い快晴の下、練習できました。
短距離はドリルに意識的に取り組んできた生徒は違いがわかるくらい動きが身についてきました。
春がイメージして、冬を過ごす。
今やるべきことを見失わないことです。

中長はGrade4の疲れが抜けてない感じもありました。オーバートレーニングは心にも影響してきます。
自分の状態を体と心の両面から冷静に分析し、できない自分に対してのOKラインを下げてあげる。結果タイムではなく、今日練習できたことを良しとすることも時には必要です。
Better than never.
いつも絶好調でベストが出るなんてことはありません。悪い時に何をするか、上手くいかない自分を認められるか。
自分は弱い
そこからのスタートです。

<練習ベスト更新者>
800×4
小雪
2017年02月14日
おはようございます。
今日は済美での練習でした。

短距離はきちんとした環境での新バトン練。男女ともに成功率が非常に高くなってきました。バトン練をここまで練習しているチームは他にはありません。こうした積み重ねが春には自信につながります。なぜなら僕らのバトン練は春になってスピードが上がってもできるパスだからです。今やっていることのまま本番に。
来週のTTも楽しみです。

中長も怪我人が復帰プログラムで少しずつ練習できるようになってきています。走ることのありがたさを感じていることだと思います。その他のメンバーも底を乗り切り、希望の光が見え始めています。

TTまであと6日。

〈練習ベスト更新者〉
2000

1000
松井、小雪
600
松浦
2017年02月16日
 おはようございます。
 TTまであと2回の練習。
 今日は短距離も、中・長もタイムではないところにポイントを置いての練習でした。
 こうした練習の積み重ねの先に自然と結果がついてくることを実感できると冬の練習の質が上がります。
 冬はどうしてもタイムを出すのが難しい。
 でも、自分が進んでいる方向が正しいと強く信じることができれば、練習の効果が高まります。
 質の高い練習を積むことができれば、あとは自然と結果がついてくる。
 春を待つだけになります。
 怪我組も怪我をしたおかげで身につけることができたことがあります。
 成長とはそういうことです。
 2月のTTも楽しみです。
2017年02月17日
 おはようございます。
 TTまで練習も明日だけとなりました。
 TTが終わると学年末試験1週間前。
 部活動のない期間になります。
 学年末試験が終われば、多摩湖駅伝まで16日。
 ポイント練の数で言えば10回に届くか届かないかくらいです。
 多摩湖駅伝が終われば2年生にとっては最後のトラックシーズンが始まります。
 2年生が初めて陸上部に来た時のことを覚えています。
 長く陸上部にいるので、本当に昨日のことのように感じます。
 何をしてもベスト更新となる最初のシーズン。
 期待に胸を膨らませてスタートにつきました。
 記録が伸び続ける1年目。
 壁にぶち当たることの難しさを学んだ2年目。
 3年目に待つのは、想いの強さです。
 陸上部に対するいろんな想いを経験するラストイヤーが始まろうとするまさにこの時。
 もうすぐそこまで来ているのです。
 だから、何としてでも2月のTTは頑張りたい。
 胸を張ってここから巣立っていけるように。
2017年02月18日
 おはようございます。
 今日は済美でTT前最後のポイント練を行いました。

 月曜日のTTは、冬の練習の総決算。
 春から始まるシーズンに向けて長い長い半年間をどう位置付けてやってきたか。
 大切な一日です。
 中・長はそれぞれが課題を見出し、自分の弱さと向き合い不安になる瞬間などもありつつ、それを乗り越え、今日の練習を明るい雰囲気にして取り組むことができました。
 短距離はそういう意識の人と、そうではない人が混在し、やはりチームとしてはできていません。注意を受けた人もいましたが、チームの雰囲気を作るのは一人一人の中にある本気の想いです。それなくして、どんな小手先の改革をしても変わりません。
 スポーツ心理学の学習会で見てきたような、様々なチームのようになりたい、一つのことに夢中になって共に努力する関係を作りたい、その先にある感動を味わいたい、その気持ちが源泉です。
 楽しい、日本語はあいまいです。
 funなのか、excitingなのか、interestingなのか、fulfillingなのか
 陸上部でしか味わえない楽しさを、
 走ることでしか感じられない楽しさを
 TTの日の朝、不安でおなかが痛くなったり、
 それでも心のどこかでベストを更新できる予感も少しあって、
 その日一日、頭の片隅には常に放課後のTTのことがあって、
 そうして競技場にやってくる。
 いつもと同じアップ、それでもいつもとまた違う気持ちでアップする。
 動作一つ一つに自信がついたり、不安になったり、1秒ごとで自分に対する評価が変わる。
 それでもスタートする時間はやってきて、
 スタートラインにつく。
 そしてゴールした時、
 味わったことがないような達成感を手に入れる。
 走ることでしか、
 陸上部でしか味わえない楽しさがそこにある。

<練習ベスト更新者>
60
坂本
400×2
三浦
1000
小畑、平
800
松井、小雪(初)
2017年02月20日
 おはようございます。
 今日はTTでした。

 丸田コーチもペーサーで来てくれました。
 4継は見事、男女ともに大幅記録更新。
 春に向けて自信になったと思います。
 結果が出た人も、出なかった人も、多くのことを学んだTT。
 今日の気持ちを絶対に忘れないこと。
 そして、時間を作ること。
 本気で集中した短時間、陸上に捧げ続ける2週間に。
 環境に負けないこと。
 目標を見失わないこと。
 その先に待つのは、新しい自分。

<TT結果>
100男子
1年 小野寺 12秒50
1年 坂本 12秒59
1年 山口 12秒79
1年 早坂 12秒96
1年 大山 13秒25

100女子
1年 浅見 14秒01(PB更新)
1年 藤森 14秒25(PB更新)
2年 林 14秒60
1年 南本 15秒09
1年 会田 15秒43
1年 大塚 16秒47

800女子
1年 松浦 2分38秒50
1年 三浦 3分02秒10

1500女子
1年 松井 5分50秒61
育成 小雪 5分55秒41
1年 江平 6分40秒61

3000男子
2年 平 9分39秒76(PB更新)

3000女子
1年 松浦 12分17秒82

400R男子
山口→坂本→大山→小野寺 48秒24(TB更新)

400R女子
藤森→河野→浅見→林 55秒12(TB更新)


2017年03月04日
 おはようございます。
 試験明け最初の練習でした。

 今日は校則を守ることについて考えさせました。
 僕たち陸上部は、法政大学の名を背負い、陸上部として活動しています。
 大学は、短距離、長距離ともに全国有数のチーム。
 スポーツ推薦もない、中学に陸上部もない付属高校ですが、周りはそんなこと知りません。
 法政の名を背負った陸上部として見られています。
 競技力では埋められない差があるとしても、陸上を通じてどのような人間形成をしているかという点では恥ずかしいところは見せられません。
 法政の名を背負う人間に値するかどうか、ということです。
 
 校則を守ること。
 これは当たり前の話です。
 今回の学年末試験、担当する英語表現の試験で、"All high schools in Japan should allow students to use their cellphones at school."という論題で英語論述を書かせました。3学期通じてずっとディベートの仕方について教え、その集大成。1段落目に肯定の意見、2段落目に否定、3段落目には自分の考えを書きなさいという話をしました。自分の考えと肯定、否定、何が違うんですか、という質問が出ました。自分の考えのところには、君が映るようにしなさい。自分がどういう人間なのかわかるように書くようにと言いました。
 高2のほぼ9割の生徒が、携帯を学校で認めるべきではないとしていました。その理由の大半は、学校は学ぶ場であり、携帯でできると言われていることのほとんどが他の方法で代用できること、便利さではなく、友との交流の場として直接触れ合う時間を大切にしたいというものでした。
 その中で、チアリーディング部の生徒たちはほぼみんなが同じことを書いていました。自分たちはルールを守ることを大切にしている。守ることでお互いに対する信頼感、絆を築いている。命を懸けているスポーツだから、相手のことが信頼できなかったら自分の命を預けられない、だから深い部分での信頼が欠かせないスポーツだからと。みんなできちんとルールを守り、その信頼感からどんなことでもお互いに話し合える関係がある、と。クラスでは先生がいないところではルールを破っている人もいる。でも、もしみんながきちんとルールを守ってくれたら、クラスのみんなとももっと深い部分で信頼し合い、絆が築けると思うのでさみしいと書いていました。
 服装とはその人がどういう人間かを表す。細かい部分を含めてきちんとできるかどうか、それはチアと同様、実際はそれ以上に危険な負荷をかけながら一年中練習している陸上部にとっては生命線。安全面で考えても、そうした基本的なことができてからでないと、練習はできません。また、陸上部は対外的に注目されることが多い。法政高校の代表としての自覚も必要。
 ただ、それ以上に僕が君たちのことを信頼していた、という事実をどう考えるか。僕の話を聞き、理解し、共に歩んできた他の部員の気持ちをどう考えるか。部則を守ってきた部員たちは、そうでない部員のことを信頼することなんてできるのか。自分が全てをかけて戦おうとしている最後のチーム戦のときに、自分の背中を任せられるのか。
 今日、部長が最後に言ったことをきちんと受け止めてほしい。僕たちはグループではなく、チームになろうとしている。今年のチームスローガンは「仲間」。友達ではない。たった一つの、同じ目標を持ち、共に時間を過ごしていくのが「仲間」。部則を守ることは、最初の一歩にもなり得ない。前提となる部分。
 守らされるのではなく、自ら守る、守りたいという気持ち。守ることで得られることがあると信じられるからできる。その価値がないと思う人にとってはただの足かせ。価値があると思う人にとっては仲間と自分を繋ぐ絆になる。
 チアの生徒たちのことを良い例として出すのはいい加減終わりにしたいです。僕は陸上部の顧問であることを誇りに思い、指導しています。君たちにしかできないことがある。苦しい中、それでも毎日走り続けることなんてチアの生徒にはできない。夏は暑く、冬は寒い。練習場所だって遠い。君たちの方がよっぽど努力している。だから、本来もっと磨かれているはず。人間的成長なくして競技力の向上はないのだから。
2017年03月06日
 おはようございます。
 今日は久しぶりの武蔵野陸上競技場での練習でした。

 意識を刷新しての初練習。
 雰囲気が大きく変わりました。
 走ることは自分と対話すること。
 自分の体が訴えている声は、繊細で、小さく、よほど意識を傾けていないと聞き取ることができません。
 自分の体と対話しながらの練習。
 周りの喧騒から離れ、自分の呼吸にだけ意識が向く。
 自然と体が動き、周りの景色だけがすごいスピードで過ぎていく。
 わずか10秒、数分間の中に自分を形作るすべてのものが感じられる。
 走ることは考えること。
 自分はどういう人間なのか、どういう人間になりたいか。
 今感じているつらい気持ちも含めて、自分を形作る大切なもの。
 意識が変わればすべてが変わる。
 結果はあとでついてくる。
2017年03月07日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習でした。

 短距離チームの意識が高まってきています。
 声を出すこと、コミュニケーションを取ること、そうした小さなことを大切に。
 短距離は出力が高いので、走る前に脳がどれだけ出力を出せる状態になっているかどうかが大切です。
 戦う準備ができていなければ良い結果は得られません。
 一人でもできるように、ただそこに仲間がいる限り、仲間とともにできるように。
 
 駅伝チームは1月の時点では、このような多摩湖前の状態を予想してはいませんでした。
 スタートラインにつくことの難しさを実感していると思います。
 これが陸上。
 上手くいくことばかりではない。
 でも、悪いことが永遠に続くこともない。
 状態が悪いと非論理的な思考に陥り、極端な考え方になってしまいます。
 悪いことも起きれば、いいことも起きる。
 大切なのは、周りの状態がどうであろうと、自分を信じ、保ち続けられるか。
 ぶれずにまっすぐ、目の前の目標に向かって走り続けること。
 歩みを止めなかった人だけが見られる景色がある。
 多摩湖駅伝まであと13日。

<練習ベスト更新者>
 400×6
 松井
 60加速
 坂本
2017年03月09日
 おはようございます。
 春の足音を感じさせる日差しの下で練習できました。

 冬の寒さから解放されるだけでスピードもどんどん出てきます。
 短距離はタイムを計測する練習ではありませんでしたが、逆に手ごたえを感じられたのではないかと思います。
 チームも男女の壁が少しなくなり、お互いに共に行動しようという意識が見られます。
 より良いチームになるためにお互いが小さなアイデアを出し合っている姿もあり、人間的成長から競技力の向上が見込めます。

 駅伝チームの方も、男子の方は本調子ではないながらも順調に仕上がってきています。8Kという距離が初めての部員もいるのでとにかく経験すること、チームのために走るという感覚を半年ぶりに思い出すことです。特別な一日に。
2017年03月10日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習でした。

 気温も温かくなってきているので、短距離の出力が高まります。
 新バトンに関しては他校のチームと比べても非常に高い質になってきています。
 全てスポーツは気持ちが先。結果はあとです。

 自分が抱えている感情、事情、そういったものを競技場に持ち込むのではなく、
 チームの士気を上げるために何ができるか考えること。
 自分がつらい気持ちだからこそ、後輩のため、チームの仲間のために明るく振る舞う
 プラスの言葉をかける
 走ることに集中する
 そして誰よりも楽しむ
 最初は一人かもしれない
 でも、自分のその姿勢が周りを明るくしてチーム全体が明るくなる
 それがチームに貢献するということ
 自分の行動一つでチームを変えられる
 他の人ではなく、
 自分がこのチームに責任を持っているという自覚。
 自分がやらずに誰がやる
 そういう意識を持つ人が増えたとき、
 また新たな扉が開きます。
 まだ見たことのない景色を見るために。

<練習ベスト更新者>
加速20
坂本、藤森、浅見
800×4
小雪
2017年03月11日
 おはようございます。
 春が刻一刻と近づいてきています。
 駅伝チームの方の雰囲気も少しずつ上向いてきました。
 1カ月後、自分が何を目指しているか、3カ月後、半年後の自分を常に思い浮かべながら、未来の自分のためにできることを今やり遂げること。
 真剣な想いは必ず届く。
 周りにも。
 自分にも。
 結果にも。
 今日は高校の卒業式でした。
 アスリートして挑める特別な期間の終わり。
 何ができるか。
 何を残せるか。
 他校の生徒が思わず振り返るくらいの真剣な想いを背中に宿し、
 前へ進む一歩を。
 
2017年03月14日
 おはようございます。
 更新が遅れました。

 昨日は多摩湖駅伝選考会がありました。
 そのあと、夜までずっと会議があり、高2の先生たちとの食事会があり、その裏でたっくんが指を痛めて病院に行ったところ以前骨折した腕が実は曲がってついてしまっていることが発覚。ゆうちゃんは喘息。僕も足の状態から日曜日のマラソンを諦めるというトリプルダメージがあり、流石に更新できませんでした。

 今年の多摩湖駅伝は女子チームの方は怪我人などの影響で出場できなくなりました。代わりにOGチームが出場するので、頑張ってもらいたいと思います。男子チームの方も部員は3名しかいないので、法政高校陸上部プラス1というチームで出場します。もう一人はOBの渡辺ひろと君が走ってくれます。大学でも工学部体育会で走り続けています。正規のチームではありませんが、応援のほどよろしくお願いします。

<駅伝選考会8000>
2年 平 29分51秒84
1年 田所 34分35秒04
2017年03月14日
 おはようございます。
 更新が遅れました。

 昨日は多摩湖駅伝選考会がありました。
 そのあと、夜までずっと会議があり、高2の先生たちとの食事会があり、その裏でたっくんが指を痛めて病院に行ったところ以前骨折した腕が実は曲がってついてしまっていることが発覚。ゆうちゃんは喘息。僕も足の状態から日曜日のマラソンを諦めるというトリプルダメージがあり、流石に更新できませんでした。

 今年の多摩湖駅伝は女子チームの方は怪我人などの影響で出場できなくなりました。代わりにOGチームが出場するので、頑張ってもらいたいと思います。男子チームの方も部員は3名しかいないので、法政高校陸上部プラス1というチームで出場します。もう一人はOBの渡辺ひろと君が走ってくれます。大学でも工学部体育会で走り続けています。正規のチームではありませんが、応援のほどよろしくお願いします。

<駅伝選考会8000>
2年 平 29分51秒84
1年 田所 34分35秒04
2017年03月16日
 おはようございます。
 春がやってきたかのような気候でした。
 短距離は今シーズン最後の300+100の400。
 今度やるのはシーズンが終わってからです。
 その時、自分が何を達成しているのか、何ができるようになっているのか、そういうイメージを持ってください。
 今できないことが、数カ月後の自分ならきっとできる。
 私は常に進化する、のです。
 そして明日はTTです。

<練習ベスト更新者>
400
林、浅見、山口
2017年03月17日
 おはようございます。
 今日は中学の卒業式でした。

 育成で秋からずっと頑張っている小雪さんの晴れの姿を目に焼き付けました。
 これから始まる高校での3年間、夢を叶えられる瞬間が来ることを願っています。

 そして今日は短距離TT。
 冬の練習の総決算。
 本番を意識して走りました。
 条件としてはまだまだこれから良くなっていきます。今の時期の、練習でのTTでベスト更新。冬の練習の方向性が正しかったことが確認できました。あとは、怪我なくシーズンに入るのみ。
 男子は何人が11秒台に4月中に突入できるか、女子も13秒台が3人は欲しいところです。その先に見える4継は、勝負できるところまで届くはずです。短距離陣の表彰なるか。

<TT>
男子100
1年 小野寺 12秒23(PB更新)
1年 坂本  12秒26(PB更新)
1年 大山  12秒42(PB更新)
1年 山口  12秒78

女子100
1年 河野 13秒75(PB更新)
2年 林  14秒11
1年 浅見 14秒28
1年 藤森 14秒33

男子200
1年 小野寺 25秒24(PB更新)
1年 大山 25秒64(PB更新)
1年 坂本 25秒84
1年 山口 26秒63(PB更新)

女子200
2年 林 29秒92
1年 浅見 30秒30
2017年03月18日
おはようございます。
今日は暖かな気候のもと、短距離、中長共にいい練習ができました。
短距離は昨日のTTに引き続き、出力マックスの60。大会をイメージして2日目の感覚を養います。
中長は男子は駅伝に向けての調整。女子は春季大会に向けてギアアップ。
久しぶりのスピードでまだまだ違和感がある状態ですが、冬にかけて取り組んできた練習でスピードの中でのフォームがずいぶんときれいになっているメンバーがいました。
今日から新学年。
1年生は2年、2年は3年となります。
3年生は待ったなし。これまでの2年間の全てを合わせたもの以上の1年になるように、濃密な時間を過ごしてほしいと思います。

<練習ベスト更新者>
60
大山、坂本、林


2017年03月23日
 おはようございます。
 久しぶりの部活となりました。

 多摩湖駅伝は男女ともに怪我人で人数が揃わず棄権となりました。
 残念ですが、今日から気持ちを新たにスタートをしました。

 短距離の新バトンの方はがっちり固まってきています。
 完全に上手くいかなくても、タイムロスをそれほどすることなく確実に渡るようになっています。
 大会の時でも、同じ条件を作り出すことができれば、大丈夫だと思います。
 春季大会で試してみるので、楽しみです。

 中長は一日走らなければ感覚が崩れる世界。
 この部活がなかった期間、一人で練習したことで学んだこともたくさんあると部長の平君が話をしていました。
 走ることができなかった人ほど、痛感したことだと思います。
 苦しいけど、走れることで自分に対する自信が満たされていく感覚を。
 走ることでしか得られないものがあります。
 今日の練習で感じ取ったことを大切にしましょう。

<練習ベスト更新者>
50
大山、坂本、藤森、浅見、河野、山口
1000

SP1500
小雪
2017年03月24日
 おはようございます。
 今日は強風の中での練習でした。
 風も冷たく、4継のTTには少し条件が良くない1日でしたが、その方がいろいろと経験にはなります。
 向かい風の中での距離調節には最高の機会となりました。
 また一つ不安な要素がなくなりました。
 男子4継のバックストレートがもろに影響を受けてバトンが難しい状況でしたが、あらかじめ対策を考えさせていたおかげできちんとつながりました。タイムはロスしましたが、タイム以上に大きな収穫がありました。
 強風、更に気温も冷たい中でしたが、バトンの完成度は確認できました。
 あとは個人がどれだけ伸びるか。チームのために個人のタイムを0.5秒削れれば、4人で2秒変わります。女子は学年別大会で選抜基準タイムをクリアするところまで目指しましょう。

 中長も今日の練習で自信を取り戻すきっかけが作れたと思います。
 冬にやってきたことは確実に自分の中に眠っている。
 あとはそれを目覚めさせればいいだけ。
 そこから更にもう一度ピークを総体都予選までに持ってくることができれば、新たな扉が開くはずです。


<4×100MRTT>
山口→坂本→大山→小野寺 49秒50
藤森→河野→浅見→林 55秒88


<練習ベスト更新者>
2000×2

800×2
松井、小雪(初)
400×2
三浦、松浦
2017年03月25日
 おはようございます。
 
 今日は中長は昨日、一昨日の疲労取り。
 そして、短距離は後半走。
 シーズンに入るとできない練習もあります。
 技術面でももう一段階上がっていかないと目標は達成できません。
 あともう少しだったのに、のラインは見えていますが、わずかな差で達成できなかった時の悔しさは想像を超えます。
 最後は、歯を食いしばって頑張った人だけが笑えるのです。
 もう一段階、上げていきましょう。

<練習ベスト更新者>
150後半走
大山、坂本、林、山口
2017年03月28日
 おはようございます。
 春季大会まであと4日となりました。
 今日も武蔵野陸上競技場でいい練習ができました。
 他校も続々と練習を本格的に始めていて、熱気が出ていました。
 天気などの影響で十分な練習ができていない部分もありますが、冬の間もずっとレースを意識した練習を継続し、TTを行ってきたので間違いなく一歩リードできています。
 中学の頃の経験がないというハンデを少しずつ挽回したこの半年。
 比べることで自分の成長が感じられるかもしれないし、まだまだ勝負にならなくて跳ね返されるかもしれない。
 それでも、去年の春の君たちと比べれば、確実に成長した1年間だった。
 失うものは何もない。
 挑戦する春季大会にしよう。

<練習ベスト更新者>
20
浅見、河野
40
浅見、河野、小野寺
60
大山、坂本、藤森、河野
80
坂本、藤森、浅見、河野(パーフェクト)、山口、小野寺
2017年03月30日
 おはようございます。
 今日は東大和南公園での練習でした。

 気温が10度を超えました。
 素晴らしい条件での練習となりました。
 短距離の新バトンもいくつか更に改良点を見出し、実践に近づけました。
 中長にとっては描いていたシーズン前とはかけ離れたところからのスタートでしたが、何とかレースに迎えるだけの状態にはなってきました。
 春季大会は冬の練習の決算であり、1年前の自分からの通知表であり、これから始まる6カ月続くトラックシーズンの初戦です。
 4継は、法政の名を背負うに値するチームとなれたのかどうか、レースを重ねるごとに自分たちへの自信と、チームの誇りを身につけていってもらいたいと思います。
 例え当日雨が降っていても、本気で集中している人の上には雨は降りません。
 法政高校陸上部、初戦、始まります。

<練習ベスト更新者>
800×2
松井、小雪
2000×2
小畑、平
2017年04月01日
 おはようございます。
 2017年初戦が行われました。

 →春季大会初日の結果
 →春季大会初日の様子

 生憎の雨、そして気温が6℃。凍えるような気候での大会となりました。
 短距離にとってはタイムを出すのが非常に難しい条件でしたが、それでもほとんどの部員がセカンドベストくらいのタイムを出すことができていました。総体支部予選ではベスト更新できると思います。しかし、自分のベストを更新することを目標にしていても勝負にならないことも実感したことだと思います。悔しい思い、自分はもっとできる、そういう強い気持ちが大切です。
 1500では松井さんが順調にベストを更新。育成だった小雪さんも1200M地点まではトップを走っていましたが、急な腹痛でペースダウン。あのままだったら5分45秒は切れていました。
 そして何より、4継での収穫が大きかったです。
 新バトンができるのか、僕らのバトンは特別なので準備が必要です。
 それが環境的にできるのかどうかを見極めることが何よりのポイントでしたが、できることがわかりました。
 準備に関しても今日は完璧にできたとは言えないので、まだまだ余白があります。
 更にバトンに関しても、少しも不安になることなくパスができていました。
 準備のところが80点くらいだったために、削れるはずのタイムを削ることができなかったので、同じ条件でやってもタイムは上がります。更に気温、試合を重ねていくことによる体の進化が伴えば、まだまだ天井知らず。
 女子は組1位でゴールすることができました。終わった後に感想を聞いたら、3走の浅見さんが本当に楽しかったと言っていました。確かに、写真で見てももの凄い笑顔で走っていました。

 僕たちはまだまだできる、そう実感した2017年初戦となりました。
2017年04月02日
おはようございます。
春季大会2日目でした。

2日目結果
2日目の様子

 昨日とは打って変わって春の日差しの中で行われた大会。
 短距離は200でしたが、昨日の100タイムペースより速く走れました。気温が上がれば、100でも十分ベスト更新できていたことが確認できました。
 しかし個人の成長の話をすれば気温は重要ですが、みんな同じ条件で走っているのです。勝負を考えた時に、まだまだ戦えないことは率直に認めなくてはいけません。
 800は冬季につけた最大酸素摂取量量がしっかり機能していることが確認できました。総体支部予選に向けてスピードをつけていきます。
 5000も怪我などありましたが、冬につけた心肺機能が土台となっていることが確認できました。
 僕達がやってきたこと、僕達しかやらなかったことが通用することの実感と、僕達に足りなかったことをライバル達から学ぶことができた春季大会。
 見えるのは、都総体への扉までの確かな道のり。
 一気にギアを上げて突っ走るのみ。
2017年04月03日
 おはようございます。
 気持ちを新たに練習です。

 春季大会の2日間で部員たちの中にも大きな変化が生まれようとしています。
 いろんなものを感じ取った初戦。
 新しい景色が見えてきました。
 まだまだ足りていない部分を見つめなおし、新たな自分を見つけるのです。
 今日は自分自身が速くなりたいという気持ちを強く持つことと、
 0.01秒の差で都大会を逃してきた先輩たちの話をしました。
 納得できる差なのか、後悔が残るのか、
 競技に謙虚に向き合うしかないのです。
2017年04月04日
おはようございます。
今日はグラウンドコンディションが悪い中での練習でした。
春季大会の前と比べれば、ずいぶんと意識をしながら取り組むことができるようになりました。
今日はこの前特集されていたジャマイカのコーチ(ボルト所属チーム)の言葉を紹介しました。
日本の子供達は競争しようとしない。
ジャマイカの子供達は競争を恐れない。
競争することで自分に足りないことを知るのだ。
そこには、闘志をむき出しにしてかけっこをしているジャマイカの子供達の様子がありました。
日本の子供達は満たされすぎてしまっている。
生活への不安、将来に対する絶望の中で生きている子供達にとってウサイン・ボルトの成功は象徴的なものです。
ジャマイカの子供達はみんなが次は自分の番だ、自分がボルトになるんだと信じて走っているのです。
日本では、普通に高校を出て、普通に大学を出れば、普通に就職ができて、生きていくことができます。
今、頑張らなければいけない理由がないのです。
ジャマイカの遺伝子とか、そういう科学的な側面から短距離の活躍を見ることもあります。実際にジャマイカ人特有の遺伝子(短距離に有利な)は存在します。
でも、それ以上に大きいのは、次は自分の番だという気持ちで、裸足で競争を繰り返す、子供の頃からの積み重ねなのです。
結局、全ては決意と努力。
先に決意があって、伴って努力。
走ることが自分の全てだと言う人に、君達は勝てるか。


<練習ベスト更新者>
60カーブスタート
坂本、林
60加速
坂本
VO2Max
松浦、松井、三浦、小雪

2017年04月05日
 おはようございます。
 今日は小春日和の最高な環境で練習できました。

 自分で速くなること
 競争を恐れないこと
 少しずつそういう意識が見えてきた一日でした。
 毎年、法政大学体育会陸上部で頑張っているOBがせっかく来てくれても、自分から何も質問しないで機会を無駄にしてしまうことが続いていますが、今年の夏はどうなるでしょうか。
 チームとして成長していることを願います。
 今日の練習は楽しかった。
 同じことをみんなで願い、目指せば、楽しくないわけがないのです。
 最後の結果が出るギリギリの瞬間まで
 できると信じて共にもがくのです。
 結果よりも、
 そのもがいたことが君たちの宝物になるはずだから。

<練習ベスト更新者>
400×6
小畑、松井、小雪
20
藤森、田所(初)
40
浅見、田所(初)
2017年04月07日
 おはようございます。
 もの凄い風の中での練習でした。

 総体支部予選が近づいてきています。
 気持ちはあっても、変化は急には起きません。
 一段ずつ上がっていくしかないのです。
 他校の練習を見ていても、この時期に手を抜いて練習をしているところはありません。
 みんな同じ目標を目指して一生懸命努力しているのです。
 勝負はほんのわずかな差になります。
 同じ練習をしていても、ただ走っている人と、少しでも今の自分より理想に近づけようという意識で考えながら取り組んでいる人とでは1週間後、2週間後には大きな差が生まれます。
 現状維持ではなく、常に新しい可能性を追い求めて。
 個人のことも、
 チームとしても。
 総体支部予選まであと15日。

<練習ベスト更新者>
加速20
坂本、浅見、山口、田所(初)
2017年04月08日
おはようございます。
今日は雨。
マルチ教室でビデオ学習会を行いました。
1本目は、日本郵政の鈴木亜由子選手。小学生の頃からの活躍と、高校生での故障、それを支え続けた家族を視点に作られたものです。2年間走ることができなかったという状況の中で、希望を失わずコツコツと努力を積むことができたことが現在の活躍につながっています。
どのスポーツでも、故障を始めとした上手くいかないこととぶつかります。それは時に溢れるばかりのモチベーションを一気にゼロにするほどの威力を持つこともあります。
大切なのは、そうしたときにresilienceを持てるかどうか。再び挑戦しようと柔軟に考えられるかです。
2本目は、ジャマイカの短距離コーチの特集。千葉県の中学校に教えに来た時のものです。走ることは全て、高校も陸上が強い学校に行きたい、将来は福嶋選手のように活躍したいという夢を持った女の子。人一倍意識高く取り組んでいるはずなのに、結果に結びつかない。ジャマイカのコーチは競技との関わり方について精神的なアドバイスをしてくれます。
起きてしまったことは受け入れなくてはいけない。自分にセカンドチャンスを与えること。諦めない力を身につけること。失敗は終わりではない。そこにチャンスがある。
失敗して終わりではなく、そこから始まるのです。
そういう姿勢を身につけること、そして良き先輩として自分を磨いていくこと。
総体支部予選まであと14日。

2017年04月10日
 おはようございます。
 今日は新歓でした。

 1年間、この日を待ち続けるサイクル。
 新入生が入ってきて、陸上部を知ってもらって、走ることについて学んでもらい、何のために頑張るのか4継や駅伝で実感して、陸上部を好きになる。チーム戦を大切にする以上、次の陸上部を背負っていくメンバーは必須ということもありますが、それ以上に大切にしていることがあります。
 説明会に来てくれた人には話しましたが、原点は僕自身の高校時代。
 あの頃感じたこと、経験したことが今の自分を形作っていて、どんなにつらいことや、思っていたこととは違うことが起きたときでも、それでもやっぱり前向きになって頑張ろうと思えるのは高校3年間で自分が体験した貴重なことのおかげ。
 僕はそれをみんなにも経験してほしいと思っています。
 それが原点です。
 高校3年間が終わるとき、自分は今後どう生きていくか、何を大切にするか、そういう景色が見えるように、そういう場所になるように陸上部を作っていきたいと願って顧問をしています。
 そして、それが少しずつ、確実に形になってきていると感じています。
 これまでの先輩たちは僕と同じ想いをして卒業した人もいれば、そうでなかった人もいました。悲しい思いをして卒業した人もいます。
 そのことに対しては本当に申し訳なかったと、今でも思うことがあります。
 起きてしまったことは受け入れなくてはいけない。
 そこから学び、先に進む。
 僕たち法政高校陸上部はまだまだ成長の途中。
 君たち一人ひとりが貴重な歴史の担い手であり、いずれ法政高校陸上部を振り返った時に、僕はきっとこう言うと思います。
 「あのとき、あいつらがいたから、今の君たちがあるんだ」と。
 今の3年生を想う時、そうであるように。
 想いが一つになれば
 最高の3年間になる。

2017年04月11日
おはようございます。
今日は生憎の天気。
体育館での練習となりました。

中長は体育館ですが、予定通りのメニュー。
短距離は体育館でのメニューを確定させました。
自主練でもできるメニュー。
継続してやることで確実にスピードを上げられるメニューです。
コツコツとやってください。
努力は裏切らないと言いますが、それは決して結果のみの話ではありません。
他の人がやらないことを継続して積んだ人だけが得られる自信があり、
それは結果に左右されない強さにもなります。
結果に左右されないということは、レースに集中することができるということです。
自ずと結果につながる。
つながらなくてもいいけど、
結果としてつながる。
だから努力したことは裏切らないのです。

2017年04月12日
 おはようございます。
 1年生はオリエンテーションキャンプに行っているので、体験は金曜日からを予定しています。

 今日は総体予選に向けての集中練習。
 気温も温かく、最高の条件の下で練習できました。
 体の動きを確認しながら、一気にピークまで持っていく準備期間。
 コンディション数値が30を超える状態をキープしましょう。
 食事、睡眠、心、練習、その4つのバランスがコンディション数値になっているので、どれかだけ良くてもだめです。
 心も、体も、内側も、状態を整えて、階段が目の前にあると思わず2段飛ばしで上りたいくらいの状態を作っていきましょう。
 季節は君達の味方です。
 あと10日というこの時間は特別。
 ドキドキしたり、
 緊張したり、
 そうした時間が過ごせていることに感謝すること。
 誰しもがそんな時間を過ごせるわけではありません。
 君たちがやっていることが特別な証拠。
 法政高校陸上部だからこそ、経験できることの一つ。
 試合までの過程を楽しむこと。
 スタートラインに着くまでの全てがレース。

 総体支部予選まであと10日。

<練習ベスト更新者>
400×2
三浦
2017年04月13日
 おはようございます。
 今日は最高の環境で練習できました。

 桜が散る小春日和の武蔵野陸上競技場。
 健康診断が午前中、平日午後スタートということで貸し切り状態。
 短距離はチーム戦が控えているので、細かな調整が必要な時期ですが、良い雰囲気で練習できました。
 失敗したことも含めて、成長です。
 中・長も実践を意識してのメニュー。
 それぞれが会心の一撃を出す練習となりました。
 希望の春、やってきました。
 総体支部予選まであと9日。

<練習ベスト更新者>
400
松浦、三浦
1000×2
小畑、平、小雪
2017年04月14日
 おはようございます。
 今日は新入部員体験会でした。

 新入生が来てくれたおかげで、上級生のモチベーションが高く、楽しい雰囲気で練習することができました。
 2年生もいよいよ後輩を指導する側です。
 自分が学んできたことを一生懸命伝えようとしていました。
 短距離、中・長、そしてマネージャー、それぞれが多くのことを伝えながらの練習。
 体験なので、本格的な練習はまだまだ先ですが、練習が本格的になればなるほど、他のことでは得られない充実感があることは間違いなしです。心に残る風景があります。雨粒に光が反射してキラキラしている中で走ったこと、4継のアップに向かう王者の風格、駅伝のつらさの先にある栄光のゴール、陸上部に入らなければ見れない景色が待っています。
 同じ気持ちで共に走れる人、それを支えるマネージャー、待っています。

<練習ベスト更新者>
50
大山、藤森、浅見、河野
300
松浦、三浦
STT
平、小雪
2017年04月15日
 おはようございます。
 今日は野球応援の前に東京体育館陸上競技場で練習しました。

 ここ数年、そこにあることには気づいていましたが、実際に使うのは初めてでした。
 200Mトラックと小さいですが、施設としては全てが揃っていて何より選択肢が増えたことが単純にうれしくて最高の一日でした。
 練習自体は土曜日午前中という一番混む時間帯らしく、小さな子もたくさんいたので気を付けなければいけないことがたくさんありましたが、無事今日やろうと思っていたことは全てできました。
 去年までだったら諦めていた日が、コンディションを維持するための貴重な一日に変えることができたことに感謝。
 野球応援では、3年前に出した卒業生たちがチアリーダーとして活躍していたり、応援団に入っていたり、大学野球部で頑張っていたりとみどころ満載でした。
 彼らが卒業したのも3年前。
 あれから3年が経ちました。
 飯盛君や、丸田さんたちの代。
 僕が担任団で、陸上部の顧問で。
 あの3月の寂しさは今でも忘れられません。しばらく失恋したあとのようなショックを引きずりました(笑)。
 そして4月に入ってきたのが、今の3年生の代。
 新しい物語の最終章も近づいてきています。
 3年前の後悔を繰り返さないように、一日、一日を一生懸命進むのみです。
2017年04月17日
 おはようございます。
 今日も体験の部員が来てくれました。

 総体週間が始まりました。
 自分の体と、心と対話する時間です。
 一つ一つの作業、全てが自分の中のbelief system(できるという自信)を確固たるものにしていくためのもの。
 できるという気持ちでスタートラインに立てれば、結果は関係なく、それまでの練習は成功しているのです。
 君たちは2017年できっと多くのことを成し遂げると思います。
 その第一歩。
 大きく踏み込んだものにならなくても、去年より少しでも前に踏み込んだものになれば、君たちが描いている物語の遥か先まできっとたどり着ける一年になります。

<練習ベスト更新者>
400×2
三浦
800×2
松井
2000×2
小雪(初)
60
大山、浅見、山口
80
大山、坂本、藤森、浅見、山口
2017年04月18日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習でした。

 17時閉場、という過密なスケジュールなので、練習に来られる日が限られてしまうこの時期。
 今日の練習は大切です。
 中・長はこのところの練習の成果を試す良い機会とすることができました。
 自信を取り戻す会心の一撃的な練習ができることは多くありません。今日がそういった一日になった人は幸せです。
 しかし、短距離の方は男女ともに4継の合わせをすることができませんでした。
 何が足りないのか、チームとしてしっかり反省する必要があります。
 日々の練習という過程の先に試合という結果がある。
 過程のない中で出るものは結果とは呼ばず、運任せのギャンブル。
 しっかりとした過程があって、その上で天の時、人の和、地の利を味方にする。
 栄光への道は狭い。
 最後の最後、本来できたはずのことができなかった時、自分が失うものは大きい。
 ちょっとした気の緩み、準備不足、考えがいたらなかったこと。
 総体支部予選に向けて、ライバル達は今日も充実した練習をしていました。

 総体支部予選まであと4日。

2017年04月19日
 おはようございます。
 新入部員も入ってきて新たな気持ちでのスタートです。

 今日の練習で総体支部予選に向けての集中練習は終わりました。
 ここからは一気に調子をピークに持っていき、自信を持ってスタートラインにつくことだけ考えましょう。
 去年のベストと勝負する人、
 1年前の今頃の自分と勝負する人、
 支部の中での8番を目指して勝負する人、
 それぞれ目指すものは違うと思いますが、結果ではなく、その結果にいたるために自分が何をすべきかを目標にしましょう。
 ベスト更新、ではなく、そのために何をすべきかを考えるのです。
 Within My Control (自分でコントロールできること)をコントロールするのです。
 君達は間違いなく新生法政高校陸上部です。
 誇りを持って走りましょう。

 総体支部予選まであと3日。

<練習ベスト更新者>
2000
小雪
2017年04月21日
 おはようございます。
 総体支部予選1日前です。

 今日は井の頭トラックで気持ちの良い天気の中、
 新入部員と体験の子も交えてにぎやかな練習となりました。
 レース前日、どうしてもピリピリしてしまいがちですが、高1の子達が来てくれたおかげで明るく楽しい雰囲気で練習をすることができました。
 明日、明後日と総体支部予選が繰り広げられます。
 冬の練習も全て、この日のためにやってきました。
 2年生も、1年前と比べると大きく成長しました。
 1年前にはできなかったことが、今ならできる。
 チームとしても、去年のチームに足りなかったものが今は備わっている。
 先のことを考えたらまだまだ道のりは正直長いけれど、
 振り返ってみたら君たちが走ってきた道のりも相当長い距離になっている。
 先が長いということは、それだけの可能性があるということ。
 失うものは何一つない。
 挑戦しよう。
 I'm ready. I'm ready. How about you? ―Usain Bolt (before the moment of his breaking the world record)

2017年04月22日
 おはようございます。
 総体支部予選初日です。

 →総体支部予選初日結果
 →総体支部予選初日の様子


 残念ながら男女ともに4継は出ることができませんでしたが、個人の方ではベスト更新の連発。レースを重ねていくことでまだまだタイムは上がります。女子の13秒台前半、男子の11秒台前半でメンバー全員が走れるようになれば4継での突破も見えてきます。
 そのために必要なのは、自ら目標を実現しようとする強い意志。
 その確固たる想いが短距離における最も重要な最初の1歩を力強いものに変えるのです。
 今日のレースでも予選を突破した選手たちはみな、スタート前から気迫が目に宿り、体全体から覇気がみなぎっていました。
 スタートラインにたどり着くまでに何をしてきたかなのです。
 努力してきたものだけが宿すことのできるもの、そしてそれは同じ経験をしてきた人にしか見えないものでもあるかもしれません。まずはそういう選手に気づく力を磨くこと。人の努力に目を向けることです。
 そして1500。二人ともとても良いレース運びでした。練習してきたことが形になる、それを実感できるのは幸せなことです。同時により高みを目指す切り替えの時。まだまだできるし、これから始まるのです。

 総体支部予選二日目、歴史を作るとき
2017年04月23日
 おはようございます。
 総体支部予選二日目です。
 →総体支部予選2日目結果
 →2日目の様子


 僕達のベストを尽くしての戦いは厚い壁に跳ね返されました。
 それでもそれぞれに成長が見られ、まだまだできるという自信も手にしました。
 法政高校陸上部という枠で考えれば、大きな成長がありました。
 でも、何より大きかったのは努力が報われることを実感できたこと。
 さらなる高みを目指すために、もっと努力が必要だと実感できたこと。
 去年の陸上部にハイライトがあったように、今年の陸上部にもハイライトがあります。僕の中ではいくつか描いているものがあり、あとはどうすればそこにたどり着けるのか、その指導の仕方を考えるのみです。
 僕達はきっと最高の一年を過ごすことができるし、君たち自身が同様に夢を描けば、僕が描いたハイライトよりももっと素敵な形が待っているかもしれません。
 物語を紡ぐのは一人ではなく、部員みんなの想いがあってのこと。
 夢を描こう
 素敵な夢を
 最高の一年を
 最高の夏合宿を
 次は学年別大会
 一人でも多くの人生初表彰状を
2017年04月24日
 おはようございます。
 学年別大会に向けてスタートです。

 新入部員も今日から本格的な練習が始まりました。
 部活の雰囲気もこれまで以上に活気にあふれています。
 これまであまり見られなかったような明るい表情が見られます。
 スポーツを極めるという以上、どうしても苦しいことや、頑張らなければならないことがあります。
 でも、スポーツの基本は楽しむこと。
 楽しいという感覚がなければ、頑張ることもできません。
 1年生のやる気も凄まじいものがあります。
 まずはそれぞれのブロックでしっかりつながりあって、夏合宿ではブロック関係なく部屋割りをしていくことで上下左右全て仲良くなれるようにしていきます。
 法政高校陸上部という縁のもとに集まった仲間。
 どんなことでも話せるような信頼関係を築いていってもらいたいと思います。
 新たな目標に向かってのスタート。
 君たちの陸上人生が始まります。

<練習ベスト更新者>
1000
福澤、川田、矢田、彩奈
2017年04月25日
 おはようございます。
 風の強い中、井の頭で練習でした。

 1年生もモチベーションが高く、疲労がたまっている中で無理をして怪我をしてしまう部員もいましたが、それだけ一生懸命やっていこうという気持ちが伝わってきます。
 上級生も総体支部予選での悔しさを学年別にぶつけるべく、一段ギアを上げて練習に臨んでいる姿が見られます。
 メニュー自体がこれまでより少し勝負をかけているものなので、微妙な体調の変化や、疲労を感じたらすぐに伝えるように言っています。
 練習・食事・睡眠の3つは同じだけの比率で重要度を占めているものなので、しっかり栄養を取ること、睡眠時間を確保することが怪我をせず記録を伸ばし続け、描いた自分を越えていくためには欠かせません。
 本日保護者会のお知らせをお子様を通じて配布しましたが、スポーツ栄養に関する考え方などもそのときにお伝えしようと思いますが、それまでの間もできるだけタンパク質、カルシウム、鉄分を意識的にとらせるようにご家庭でもご協力いただけると幸いです。
 陸上部員となるために必要な知識はたくさんあり、これから毎日覚えることがたくさんあります。その一つ一つをしっかり身につけ、昨日までの自分を越えていくのです。
 私は常に進化する。


<練習ベスト更新者>
400×6
福澤、川田、矢田、瀬崎、小雪、沢部、三浦
200×3
大山、山口
2017年04月26日
 おはようございます。
 雨に降られず、練習ができました。

 3日連続のポイント練。無事できた人はしっかり体をケアして、明後日の練習に備えましょう。
 練習して筋繊維が傷つくと、病気などにも感染しやすくなります。
 練習、その後のケア、セットです。
 自分の体と対話することです。
 体の声に耳を傾け、ちょっとした異変もきちんと察知し、コントロールする。
 一回の練習ができればいいのではなく、毎回の練習に万全の状態で臨むことができるように。
 今日できたことはリセット。
 次に向けて準備が始まる。
 その繰り返しが上手い人ほど、順調に記録を伸ばしていけます。
 自分のタイムがチームのタイムにつながる話をしました。
 同時に、競争することを恐れてはいけません。
 競争することで自分に足りないことがわかるからです。
 負けたのは今日の自分。
 でも、明日は新しい一日の始まりなのです。

<練習ベスト更新者>
LTRun40分到達者
小雪、松井
2017年04月28日
 おはようございます。
 ギリギリの挑戦が続きます。

 5日間という練習日を最大限集中したものとする、
 体がついていけるかどうかギリギリのラインが続きます。
 大変なことをやっている、
 これまで以上にしっかり栄養を考え、睡眠時間を確保しないと体がもたない、
 そういう意識がないと怪我からは逃れられません。
 それでも僕たちは成長し続けたい。
 5日間という決して多くはない練習日を最大限の効果が出るものに。
 その先に待つのは、新しい景色。

<練習ベスト更新者>
VO2Max10分達成者
松浦、松井、三浦、小雪、福澤、川田、矢田、瀬崎、沢部、小畑
2017年04月29日
 おはようございます。
 東大和南公園で練習しました。

 今日はこれまでの練習の中でも最大級の混み具合でした。
 改めて陸上競技のすそ野の広さを実感させました。
 これだけたくさんの子達がみんな同じ目標のもと、日々限界に挑みながら練習しています。
 1秒でも速くなりたい。
 中学生の頃からそう願いながら毎日走ってきた子達がライバル。
 練習が裏切らないことを実感すればするほど、その差は大きなものとなります。
 意識もそういう子は高い。
 練習量、意識、経験、それらすべてで負けていて、勝てる要素などあるのか。
 だからこそ、必要なのです。
 圧倒的なほどの想いが。
 誰よりも速くなりたい、
 絶対に負けたくない、
 どうすれば自分は速くなれるのか。
 痛いほどの想いが溢れたとき、
 時間も、経験も、素質も、全てを超越した新たな力が生まれるのです。
 想いが先、パフォーマンスはそのあと。

<練習ベスト更新者>
100
箕浦(初)
3、2、1
松井(初)、小雪(初)
1000
矢田、瀬崎、沢部
SP1500
小畑(初)
SP800
三浦、松浦
2017年05月01日
 おはようございます。
 今日は雷注意報が出ていたので、学習会にしました。

 見せたのはボルトに関するビデオを2本と、ジャマイカのコーチが千葉の中学校に教えに来る特集の男子版。
 競争することを恐れないこと
 できなかったのは今日までの自分、明日はきっとできる
 自分で速くなること
 責任は全て自分にある
 学んだことはたくさんありました。
 1回分の練習以上のものを心に宿してくれたらいいと思います。
 すべては想いから始まる
 最高の日々を作り出すのは自分次第
2017年05月02日
 おはようございます。
 今日は最高の天気のもと、練習できました。

 男子短距離は久しぶりの4継通し練。
 成長が見られました。最初の山口君、坂本君のところはすぐ近くで見ていましたが、完璧にきれいにはまりました。坂本君、大山君のところもきれいにつながりました。最後の大山君、田所君のところはまだ改善の余地はありますが、上達しています。
 昨日のスポーツ心理学講座をどう捉えるか。どう自分の力と換えていくか。それが問われた一日だったと思いますが、意識が変わったのを感じられる子が多かったです。
 人は基本的にはネガティブで、弱い生き物です。
 常にできない理由を探し、自分以外のところに責任を持っていこうとします。
 でもそうした自分の弱さに気がつけば、
 気がついた瞬間から変えることができるのも人間です。
 陸上部になぜ入ったのか。
 走ることが好き
 速くなりたい
 一生懸命頑張っている姿に感動した
 そして何より
 自分を変えたい
 そう思った瞬間から人は変われる
 たった一日でも人は大きく変われるし、
 そうした日々を積み重ねて迎える学年別大会ならきっと
 届かなかった目標も越えられる。

<練習ベスト更新者>
50
大山、坂本、山口、箕浦(初)
STT
福澤(初)、瀬崎(初)
2000
沢部(初)、彩奈(初)
1000
小雪、矢田
2017年05月04日
 おはようございます。
 今日は東大和南公園での練習でした。

 思った以上に涼しい風が吹き、競技場もこの前ほど混雑していなかったため快適に練習できました。
 短距離はスタートのところのステップワークを課題にし、その後の男子4継の通し練では大きなミス。
 その原因をきちんと考え、ミスを起こさないための準備と対処法について考えさせました。
 練習でできていないことは本番ではできません。
 本番の時だけ細やかな気配りをして準備をするのではなく、普段の練習からしっかり準備していく。
 心も、体もしっかり整える。
 そうでなければ良い練習にはなりません。
 中長は400メニュー。
 練習前、練習後アドバイスをもらいにくる選手は強くなります。
 良い結果につながるために自分がしなければならないことを明確にするためです。
 やはりすべては準備。
 練習に入る前に今日やることのシミュレーションをして必要なことをリストアップし、つまらないミスで結果が変わらないようにすること。
 そして気持ちをしっかり作ること。
 途中苦しくなったときに何を思うか、どう自分を立て直すか、何ができればOKなのか、自分で決めるのです。
 何度挑戦しても今日の自分にはこれしかできなかった、そう思えるような練習を積み重ねれば後悔などすることはないからです。

<練習ベスト更新者>
400×6
松井、三浦、小雪、沢部、彩奈(初)
2017年05月06日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習でした。

 暑さが本格的に始まりましたが、中長はものすごい快進撃を見せました。
 記録が出るときは部活の雰囲気も明るく、気持ちよく、何か予感のようなものがあります。
 逆に記録が出ないときは雰囲気が重く、活気がありません。
 練習に入る前の雰囲気づくりが大切です。
 今日の練習は陸上の神様に与えられた贈り物だと思い、慢心せず、感謝の気持ちをもって次の練習に向けて準備しましょう。
 来週のTT、そのあとの試験期間中の自主練をどうするかもにらみながら、勉強も毎日必ずやること。
 学年別で表彰される人とされない人の違いは、目の前のことに100%集中して取り組めるかどうか。
 トラックでは走ること、机の前では勉強すること。机のないところでも使える時間は全て勉強に向けるべきです。
 そうして時間の使い方を覚えると、僕がなぜ部活の集合時間の前の過ごし方にあれほど怒るのかも実感として理解できるようになるからです。
 人類で初めて1600Mを4分切って走ったRoger Bannisterは医大生で昼休みの1時間しか走ることに使えませんでした。でも、その1時間を誰よりも大切に、過密に使って練習し、人類の限界を超えたのです。
 一つのことに集中できる人は、どんなことに対しても集中できるし、自分ができないことを何かほかのせいにしたりしません。
 文武両道とは、試験前のことではなく、365日全てのことです。

<練習ベスト更新者>
600
三浦、松浦
200
三浦
1000+500
小雪、沢部、彩奈、小畑
2000+1000
松井、福澤、川田、矢田、瀬崎
2017年05月09日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習でした。

 今日は短距離、中・長ともに会心の一撃となりました。
 これまでやってきたことが報われる瞬間。
 陸上をやってきて良かったと思える時間です。
 短距離は4継TT。女子は怪我でできませんでしたが、男子はこれまでのタイムを更新しました。
 少しずつ自主練をする人数が増え、意識が高まり始めているのが結果として微笑みました。
 陸上の神様は非常に厳しいので、少しでも気持ちが薄らげばすぐに罰を与えてきます。
 緊張感を持ち続けること。
 中・長は連日のポイント練の疲労感が残っている中での練習でしたが、それを上回るモチベーションで好記録連発。
 自分にもできるんだ
 これまで天井だと思っていたところの先に進む快感は味わったことのある人にしかわかりません。
 陸上だけが持っている魅力の一つ。
 さぁ、自信をもって金曜のTTを迎えましょう。

 男子4継TT 47秒92(TB更新)

<練習ベスト更新者>
1000×2
松井、福澤、川田、矢田、瀬崎
1000
小畑、小雪、沢部
600
三浦、松浦

2017年05月10日
 おはようございます。
 雨も何とかもちました。

 こういう日にきちんと練習できるかどうかは大会で結果を出す学校とそうでない学校の大きな違いになります。
 今日は恵まれていました。
 全てのブロックで金曜日に向けてこれまでやってきたことの確認をすることができました。
 スポーツで結果を出すための三本柱は「練習・栄養・睡眠」です。
 練習に関しては終わりました。あとは栄養と、睡眠。
 金曜日のTT、普通の人にとっては何の変哲もないただの平日ですが、法政高校陸上部にとっては、その部員にとっては特別な1日です。
 結果がどうであれ、そういう1日を過ごせることに感謝。
 ワクワク、ドキドキした状態で過ごせる1日ほど有意義なものはありません。
 失うものは何もない。
 練習を信じてスタートラインに立ちましょう。

 陸上部の新歓の動画を卒業生に送ったら、OGの松家さん(動画に出てくる瀧澤さんと三鷹駅伝ゴール後に抱き合ってる先輩、リトルなでしこリーグでサッカーと両立していた800の記録保持者)からメッセージが届きました。
 「おはようございます!2017年ムービーよかったです!!
  今年こそはしっかりと伝統を継承してくれている後輩たちの姿を見に行きたいです!
  引き続き頑張ってください!!」
 大学では体育会ラクロス部で、日本一を目指して走ってる先輩です。
 同じ法政高校陸上部という伝統を背負って。
2017年05月12日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場でTTでした。

 1年生にとっては初めてのTTとなる人が多く、緊張と期待と入り混じった表情をしていました。
 2・3年生にとってはこのTTが学年別大会への基準となることがわかっているので、緊張感もまた一段階高いものに。
 勝負の時。
 競争を恐れてはいけない。
 競争することで、自分に足りないものがわかるから。
 今の自分に足りないもの。
 明日の自分にはまた新しい可能性があるのです。
 今日の結果は法政高校陸上部の新たな可能性を見せてくれました。
 そのことを一番痛感したのは君達だったはずです。
 まだまだできる。
 努力は裏切らない。
 ここまで来たことを忘れないこと。
 そのためにした努力を忘れないこと。

 そして明日からは試験前。
 この2週間こそ、自分と陸上の関わり方が試されます。
 やらされているのか、習慣となっているのか。
 1日走らないだけでも感覚が失われます。
 2週間走らなければ、4月・5月で上げた部分がまた最初から振り出し。
 時間は作るもの。
 日曜日、家の近くの公園や、競技場でVO2Maxをやるだけなら30分。
 平日、昼休みに体育館でSF25秒を5セットすることもできる。
 どこかで一日朝練を家の近くか、できる環境でやることもできる。
 大切なのは、たった10分という時間を作り出そうという熱意があるかどうか。
 走ることが自分にとって習慣となっているかどうか。
 習慣となっていることに対してはできなければストレスがたまります。
 少しでも走ることでむしろすっきり勉強もできる。
 僕は365日、そうありたいと思っています。
 君達にもそうあってほしいと思います。
 部員全員がそういう意識になったとき、新しい景色が見えるはず。

<TT>
女子800
2年松浦 2分33秒03(TTベスト更新)
2年三浦 2分45秒23(TTベスト更新)

男子1500
3年 小畑 4分46秒18(TT初)

女子1500
1年 小雪 5分51秒93(TTベスト更新)
1年 沢部 6分03秒58(TT初)
1年 彩奈 6分33秒08(TT初)

3000女子
2年 松井 12分43秒96(TT初)

3000男子
1年 川田 11分37秒49(TT初)
1年 矢田 11分50秒96(TT初)
1年 瀬崎 12分10秒55(TT初)
1年福澤 12分40秒41(TT初)

男子100
2年 大山 12秒25(TTベスト更新)
2年 坂本 12秒49
2年 山口 12秒65(TTベスト更新)
2年 田所 12秒84(TTベスト更新)
1年 箕浦 13秒23(TT初)

女子100
2年 浅見 14秒17
3年 林 14秒20
2年 藤森 14秒52
2017年05月24日
 おはようございます。
 今日は試験明けの練習となりました。
 そして来週の土曜日には学年別大会。
 レース2週間前がどういう時期なのかはわかっているはずです。
 文武両道、できる人は当たり前のようにできますが、できない人にとっては非常に難しいことだと思います。
 どちらかをやめるのではなく、継続する。常に継続する。試合前だけ走るのではないし、試験前だけ勉強するのでもないのです。
 一般の学校の受験生は毎日6時間勉強しながら、部活の時間を確保し、進学先が保証されていない不安の中で戦っています。
 時間がどれほど大切なものなのかを試験前だけ痛感するのではなく、試合前だけ頑張るのではなく、毎日の積み重ねの中で習慣的に行っているのです。
 それは誰かからやれと言われてできることではありません。
 結局、それをやろうとするのは自分の意志。
 自分にとって走ることがどんな対価を支払ってでもやりたいことだと思える人は、例え周りの状況がどんなにそれに反するものであったとしても道を見つけ、進んでいくのです。
 陸上は、普段の生活から姿勢を正したり、弱い自分に打ち克つために面倒くさいことでも率先して取り組むようにしたり、力を効率よく伝えるために体の脂肪を減らし、筋力をつけ、お菓子を食べずに酸素を通しやすくする食材を食べ、そうしてようやく1秒を縮めることができる競技です。
 1秒を縮めることの難しさを知っているからこそ、1秒も無駄にできない。
 走ることは学ぶことと同義であり、学力が高い人ほど競技力も高くなります。
 なぜなら、走ることが自分にとって大切なことであると自ら定義しなければそういった努力は継続できず、走ることと自分の生き方がつながっていると思うからこそ、いい加減な態度で取り組むわけにはいかないからです。
 恥ずかしくない自分でありたい、とはそういうことです。
 たくさんのことを学び、成長してください。

<練習ベスト更新者>
 1000+500
 彩奈
 2000
 瀬崎
2017年05月26日
 おはようございます。
 久しぶりの済美での練習でした。
 朝は雨。降り続いていたら練習できないところでした。
 最後の最後は運です。
 まだ陸上の神様は見捨ててないようです。
 今日はいい練習ができました。
 やる気があっても環境に見放されると練習できないこともあります。
 だから練習できることはやはり奇跡。
 練習はきついし、苦しい、でもやっぱりできることはうれしい。
 明日は井の頭の状態次第では予定していた見学会ができないかもしれません。
 乾燥してくれることを祈ります。

<練習ベスト更新者>
30、50
箕浦
1000
彩奈
2017年05月27日
 おはようございます。
 今日は陸上部保護者会&練習見学会でした。

 お忙しい中、たくさんの保護者の方が参加してくださいました。ありがとうございます。
 前日までの雨で井の頭トラックも滑りやすい状態でしたが、何とか練習できました。
 お子さんの頑張る姿を見ていただくことができてよかったです。
 そして、一週間後は学年別大会が始まります。
 人生初の表彰状を手に入れられるかどうか、勝負です。
 とは言っても、急に速くなることはできません。
 日々の積み重ねで少しずつ目標タイムに近づいていくしかないのです。
 ただ、その目標があるかどうかは大きな違いです。
 自分がどうなりたいのか、せめて明日、明後日、来週何をできるようになりたいのかイメージをきちんと持っておくことが大切です。
 上手くいくこともあればいかないこともある。
 でもそれは競争していく中で発見することであって、目標に向かって努力し、競争していなければ気づかないまま終わります。
 TTの日だけが特別なのではなく、毎回の練習が挑戦の連続。
 足が重かったり、体調が悪かったり、条件が悪い中でもどこまでできるか。
 それはレースの日も同じ。
 必ずしも絶好調で臨めるわけではありません。
 でも、僕がベストを出す日はたいてい、朝起きたときに少し体がだるく、なんか風邪気味なような気がするときです。
 そこから一歩踏み出すことができるかどうかが大切なのです。
 保護者の皆様にはお子様のそうした挑戦する姿をご覧いただき、最大のサポーターになっていただけたら幸いです。

<練習ベスト更新者>
10+100
山口
VO2Max10分到達者
松浦、松井、小雪、福澤、川田、矢田、瀬崎、沢部、彩奈、小畑
2017年05月29日
 おはようございます。
 今日も引き続き井の頭での練習でした。

 コンディション数値が全体的に少しずつ上がってきています。
 表情も明るくなってきました。
 今日は明日、明後日へつなげる練習でした。
 陸上の場合、レース1週間前には結果が出ているとする考え方があります。
 それまでやってきたことを信じ、疲れを癒す時期。
 そして更に鋭く研ぎ澄ませていく。
 量ではなく質です。
 苦しいことから逃げるのではなく、苦しいことに挑めるだけの心のエネルギーを充填することも必要です。
 練習・栄養・睡眠、この3本柱がしっかりできれば、今まで見たことのない景色を見ることができるはずです。
 まずは、武蔵野陸上競技場という絶好の環境で行う明日の練習、勝負です。

 学年別大会まであと5日。
2017年05月30日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習でした。

 ここでの練習は気合が入ります。
 大会前ということもあり、疲れを切り離してしっかり練習することができました。
 スポーツ栄養学のレポートの返却もしました。
 走ることが目的である以上、体を大切にしなければ続けられないスポーツ。
 テニスであればラケットに頼ったり、野球であればグローブがあったりしますが、陸上は自分の体とシューズのみ。
 その二つは何よりも大切なものなのです。
 今日の練習を頑張ることができたのもその相棒が頑張ってくれたから。
 明日の練習ができるかどうかは、今日の夕飯と、10時前に寝ることができるかどうか次第。
 早く寝て、早くに起きる習慣を身につけること。
 特別なことではなく、習慣にすること。
 それを実践するだけでも、気づくことがあります。
 時間には限りがあるということ。
 だからこそ、大切にしなければならない。
 栄養と睡眠も。
 勉強をして、走って、食べて、寝る。
 バランスを取りながら、一日も休むことなく。
 学校での勉強は当たり前のこと。それ以外の時間を使って勉強すること。今日も。
 意識して、勉強をして、走って、食べて、寝る。
 最初は意識しなければできなくても、それが習慣になればそうしなければ気持ち悪くなる。
 高校生のうちにそういう習慣を身につけられたら、きっと素敵な未来が待っている。

 学年別大会まであと4日。

<練習ベスト更新者>
250後半走
大山、河野
1000
沢部、彩奈、小畑
500
小雪、沢部、彩奈、
2000
松井、福澤、川田、矢田、瀬崎(全員)
1000
瀬崎
2017年05月31日
 おはようございます。
 学年別大会前、最後の追い込み練習となりました。

 昨夜の予報では雷注意報が出ていたので、練習できるかどうか不安でした。
 これも君たちが拾ってきたゴミや、ルールを守ることなどでつかんだ運。
 まずは練習できたことを感謝しましょう。
 昨日の練習の強度が非常に高かったので、正直練習できるかどうか非常に微妙なラインだった部員も多かったと思います。
 足が重い。
 自信がない。
 タイムが出なかったらどうしよう。
 そういう気持ちを経験したと思います。
 それは全て君たちが試合前に経験し、乗り越えなければならないものです。
 全てのスポーツは自分との戦い。
 何を成し遂げたら自分がやってきたことに価値があるのか、
 それを決めるのは自分自身。
 タイムで自分の価値を決められてしまう残酷なスポーツ。
 自分の限界なんて思い知らされたくない。
 それでも、恐怖に打ち克って一歩前に走り出すことができるかどうか、
 そういうスポーツ。
 走ってきた道は消えることなく、何かを得ることはあっても失うことは絶対にない。
 恥ずかしい自分にならないために、
 なりたい自分になるために。
 目の前に最高のスタートラインが見えている。

 学年別大会まであと3日。

<練習ベスト更新者>
400×6
沢部、福澤、矢田、瀬崎
400×2×2
三浦、松浦
2017年06月02日
 おはようございます。
 今日は明日の試合に向けて最適化だけやりました。
 陸上部だからこそ味わえるレース前の気持ち。
 不安感と、期待感。
 他のスポーツとは違い、相手は関係ありません。
 自分がやってきたことが数字となります。
 少しずつ、目の前にある壁を乗り越えていこう。
 最初から遥か高いところにあることを目指すのではなく、まずは今の自分にできること、ちょっと頑張れば達成できそうなことを目標に。
 一つずつ小さな階段を上り続ければ、いつか大きな目標も見つかるようになる。
 自分のやっていることに意味が見いだせれば、
 それに伴う努力が努力ではなくなっていく。
 私は常に進化する
 今日できなくても、明日ならきっとできる。

 学年別大会まであと1日。
2017年06月03日
 おはようございます。
 学年別大会初日でした。
 →学年別大会初日結果

 今日は引率できなかったので、一日中気になって仕方ありませんでした。
 PTAも終わり、結果を確認すると短距離が実質みんなベスト更新達成。
 男子は朝練を自主的に続けてきたことが力になっています。
 次の大台まであと少しなので、悔しかった部分もありますが、短距離は暑くなればなるほどタイムは上がっていくので実力で上げる部分と、気温 で上げる部分と重ねれば、次の大会では大幅更新も夢ではありません。
 怪我をせずに練習を継続することを第一に考えましょう。
 小畑君の走りは見ることができず残念でした。
 1500のデビュー戦。転向してからまだわずか1ヵ月ほどなのでまだまだこれから。
 夏には化けるはず。質の高い練習を重ねることで自信をつけていきましょう。
 そして、明日は、法政高校陸上部の大勝負。
2017年06月04日
 おはようございます。
 学年別大会2日目でした。
 →2日目結果
 →2日目の様子


 昨日の全員ベスト更新という勢いに乗り、今日もチーム一丸となって走りました。
 まずは1年女子の1500
 沢部さんが中2の東京駅伝当時のような抜群のペース感覚を見せ、彩奈さんが最初飛ばして危なかったところを僕の指示が聞こえたらしくそのあとペースを取り戻し後半はグングンスピードを上げ、小雪さんは3戦目の堂々とした走りで30秒台に入り、3人とも予想を上回る好タイムで入りました。
 そのあとの女子800
 松浦さんは1周目の入りが予定したタイムにぴったり乗っていましたが、前半少し速かったところを途中で合わせてタイムを乗せたので2周目が遅いままのペースに乗ってしまったため惜しくもベスト更新にはなりませんでしたが、見事5位で表彰状をもらいました。三浦さんは1周目前半速めでしたが、後半をセーブし、2周目前半をペース通り、後半を上げることができ、40秒を切り一気に6秒近く更新しました。
 男女3000は最初のオーバーペースが共通してありましたが、練習で予測できた結果は出すことができました。
 予測を超えるかどうかは、走る前にどこでラップを取るか、何回目のラップでゴールなのかなど事前の準備と、絶対にやりきるという心の準備です。

 4継
女子は出すつもりがありませんでした。怪我で練習できていないからです。練習の先にレースがある。練習で鍛えているのは体だけでなく、心。いろんな想いがつまったときに、力が湧くのです。しかし、直前の練習はできていなくてもこの冬、他のチームがバトン練をやらない中、ずっと継続してやってきました。このチームでできる最後の4継ということで、怪我をおしての出場。そしてベスト更新。
 男子の方も課題が見えましたが、事前に目標にしていた46秒台に入ることができました。
 ということで、今回の大会はほぼ全員がベストを更新、初レースの部員は設定して目標を達成することができました。
 しかし、満足していいかどうかは自分が一番わかっているはずです。
 足りなかったのは走るのは自分だという覚悟です。僕の作ったメニューを自分のものにできるかどうか。
 キーワードは自分です。
 自分に足りないことを自分で認識し、それを自分の力で克服しようとしているか。
 誰に命令されてるわけでもない、自分の意志で走りたいから走っているんだ。
 速くなりたい、
 誰か陸上を教えて欲しい、
 そういう心の奥底からの欲求です。
 そういう気持ちが練習の時から見られる部員が多く、今回のレースは見ていてすごく興奮しました。
 また、結果が出たことは本当にうれしいです。
 写真に写っている君たちの表情がこれまでとまた一つ違って見えるのは気のせいではないと思います。
 今年のチームスローガン『仲間』になれたでしょうか。
 友達ではなく、仲間。
 グループではなく、チームへ。
 たった一つの共通する目標のために、自らを捧げ、共に切磋琢磨する。

 学年別大会は始まりの大会。
 夏合宿、その後の多摩、私学、そして都新人予選を経験し、今年のトラックシーズンが終わるとき。
 君達は一体、どうなっているか。
 イメージできることは叶えられる。
 Seek and you shall be given(求めよ、さらば与えられん)
 Seize the day.
2017年06月05日
 おはようございます。
 今日からはまた新しいスタートです。

 競争することで自分に足りないことがたくさんわかったはずです。
 それを一つずつ変えていけるように何をしていけばいいのか考えることが可能性です。
 可能性が見えている限り、明日が来るのが楽しみに感じられます。
 足元から一つずつやっていきましょう。
2017年06月06日
 おはようございます。
 武蔵野陸上競技場での練習でした。
 レース2日後、疲労が出てくるタイミングですが、今日から昼練を始めました。
 共に陸上ができる時間も限られています。
 少しでも一緒に過ごす時間を増やすことはチームにとっても大切なことだと感じました。
 レースは終わっても、私学大会の選考会が待っています。
 また自信を持ってスタートラインに立てるように、誇れる自分であり続けられるように。
2017年06月07日
 おはようございます。
 今日は短距離・中長ともに全体での練習でした。

 短距離は10歩バウンディングをカウントで行う形式でゲーム的な雰囲気で楽しむことができました。マネージャーの杏さんの持って行き方も上手かったので、男女関係なくみんなで楽しむことができました。
 中・長も今日はオールペース。みんなで同じペースで走ります。女子は5000、男子は10000を同じペースで一緒にやりました。先に女子が引き、一人2周ずつで先頭が変わります。女子は12.5周なので、10周まで一緒にやり最後の2.5周をフリー勝負。男子は女子がいなくなってからの先頭を引き継ぎ、ラスト3周をフリー勝負。一人で走ると長く感じるのですが、このメニューはあっという間に感じます。
 チーム全体が一体感を感じる練習となりました。
 同じ方向を向いていると感じます。
 いろんな選択肢がある中で、それでも陸上のためにいくつかを犠牲にし、そうしてでも成し遂げたいものがある。
 そういう集団になってきていると思います。
 今から、夏合宿が楽しみです。
2017年06月10日
 おはようございます。
 今日は済美での練習でした。

 昨日のスポーツ大会の疲労が残る中、最初はみんな不安そうな表情をしていました。
 体が重い。
 設定を切ることができないのではないかという不安。
 しかし、実際に走ってみたら思ったより走ることができ、改めて自信につなげることができた人もいました。
 昨日のスポーツ大会では陸上部は流石に際立つ走りをしていました。
 たった1年でも大きく成長していることを、一般の生徒と比べるとはっきりわかります。
 1年前までは同じだった、もしくはもっと遅かった。
 毎日目標をもって練習に取り組み、
 そのなかでは必然的に失敗とも向き合わなければなりません。
 忘れてはいけないのは、答えは全て失敗の中にあること。
 失敗はたくさんのことを教えてくれます。
 でも、答えは教えてくれません。
 ヒントだけ。
 だからたくさん試してみなければはじまらないし、その道の半ばで諦めてしまう人もいます。
 それでも最後まで試すことをやめなかった人だけ、
 勝者となる可能性があるのです。
 あくまで可能性だけ。
 でも、諦めた人にはその可能性はない。
 だから練習するのです。
 自分で目標をもち、工夫し、結果としっかり向き合って。

<練習ベスト更新者>
1000+500
福澤、川田、瀬崎(全て初)
600+200
三浦
200
松浦
30
浅見

2017年06月12日
 おはようございます。
 スポーツ大会の疲れがなかなか抜けない部員もいますが、みな明るい雰囲気で練習に取り組んでいました。
 短距離も最初の加速を見直す練習で課題を見つけることができました。
 中・長はレースペースでの最大酸素練習。きつい練習でしたが、よくやりきりました。
 次は私学大会選考会。
 そこに向けてしっかり状態を作ることが最大の目標です。
 1回の練習で強くなろうとするのではなく、少しずつ自分の成長を感じられる日々を過ごすこと。
 無理をすれば一気に振り出しに戻ることもあります。
 つらくてもゴールまでの距離は変わりません。目の前の一歩を踏み出すことでしか、ゴールには近づけません。
 自分の限界を見極めつつ、少しずつ進化すること。

<練習ベスト更新者>
VO2Max10分達成者
松浦、沢部、福澤、川田、矢田、瀬崎、三浦
15加速20
大山、山口
2017年06月13日
 おはようございます。
 今日は雨の中武蔵野での練習でした。

 気温も低く、風邪をひくことが心配だったため、ミーティングは全てなしにして、メニューをやって終わった人から解散。
 短距離のメニューは一部省略。
 限界体制の中、それでも集中して練習することができました。
 中学生も来ていて、むしろ高校生より沢山いました。雨で体育館という選択も楽ですが、こうした環境できちんと練習できたことは成長に繋がります。
 勝負はほんのわずかな差で決まります。
 その差はこういうなんの変哲もない日に、楽な選択をしなかったかどうかです。
 練習できたことに感謝。

<練習ベスト更新者>
30
大山
50
山口
400メニュー
沢部、矢田、川田、瀬崎、福澤、三浦、松浦
2017年06月14日
 おはようございます。
 今日は井の頭での練習でした。

 昼練も第二回。
 合宿の雰囲気を思い出します。
 合宿の時は、朝起きた時から、夜寝る前までみんな一緒に行動します。
 結束が強まります。
 つらい練習でも、共に経験する仲間がいると、つらく感じません。
 昼練の効果はそういう部分にもあります。
 また、たった20分でも、工夫次第では走ることができるという感覚を身につけてもらいたいと思います。
 20分しかないのか、20分あるのか。
 時間の使い方を覚えるのです。
 時間がない、とは何かができないときに使う言葉ではなく、
 限られた時間を大切に使うという決意で使うべきです。
  いろんなことを試しながら、少しずつ変えていく。
 工夫をする。
 試行錯誤、その中から多くのことを学んでいくのです。
 I haven't failed. I have just found 10,000 ways that won't work.
  失敗などしたことはない。ただ10000通りの上手くいかない方法を見つけただけだ。
 ―Thomas A. Edison
2017年06月16日
 おはようございます。
 今日は天気に翻弄されました。

 武蔵野陸上競技場での練習でしたが、残念ながら雷接近のため、ほとんどトラックで練習できませんでした。
 夏合宿でも急な豪雨や雷に見舞われる年がありますが、自然には逆らえません。
 疲労がたまっている部分もあったので、恵の雷だったのかもしれません。
 明日の練習に気持ちを切り替えましょう。
 
 私学大会選考会まであと7日。
2017年06月17日
 おはようございます。
 今日は井の頭トラックでの練習でした。

 急に暑くなりました。涼しい日から急に暑くなった時は特に注意が必要です。
 飲み物はスポーツドリンク。ひとつまみ分の塩を添加してもいいです。
 そして今日から東京駅伝の三鷹市代表選考会組も少しずつ参加しました。
 今年は男子も女子も人数が多くなりそうです。
 一人でも多くの中学生に走ることに興味をもってもらえたらうれしいです。
 
 短距離はこのところ課題にしている加速局面での前傾を意識しながらの実践的メニュー。
 感覚をつかみ始めている人は記録を伸ばしています。
 中・長はオールペース。今日までの疲れを一度清算して、来週のポイント練にリフレッシュした状態で臨みます。
 その先に待つのは私学大会選考会。

 あと6日。

 しばらく前からMVP制度を作っています。今日からはMVPに☆をつけます。
<練習ベスト更新者>
100
大山、☆坂本、田所(初)
2017年06月19日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習でした。

 金曜日の私学大会選考会に向けて集中した良い雰囲気になってきています。
 気温もちょうどよく、すいていて、最高の環境で練習できました。
 疲労も少しずつ抜けてきて、状態は上がってきています。
 全員ベスト更新目指して。

<練習ベスト更新者>
1000
小雪、☆沢部
600
☆三浦、松浦
2017年06月21日
 おはようございます。
 今日は豪雨でしたので、学習室で学習会にしました。

 最初は3つのエネルギー系統について。
 次にトレーニング8大原則。
 そのあと映像で全日本大学女子駅伝に向けての特集。
 そしてボルト選手と桐生選手の対談。
 たくさんのことを学んでくれたと思います。
 どの学校もみんな一生懸命取り組んでいる。
 才能に恵まれている人ほど努力しているし、よく考えている。
 松山大学は50日間の合宿を敢行していますが、それはつまり合宿所に50日間缶詰になるということ。
 友達と夜遊びに行くこともできなければ、家族と団らんすることもできない。
 それはきっと、走ることがそんなに好きでない人からしたら耐えられないことです。
 走ることが大好きな人にとっても、毎日、毎日、自分の限界と向き合い続けることはやはり大変なことです。
 間違いなく、一人だったら耐えられないでしょう。
 でも、仲間がいる。
 先輩がいて、後輩がいる。
 その周りには、会ったこともない先輩たちもいて、大学の伝統を背負っている。
 陸上が個人競技だと言ったのは誰でしょうか。
 そこにボールがあって、パスを出す相手がいればチームスポーツで、パスをしなければ個人競技なのでしょうか。
 陸上は自分の代わりに誰かに走ってもらうことはできません。
 バトンを持った以上、次の走者につなげるのは自分の責任であり、任された区間では勝負から逃げることはできません。勝てない相手だからといって、パスをするわけにはいきません。
 自分のことを信じて待っていてくれる仲間のために、勝負しなければならないのです。
 こんなチームスポーツが他にあるでしょうか?
 そして、ボルト選手の言葉。
 世界一速い選手は、世界一温かい心を持った人でした。
 初めて会う桐生選手のために、桐生選手が安心して走れる環境を作ってあげてほしいと日本のメディア、陸連関係者に懇願したのです。
 ボルト選手はこう結びます。
 「楽しもう。我々のスポーツを」
 「スポーツは楽しむためにあるのだから」

 私学大会選考会まであと2日。
2017年06月23日
 おはようございます。
 今日は私学大会選考会でした。

 今日まで身体的にも、精神的にも大きく成長してきました。
 条件的も悪くない中でのTT。
 競争することを恐れないこと、
 その難しさを実感したのではないでしょうか。
 普段から自分のできることは何なのか、
 何ができないのか、
 その区別をしながらできないことができるようになるように取り組んでいる人は強い。
 勝ち負け以外の基準を自分で持っているからです。
 今日の自分が何ができたらOKなのか、
 そのOKラインをきちんと持っているかどうかなのです。
 自分ができないことをOKラインにしてはいけません。
 自分にできることにどれだけ集中できるか。
 逆に言えば、自分にできることが少なすぎると勝負にはならないのです。
 それはスタートラインに立つまでにやるべきこと。
 日々、積み重ねる部分。
 積み重ねてきたものがある人は強い。
 試してみたいことがたくさんあるから、常に挑戦者でいられる。
 今日の選考会は勝負でしたが、その結果よりも、勝負している君たちの姿を見ることができてうれしかった。
 単純にかっこいいと思いました。
 そういう瞬間に立ち会わせてくれたことに感謝します。
 君たちのおかげで、忘れられない一日になりました。

<私学大会選考会>
男子100
 2年 坂本 12秒03(ベスト更新)
 2年 山口 12秒20(ベスト更新)
 2年 大山 12秒23(ベスト更新)
 1年 箕浦 12秒60(ベスト更新)
 2年 田所 12秒87

女子100
 2年 河野 13秒75(ベストタイ)
 2年 浅見 14秒05
 2年 藤森 14秒25(ベストタイ)

男子200
 2年 大山 24秒37(ベスト1秒以上更新)
 2年 山口 24秒78(ベスト2秒更新)
 2年 坂本 24秒92(ベスト更新)
 2年 田所 25秒50
 1年 箕浦 25秒80(初)

女子200
 2年 藤森 30秒06(ベスト1秒以上更新)

女子800
 2年 松浦 2分31秒25(TTベスト2秒更新)
 2年 三浦 2分37秒39(TTベスト8秒更新)

男子1500
 1年 川田 4分56秒55(初)
 1年 瀬崎 4分58秒76(初)
 1年 矢田 5分04秒75(初)
 1年 福澤 5分08秒64(初)

女子1500
 1年 沢部 5分41秒38(TTベスト20秒以上更新)
 1年 小雪 5分45秒74(TTベスト6秒更新)
 2年 山本 6分12秒77(怪我明け)
 1年 彩奈 6分14秒00(TTベスト19秒更新)

以上の結果を踏まえ、怪我からの復帰状況などを鑑み、私学大会の登録は以下のようにします。

男子100
 坂本、山口

女子100
 河野、浅見

男子200
 大山、山口

女子200
 藤森、河野

女子800
 松浦、三浦

男子1500
 小畑、川田

女子1500
 松井、山本(怪我の回復状況により松浦)

男子5000
 瀬崎、矢田

女子3000
 沢部、小雪
2017年07月06日
 おはようございます。
 今日から練習再開です。

 久しぶりの練習が、猛暑日。
 熱馴化もされていない状況で、試験勉強のための寝不足、気を付けなければならない日です。
 無理をしないように念を押しながらの練習でしたが、メリハリをもって練習することができました。
 短距離は日本選手権の話から。
 トップの選手でも、成長をします。
 その成長のきっかけとなったことは何なのか、それを理解することで、自分の成長にもつながります。
 陸上の練習には全て背景となる理論があります。
 そうしたことの全てを意識しながらの質の高い練習を目指しましょう。

 そして、今の時期が意味するもの。
 夏合宿は特別な5日間。
 普段、部活に1回出られないことで悔しい想いをすることがない人でも、合宿で1日走れないことには涙を流します。
 まずは合宿できちんと走れる状態に体を仕上げること。
 無理はさせられないので、仕上がっていない場合にはストップをかけなければなりません。
 最後まできちんとやりきりたければ、そのための準備をしっかりする必要があります。
 そのあと迎える多摩大会、私学、そして都新人。
 夏には箱根駅伝を目指す飯盛先輩も、日本選手権に出ているレベルの選手たちと一緒に練習している安達先輩、法政高校女子記録保持者の岩橋先輩、そしてみんながよく知る田中先輩が来てくれる予定です。
 最高の夏が始まろうとしています。
2017年07月07日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習でした。

 猛暑の中での練習。
 昨日とは違い、内容も本格的になったため、きつさを実感していたようです。
 熱中症にならないようにしっかりと準備が必要です。
 それは霧吹き、扇子を用いての放射冷却で体を冷やすこと、スポーツドリンクで体内のナトリウム濃度を一定に保つこと、早寝早起きの習慣をつけ発汗する能力をきちんと保つことなど様々です。
 そうしたことをやっていても体調次第では熱中症になります。やっていなければ危険で練習をさせるわけにはいきません。
 遅くとも10時には寝るようにしましょう。
 それはこれから合宿を迎えていくうえでも必要な準備になります。
 しっかりとした準備をしたうえで今日の練習に臨むことができた人は結果を出せた人。
 準備をしていても結果が出るとは限りませんが、準備のない中に良い結果はありません。
 まずは夏合宿に向けて質から量へと練習が切り替わっていくのに対応できる体を作ること。
 走ることに対して甘い考えを持っている自分がいたら、夏合宿前に怪我をしたり、夏合宿中に走れないという本当につらい思いをすることになります。
 これまでの先輩たちも夏合宿で走ることができずに涙を流してきた先輩たちがいました。
 井の頭でのペース走で急に頑張りすぎて足を痛めた人、武蔵野陸上競技場の階段で転んで足をくじいて合宿に履くことのできないスパイクを持ってきて涙を流した人、ハーフマラソン最後の1周のところでくぼみに足を取られて捻挫しゴールできなかった人。
 先輩たちと君たちとで何も変わりはなく、同じ失敗をする可能性は十分にあります。
 大切なのは備えること。
 準備をすることです。
 絶対にそういう失敗をしないという強い覚悟と、自分の弱さを認識して周到に準備すること。

<練習ベスト更新者>
20
☆坂本、
80
大山、坂本
400×6
彩奈、矢田、☆瀬崎
2017年07月08日
 おはようございます。
 今日は猛暑の中、井の頭での練習でした。

 コンディション数値を毎回の練習で発表させています。
 今日の練習は危険だったので、コンディション数値をベースにメニューの量を決めました。
 短距離は24を超えていなければ2セット目は禁止。
 中・長はLTの継続時間をコンディション数値を分に換算して、プラス試験後に猛暑の中で練習した回数分をプラスした時間をマックスにそれ以上は絶対にやらないというルールで行いました。
 LTは普段なら40分から60分やることで効果が上がる練習ですが、終わった後の様子を見ていても、生徒自身が40分やっていたら危なかったと話をしていました。
 まだまだ暑さに対して軽く考えていた部分が今日まではあったと思いますが、今日の練習でその危険度もきちんと認識してくれたと思います。
 それでも夏の大会は今日よりもっと気温が高い中、今日よりもっと速度を出して走るので、しっかりと耐えられるだけの体を作っていかなければなりません。
 そのためには、練習・栄養・睡眠の三本柱をいかに充実させるかです。
 合宿で改善するのではなく、合宿までにしっかりと習慣づけておきましょう。
 9時就寝、5時半起床です。

<練習ベスト更新者>
300+100
☆坂本
LT
☆小雪
2017年07月10日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習でした。

 16時スタート。
 それでも暑いです。
 一人一人の体調を確認しながらの練習。
 中・長はオールペース。みんなで襷をつなぎながら5000を走りました。
 調子が悪く最後まで走れなかった人もいましたが、まずは自分の限界をきちんと知り、安全に走れるようになることが大切です。
 できなかったのは、今日の自分。
 明日の自分はまた新たな可能性があるのです。
 短距離も男女ともに体調不良者がいるためバトン練を通すことはできませんでした。
 それだけ暑さが体に与える影響は大きいということです。
 まずは、自分の弱さを認め、少しずつ備えていきましょう。
 1カ月後には大会です。
 安全にできなそうだと判断した場合は、どんなに走りたくても走らせません。
 走りたい気持ちは誰よりもわかっています。
 ボルトが言った言葉を覚えていますか。
 「楽しもう。スポーツは楽しむためにあるのだから」
 つらい練習もあります。きついことをやり抜かなければなりません。
 それでも、根っこにあるのは「走ることが大好きだ」という気持ちなのです。
 危ないことに挑戦するのではなく、安全に、楽しみながら少しずつ成長していけるように、日々備えることです。
 
2017年07月11日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習でした。

 練習開始の時の部員の表情が硬く、疲労が見て取れました。
 更に猛暑。
 大丈夫かと心配になりつつ、練習を見ていると不思議なことが起こりました。
 走っている間に部員たちの表情が明るくなっていったのです。
 セットを重ねるごとに、どんどん雰囲気がよくなっていきました。
 更に武蔵野陸上競技場のスプリンクラーが可動、虹ができました。
 夏は暑い。
 そして冬は寒い。
 つらいこと、いやなことに目を向ければ今を楽しむことを忘れてしまいます。
 夏だからこそ楽しめることがある。
 他校の生徒たちも、一生懸命練習していました。
 走ることに青春を捧げた同志。
 陸上は特別なスポーツです。

<練習ベスト更新者>
VO2Max10分到達
松浦、松井、☆三浦(15分超え)、小雪、川田、矢田、瀬崎、沢部、小畑、彩奈、福澤
2017年07月12日
 おはようございます。
 今日は済美での練習でした。
 
 合唱コンクールの練習が重なり、今日は2年生のみでの練習。久しぶりの小さな円陣でした。
 猛暑と一言で片づけられないくらいの熱波の中で800×4。非常に厳しい環境でした。
 先にメニューを終えた短距離の子達が自主的に霧吹きやドリンク渡しなど中長のサポートをしていました。
 2年生の代は入ってきた時からずっとこうでした。
 短距離も中・長も関係なく自然と助け合うことができる。
 それまでの先輩たちはどうしてもブロックごとの壁が存在していたため、本当に感動したことを覚えています。
 去年できなかった、本当に一つのチームになるときが近づいているかもしれません。
 最高の夏合宿になりますように。
 

<練習ベスト更新者>
800×4
☆小雪
2017年07月13日
 おはようございます。
 今日は井の頭での練習でした。

 会議と重なりどうしても行くことができませんでした。
 そんな中でのエンドレスリレー。
 今日の監督はマネージャーの杏さんです。
 杏さんには状況の確認、部員の疲労度を的確に把握してもらいました。
 いつもそうですが、特に今日はマネージャーがいなければできなかったと言えます。
 OB,OGにも声をかけたのですが、授業があり来れませんでした。
 今日ほどマネージャーのありがたさを痛感した日はありません。
 しかも、杏さんでなければ無理でした。
 明日からしばらくオフが続きます。
 しっかり体を休めつつ、普段できない練習を自分で考えてやってみることも必要です。
 自分で自分の練習を作る経験をすれば、人がメニューを作ってくれることのありがたさを痛感し、練習に今以上に身が入るからです。
 更にその練習の意味を考え、タイム結果だけでない、結果に至るためのプロセスを目標にすることができるようになります。
 これはスポーツ心理学ではとても大切なこととされています。
 家の近くをジョギングしてみるだけでもたくさんの新たな発見があります。
 自分の家の近くに狸がいたり、テンがいたりすること、夏にカブトムシが道路にいたこと、天気が良く、空気が澄んでいる日にはあるポイントで富士山が見えること、そんなことも走るまでは気づかないことばかりでした。
 少し遠くまで足を運べば、川にぶつかり、元旦には泊まりに来た高校時代の親友と初日の出をランニング途中に見たこともありました。
 走ることの楽しさを実感するいい機会です。
 Enjoy runnning.
2017年07月18日
おはようございます。
今日は井の頭で練習しました。

朝の時間、しかも曇っていたため、涼しく感じました。
これまでが猛暑だったので、尚更気持ちよく走れました。
生徒達が走り始める頃には陽が出てきて暑くなり、また厳しい環境での練習となりましたが、少しずつ練習できる力は出来てきました。
少しずつ熱馴化されてきています。
ただ、紫外線は皮膚にダメージを与えるだけでなく、皮膚を通過して内臓にもダメージを与えます。
食欲がなくなったり、消化がおかしくなったり、難しい時期なのでいつも以上に睡眠と栄養に気をつけましょう。
そしていよいよ迫ってきた都新人選考会。
目標を持つことで毎日が楽しくなります。
全てはあの舞台に立つために。
短距離であれば都大会4継、中・長であれば都駅伝。
個人で競い高めた力を、チームへと集束していく。
まずは競い合うことを恐れず、戦うところから。

<練習ベスト更新者>
坂本、藤森、☆浅見、河野、山口、田所、箕浦
2017年07月19日
 おはようございます。
 今日は井の頭での練習でした。

 短距離は夏合宿に向けて一度しっかり走れる状態を作っています。
 今日も長い距離のメニューが中心になりましたが、長い距離を走ることでフォームの基本が確認できます。
 今年の日本選手権でも、長年の絶対王者であった福島千里選手をついに超えた市川華菜選手も、200M、400Mと取り組んでいく中で100Mの走り方がわかったと言っていました。
 中・長は選考会に向けて実践的なメニュー。
 井の頭、そして暑さというハンデのある中ですが、みんな良い記録で走れていました。
 夏場は紫外線が内臓にもダメージを与え食欲が落ちます。
 水分補給のために冷たいものを飲みすぎることにより内臓の消化機能が更に悪くなります。
 トマトなど夏野菜を効果的にとることで、水分補給、そして栄養面でのバランスを整えましょう。
 1日の中で全ての栄養素を網羅しようとするのではなく、1週間という単位で、色とりどりになるように。
 肉・魚系は茶色、ご飯・うどん系は白、野菜は緑・赤、今日は茶色が多かったから明日は緑多めなど几帳面になることなく、ゆったりとバランスをとれるといいです。
 食事もスポーツも、そして人生も楽しむことが何よりも大切。
 友達や家族と会話しながら楽しんで食事をしましょう。

 都新人選考会まであと7日。

<練習ベスト更新者>
600
☆三浦
1000+500
☆福澤、沢部、川田、瀬崎、福島(1000)、松井
2000
小雪
2017年07月21日
 おはようございます。
 今日は法政高校野球応援でした。

 最初は陸上部の練習があるので応援には行けないところだったのですが、部員の方から応援に行きたい、応援の後に練習でも構わないという嘆願があったので、野球応援に行けることになりました。
 僕自身、高3の担任で、チャンスがあれば見に行きたいと思っていましたが、陸上部は陸上部で待ったなしの練習が続いていて、体への負担を考えるとなるべく涼しい午前中に練習を組みたいと思っていたので、野球部には野球部の戦いがあり、陸上部には陸上部の戦いがあるのだから仕方ないと思っていました。
 野球応援で一番心に残っているのは、試合前の練習の場面。ノック練で、植月先生が部員にノックをしている時でした。これまで何回も何回も繰り返してきたであろう練習。受けた人から上がる時には、みんなが手を上げてボールを呼び、前のめりになって植月先生に向かい合っているシーン。かっこよかったです。ずっと繰り返してきたことだから、伝わるものがありました。
 全国レベルのチームとの互角な戦いは、ちょっとした歯車のかみ合わせから勝敗を分けました。
 勝負という部分では結果がでましたが、今日の試合、どちらが印象を残したのでしょうか。
 法政のブラバン、チアの応援は選手一人ひとりに合わせ、事前にテーマソングを選手から希望を募り、選手の個性が溢れるものとなっていました。全校応援ではなくても集まった法政高校の生徒の数、チャンス法政がかかったときの圧倒的な声援は、相手のピッチングを確実に狂わせていました。清宮選手のホームラン記録が見たくて集まった人たちの目にも、きっと何らかの印象を残すことができたと思います。
 スポーツとは。
 勝ち負けを超えたところにスポーツがある。
 スポーツを楽しめ。
 スポーツは楽しむためにあるのだから。
 小学生の頃から続いた白球を追う日々が今日で終わってしまったたくさんの高校球児たち。
 願わくば、新たな目標を勉強以外にも持ち、実り豊かな人生を歩みますように。

 そして、僕たちは僕たちで水曜日の都新人選考会に向けて、ひたすら青春を駆け抜けます。

<練習ベスト更新者>
VO2MAX 10分達成者
小畑、瀬崎、福澤、矢田、福島、彩奈、☆山本、松浦、松井
2017年07月22日
 おはようございます。
 今日は井の頭での練習でした。

 今日は一人体調不良者を出してしまいました。
 頑張りたい気持ちを察して、止めるのが遅れました。
 具体的に何かが悪いわけではなくても、
 前の日によく寝付けなかったとか、
 微熱があるとか、
 練習直前にご飯を食べたとか、
 そういうちょっとしたことで危険な状態になることがこれまでもありました。
 僕の反省としては今後、本人の気持ちを考慮せず、安全かどうかでストップをかけることにします。
 ただ、部員全員がこのような状況になった時に何をなすべきなのかきちんと理解していたこと、
 そしてインスタントコールドパックも僕が持参したもの以外にも複数部員たちがちゃんと持って来ていたこと、
 本人も頑張ってスポーツドリンクを補給し、塩分をとろうとしたこと、
 それらが重なって病院での検査では熱中症特有の極度の脱水、ナトリウム濃度の低下は見られませんでした。
 走ることに伴う危険な部分をきちんと理解したうえで競技をしていくこと。
 特に夏はきちんと練習できるだろうかと前日に不安になるくらいの心の準備が必要です。
 部員の多くは、走ることに情熱をかけ、自分の価値観や、存在意義をかけています。
 でも、陸上なんて、たかがかけっこ。
 大人になるうえで、陸上から学ぶことはたくさんあると思いますが、それはあくまでプラスアルファ。
 人生とはもっと多様で、実り豊かなことで成り立っているのです。
 夢中になりすぎて一番大切なことを忘れないように。
 スポーツを楽しむこと。
 今を生きること。
 
 

<練習ベスト更新者>
40
☆草野
60
坂本、草野
80
坂本、箕浦
2017年07月24日
 おはようございます。
 都新人選考会前ラストの練習でした。

 短距離は60Mマックス練。
 そして男女ともに久しぶりの4継通し練となりました。
 1年生男子が入ってきたことで層が厚くなり、チーム内での競争意識が高まり一つ上のレベルに上がった男子4継。
 1年生男子から一人メンバーを借りて行った女子4継。
 どちらも見ていて、興奮する面白い4継となりました。
 1年生にとっては陸上がチームスポーツなのだということを実感する貴重な機会となったと思います。
 男子は夏の終わりの都新人、女子は来春の都大会、男女ともに勝ち取りましょう。

 中・長も佳境。
 800は設定を世界基準の計算式に戻したので一気に設定タイムが上がりました。メニュー表を見た瞬間に悲鳴を発していました。たっぷり時間をかけながらメニューに対して気持ちを作っていく過程、試合と同じ。アドレナリンが出ることによって使える筋繊維の量が増えます。筋肉にかける負荷が高いため、テストステロンも多く分泌されます。中距離選手に必要な筋肉の生成が促されます。今日の練習1本で、大きく体が変化したことだと思います。
 1500・3000も層が厚くなったことで競争が生まれ、意識が変わりました。人はやはり社会的な生き物なのです。人と関わることで自らを省みる、そうして進化していくのです。
 春・夏のトラックシーズンで高めた個人の力は、秋以降チーム全体の力に変わります。君たちは法政高校陸上部の名を背負って、いつだって戦っているのです。
 今日、横浜隼人高校の話をしました。142人の部員がいて、ベンチに入れるのは20人のみ。みんなチームのために、自分が戦いたいのです。それでも、122人は選ばれない。一人ひとりに野球にかけてきた時間と思い出がある。更に、お父さん、お母さんの想いも背負っている。選ばれた20人は、それら全ての想いを背負ってチームとして戦うのです。
 強いチームには強いだけの理由がある。
 君たちだって、背負うものがあれば、その分だけ強くなれる。
 自分を捨てて、チームのために何ができるか考えるとき。

<練習ベスト更新者>
 400
 ☆三浦、松浦
 800
 沢部、彩奈、☆福澤、川田、瀬崎、小畑
 
2017年07月26日
 おはようございます。
 今日は都新人選考会でした。

 雨。
 それもかなり強い雨。
 条件としては厳しい中でしたが、こんな日にここまで気持ちをこめて練習できるチームもそうそうありません。
 緊張感みなぎる選考会となりました。
 結果を出せた人も、出せなかった人も、それぞれが担う責任と、次への成長が必要です。
 今日感じたことは必ず陸上日誌に記すこと。
 そして、次の目標を立てること。
 It should be out of reach, but not out of sight.
 手が届かないところ、それでも視界にはとどまっている範囲の目標。
 次は、合宿です。

<都新人選考会>
女子800
2年 三浦 2分40秒40
2年 松浦 2分40秒45

男子100
2年 ☆大山 12秒32
2年 坂本 12秒50
1年 草野 12秒53
1年 箕浦 12秒68
2年 山口 12秒84
2年 田所 12秒87

女子100
2年 河野 13秒93
2年 浅見 14秒27
2年 藤森 14秒57

男子1500
3年 ☆小畑 4分50秒75
1年 川田 5分01秒25
1年 瀬崎 5分01秒44
1年 福澤 5分09秒12
1年 福島 5分39秒90

男子3000
1年 矢田 11分16秒32(PB更新)

女子3000
1年 小雪 12分21秒51(PB更新)


男子200
2年 大山 25秒02
2年 坂本 25秒26
1年 箕浦 25秒79(PB更新)
2年 田所 26秒41

女子200
2年 河野 30秒10
2年 藤森 30秒83
2年 浅見 31秒39

女子1500
2年 松浦 5分33秒98
1年 沢部 5分53秒92
2年 松井 6分02秒01
1年 彩奈 6分24秒16

<都新人出場選手>
男子100
大山、坂本、草野
男子200
大山、坂本、箕浦
女子100
河野、浅見、藤森
女子200
河野、藤森、浅見
女子800
松浦、三浦
男子1500
小畑、瀬崎、福澤
女子1500
松浦、沢部、松井
男子5000
矢田、川田
女子3000
小雪、彩奈

<男子4継>
多摩 田所、坂本、山口、大山
私学 箕浦、坂本、山口、大山
都新人 草野、坂本、山口、大山
2017年07月27日
 おはようございます。
 今日は井の頭での練習でした。

 昨日から急に冷え込み、風邪で体調を崩す部員もいますが、今日のメニューをやるには絶好の気候でした。
 短距離は100×15、中長は5000Mのオールペース。
 合宿では100×30という大きな山場があります。それに向けて短距離は7割くらいの力で慣らしていくメニュー。
 大山君と坂本君は限界にかなり限界に近い速度まで上げて走っていましたが、合宿ではこの倍です。
 僕も昨日、ちょっとした理由があって夜の就寝時間が10時30分過ぎになってしまいましたが、そんな状態では合宿は乗り切れません。
 9時に眠くなるサイクルをしっかり今から身につけておくこと。
 そして、食事。
 お菓子類は禁止。食事をしっかり食べられるようにしておきましょう。
 残すことは一切禁止です。アレルギーなどがある場合は必ず事前に伝えておくこと。
 5日間で、走ること、食べること、寝ることをしっかり身につけていきます。
 そして集団生活。
 朝起きた時から、夜寝るときまで、一緒に時を過ごします。
 こんなアメリカの研究があります。
 会社と、労働組合が労働条件に関して話し合いをしていました。あるグループには同じ昼食を、別のグループには別々のものを用意。同じ昼食を同じ空間で食べたグループが合意に至るまでの時間と、別の食事を別々にとったグループが合意に至る時間を研究した結果、同じものを同じ場所で食べた会社・労働組合が合意に至るまでの時間は平均して3時間ほどだったのに対し、別々にしたほうは4日かかったそうです。
 人は同じものを一緒に食べることで連帯感、絆が生まれることが証明されたのです。
 法政高校陸上部は歴代ずっと合宿が楽しみで仕方ないと言っていました。
 練習が楽なわけでもなく、他の部活のように遊びの要素があるわけでもないのに、部員たちは合宿が最高だと言い続けてきました。
 それはきっと、陸上部でずっと続けてきたことが何よりもはっきり実感できる機会だからだと思います。
 僕たちが絆で結ばれた仲間であること。
 最高のチームであること。
2017年07月28日
 おはようございます。
 合宿まであと3日。
 今日は疲労回復メニューでした。

 明日は短距離の4継TT。
 それが終われば、いよいよ合宿です。
 冬の長い距離中心練習から、春のトラックでのスピード練習。
 そして合宿で距離を踏み、24時間走ることを中心にする生活を堪能する。
 どうすれば速くなるのか、その答えは合宿にあります。
 そして合宿で成長した自分を多摩大会でぶつけ、私学、都新人はチームの代表が戦う。
 その先にあるのは、駅伝です。
 そのすべてを3回ずつ体験した先輩たちが今回も応援に来てくれます。
 大学の試験期間中なのにも関わらず駆けつけてくれるキキ先輩と大致先輩。
 感謝の気持ちを忘れてはいけません。
 そしていずれは君たちがその恩を返すのです。
 法政高校陸上部はそうやってつながり続けています。
 このHPを通じて、今は社会人となった先輩たちも君たちのことを応援してくれています。
 大きな大会や、駅伝があるときのカウンター数がそれを物語っています。
 法政高校のような小規模の学校で、2011年からスタートした新しいチームが経験できることではありません。
 夏合宿が現役として経験できるのは3回まで。
 何を成し遂げるか、過去の先輩たちの記録を見ながらしっかりと目標を立てておくこと。
2017年07月29日
 おはようございます。
 合宿前最後の練習でした。

 短距離は4継TT。
 男子も女子も熱い4継を見せてくれました。
 女子は人数が足りないので最後の4走に1年男子を入れての4継。
 最初に男子4継。
 女子の4走となった草野君も見守るなか、最高のバトンパスを山口君→大山君が見せてくれました。
 見ていた草野君も感動を覚えたようです。
 法政高校陸上部の4継は誰にも負けません。

<4継TT>
男子
 田所→坂本→山口→大山 47秒03(TTベスト更新)
女子
 藤森→河野→浅見→草野 54秒28(TTベスト更新)
2017年07月31日
 おはようございます。
 今日から8月4日まで合宿です。
 合宿ページへ
2017年08月09日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習でした。

 合宿後のオフ明け最初の練習。
 その最初が猛暑日。
 他校も本当にきつそうに練習していました。
 涼しいところから戻ってきて、まだ普通に生活するだけでも体が順応していません。
 部員たちも体調を崩しそうになりながら、ギリギリのところで練習しました。
 夏合宿でギリギリのところで頑張れたのは気候が涼しかったからです。
 東京で同じ感覚で頑張ってしまったら、大変なことになります。
 暑さの中では毎日少しずつできるようにしていくしかないので、焦らずじっくり状態を上げていきましょう。
 早く慣れさせようと、暑い中でたくさん練習をすることは内臓へのダメージが蓄積するだけなので、練習以外の時間は極力涼しいところで過ごし、食欲が落ちてしまうことなどないように上手く暑さとつきあっていくこと。
 多摩大会、私学大会も恐らく今日と同じような気温の中、今日以上の全力で走ることになると思います。
 この1週間の過ごし方、生活習慣、食習慣が安全に関わってくるので、気を抜かず、合宿の時の意識で取り組みましょう。
 明日は、安達先輩と大曽根先輩、大致先輩が来てくれるようです。
 現役VS最強のOB、4継対決なるか。

 駅伝メンバー、一次登録載せました→男女駅伝エントリーページへ
2017年08月10日
 おはようございます。
 昨日とは一転、涼しい気候での練習でした。

 中長も安心して練習に取り組めました。今日は短距離の真剣勝負。OGチームとの4継がありました。
 合宿に来てくれた大致君、そしてずっとコーチをしてくれていた大曽根君、さらに法政大学体育会の安達君。
 次元の違う走りに短距離部員も見入っていました。
 3人とも高校から陸上を始めました。
 大曽根君と、安達君は大学で更に記録を更新。
 走ることを続けてくれたことが何よりうれしい。
 そんな先輩たちの胸を借りて、4継。
 結果としては最後、安達君に一気にまくられて決着がつきましたが、チームでのベストは更新。
 風邪だったり、足を痛めていたり、部員の状態はよくなかったですが、それでもこの結果。
 高みを目指し、憧れることはスポーツの原点。
 そして、いずれ自分がそのような存在になりたいと思うことも大切。
 できると信じた人の前にだけ道は生まれます。
 今の自分に対して自信があるかどうかではなく、
 明日の自分を信じられるかどうか。
 無限の可能性を感じられるかどうか。

 4継TT
 箕浦→坂本→大山→草野 47秒01(TB更新)
(田所→大曽根→大致→安達 46秒20)

<練習ベスト更新者>
VO2Max
10分到達者
矢田、松井、☆山本、福澤、川田、瀬崎、沢部、彩奈、三浦、松浦、福島
2017年08月11日
 おはようございます。
 今日も引き続き涼しい中での練習でした。

 短距離は大会に向けてスタブロの確認をしました。
 スタートの練習もいろいろと改善点がありました。
 家でも練習できるので自主練をしていくこと。
 中・長はレースに向けて実践練習。
 練習でのタイムで自分がレースでどれくらいいけるのか見極める時期になりました。
 合宿の疲労がまだ残っている中、それでもみんな良いタイムを出していました。
 大会までには疲労も回復していくので、ベスト更新が見えました。
 何より、合宿で本当の苦しさを味わったので、いざとなった時にそれを乗り越え来た自分のことを思い出せばきっと力になるはずです。

<練習ベスト更新者>
600
☆松浦、三浦
200
三浦
800
松井、沢部、福澤、川田、瀬崎、☆小畑、福島

2017年08月12日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習でした。

 短距離で風邪が流行っています。
 そんな中での雨。
 大会前に体調を崩さないように気を付けましょう。
 練習は合宿から、そして今週やってきた課題の確認。
 短距離もいよいよレースに向けての準備が大詰めです。
 中・長はオールペース。
 合宿を乗り越えて、できなかったことができるようになっていることを実感できました。
 夏の間はまだまだ成長できます。
 そして秋になったら一気に距離をものにして、そしてロードでの走りの感覚をつかむ。
 合宿で感じた成長の何倍もの成長を秋には実感できるはずです。
 練習前、練習後の体のケアをいつもやっているドリルや柔軟以外にもしっかりやりましょう。
 そして食事。
 この夏で新しい自分に出会うこと。
2017年08月14日
 おはようございます。
 今日も武蔵野陸上競技場での練習でした。

 多摩大会が近く、いろんな学校との練習でした。
 まだ全体のコンディション数値が上がってこないので、少し心配な部分もありますが、今日の練習も良い刺激練となりました。
 短距離は一つ新たな挑戦を始め、今日のところは試行錯誤となった感じですが、大会も含めて挑戦し続け、都新人支部予選に向けてあげていきたいと思います。
 中長も実践メニュー。
 涼しかったこともあり、自信をつけられるものとなりました。
 
 多摩大会まであと2日。

<今日の練習からの大会設定>
5000
矢田 19分37秒
瀬崎 18分40秒

3000
沢部 12分10秒
矢田 11分22秒

1500
松井 5分40秒
山本 5分52秒
彩奈 6分20秒
福澤 4分59秒
川田 4分50秒
小畑 5分5秒
福島 5分55秒

<練習ベスト更新者>
2000×2
矢田、☆瀬崎
2000+1000
☆沢部
800×2
彩奈、☆福澤、川田、小畑、福島
400
☆松浦
60
☆草野
2017年08月16日
 おはようございます。
 多摩大会初日です。

 →多摩大会初日結果
 →初日の写真(今日は雨のため、カメラが危うかったので最初の女子1500だけです)

 顧問になってこんなに寒い多摩大会は初めてです。
 中長にとってはラッキー、短距離にとってはアンラッキーになりました。
 短距離でベスト更新したのは河野さんだけ。本当に厳しい環境でしたが、それを上回る成長スピードを見せてくれました。
 4継もいろいろ挑戦中なので、私学大会がまた楽しみです。

 女子1500では、怪我や体調不良が続いていた中、自信を取り戻すレースになりました。元気に練習できていた沢部さんは圧巻の走り。春まで同じタイムだった周りの子達を抜きまくるレース運びになりました。周りにいたのは春までの自分。そこからの成長。
 男子1500では、何と言っても小畑君。直前までの練習では調子を落としていましたが、流石にレースに合わせてきました。最初から最後までイーブンペース。周りが最初の1周を66で入っているところを冷静に76。圧倒的なビリから2周目には中盤。3周目で先頭集団。ラスト300では先 頭に出ていたので、周りで見ていた他校の生徒もザワザワしてました。「あの人最初ビリだったよね?」うちの走り方は周りについていけではありません。前を追え、でもありません。周りと一緒の方が安心、その中でいかに自分のやり方を、練習で培ったことを貫き通せるか。
 3年間で身につけた法政の走りを後輩達に見せてくれました。
 1年生の2人もいい走りをしていました。前半少し抑えすぎていた感じはありましたが、ラスト1周のデッドヒート、72秒まで上がっていました。

 明日も続きます。
 巻き起こせ、法政旋風。
2017年08月17日
 ホームページトップの箱根駅伝カウンターを更新しました。その下のメッセージ欄をご覧ください→トップ画面のずっと下の方です
2017年08月17日
 おはようございます。
 多摩大会2日目です。

 →多摩大会2日目結果
 →2日目の様子

 今日は曇り。昨日より走りやすい環境でした。
 男子3000はまだまだ経験値が足りず、最初がオーバーペース。周りと比べれば抑えている方でも、ペースの乱れは後半の失速につながりました。練習から意識を変えていかないと法政の戦い方は身につきません。
 女子800。
 松浦さんが課題としてきた前半のオーバーペースや中盤の落としすぎ、後半のバテの全てをクリアする快走。これ以上ないという走りを見せてくれ、都選抜標準クリア。2013年に松家さんが作った法政高校女子記録も更新。松家さんは陸上部の練習後、立川にあるリトルなでしこのサッカーチームの練習に通い続けたつわものでした。いつもチームのことを考えていて、駅伝前にミサンガをチームの後輩たちの分も含めて作ってきたのも松家さんが始めたことでした。どんなことにも前向きで、常にポジティブ。大学でも陸上部を見学に行きましたが、法政は女子は短距離しか必要としていなく、ラクロスへ。今は日本一を目指して毎朝4時起きを続けています。そんな松家さんの記録。いろんな想いのこもった記録。その想いを超えるのに、4年かかりました。
 そして、三浦さん。練習では常に松浦さんと切磋琢磨し、高校から陸上を始めた三浦さんも信じられないスピードで進化を続けています。これはもしかすると、という期待感の中でスタート。
 最初の200はイメージ通り。でもそのあとの中盤が前に詰まってしまいイメージより遅れてしまいました。後半の伸びももう少し。直前の練習で 少し疲れが見えていたので、まだ状態としては上がりきっていない感じです。それでも見事なレース運びで法政らしい戦い方をしてくれました。

 今日の全体へのアドバイスは強くなるために、そして社会に出た時にプラスになるように、レースに出られることに対する感謝の気持ちを持つことと、走り終わった後にアドバイスを聞きに来ること。
 当たり前だと思ってしまうことで人間が本来持っている他の誰かのために頑張ろうという力が使えなくなります。
人は社会的な生き物。
 誰かのために、そう思った方が力が出るのです。
 レースに出られるのも支えてくれる周りがあってのこと。
 忘れてはいけません。
 そしてレース後はアドバイスを聞きに来ること。
 アドバイスされるのを待つのではなく、自分から行動すること。
 君達が大人になった時に絶対に必要な力です。
 走ることを通じて人間的成長をする。
 一生懸命目標に向かって取り組むことを覚える。
 そして、夢を叶えた時の達成感をいつか味わってほしい。
 夢は誰かから与えられるものではなく、自分で見つけ、叶えるものだから。

 さて、次は私学大会です。
 Hosei high Go
 SEIZE THE DAY
2017年08月19日
 おはようございます。
 今日は私学大会初日でした。
 →私学初日結果
 →初日の様子

 1500男子、川田君は多摩大会での反省を活かしベスト更新。

 男子4継は直前の計測値が予想よりもかなり速かったので、歩数のところでデータ通りでいくか迷いもありましたが、結果としてそのまま通してみて、やはり練習通り、データを信じて走ればいいんだということが確認できました。都新人予選に向けて大きな収穫です。そして、ついに45秒台が見えて来ました。

 女子1500では松井さんが見せてくれました。去年は山本さんと松井さんがビリからスタートしてラストは1、2フィニッシュをした大会。今回は山本さんの怪我で1人でのレースとなりましたが、多摩大会の時のレースプランで課題となったところを相談し、その修正に挑戦するプランAと、タイムではなく走り方を練習通りやりきるプランBの二つで準備。
 結果としてプランBで、ビリからラストは2位まで上がりました。法政は少数ですが、毎回のレースでこのような戦い方を見せられるのは誇りです。
 自分に自信がなければペースは上がり、集団にいる方が落ち着くからです。
 法政高校陸上部が信じるものは科学。
 自分のパフォーマンスを最大限に発揮できる方法で戦う、そのための練習を孤独に耐えながらやっているのです。
 明日も自分達がやってきたことを信じて、巻き起こせ法政旋風
2017年08月20日
 おはようございます。
 今日は私学大会2日目です。
 →私学大会2日目の結果
 →2日目の様子
 
 女子100では河野さんと浅見さんがベスト更新。いい走りでした。タイムはもう少し出る感じもありましたが、課題が分かっただけ収穫がありました。

 女子800では三浦さんが多摩大会での反省を活かしてベスト更新。でもまた新たな課題が見つかり、すでに次に向けて闘志を燃やしていました。
 松浦さんは前回都選抜基準をクリアし、今回は新しいことに挑戦したようです。最後のラストスパートまで持たなかった感があり、タイムは落ちましたが、途中まではいい走りでした。
 そして何より、松浦さんの明日の決勝進出、飯盛君以来の表彰確定。
 明日の決勝では3年ぶりに法政高校の名が呼ばれます。みんなで拍手と松浦さんの名前を呼んで上げましょう。

 これ以上ないくらいの勢いで3日目を迎えます。明日も魅せろ、Seize the Day
2017年08月21日
 おはようございます。
 私学大会最終日でした。

 →3日目の結果
 →3日目の様子

 私学大会が終わりました。今回の大会は、全力でぶつかった大会だと言えると思います。
 たくさんの人が応援に来てくれました。初日に来てくれたOBの飯盛君、奥野君、2日目には平君、田丸君、今日はOGの岩橋さん、渡辺さん、そして伊賀先生も駆けつけてくれました。
 このことが意味することを忘れてはいけません。
 いろんな学校がいろんな環境の中で必死に戦っています。
 僕たちは果たして恵まれていないのでしょうか。
 大学でもここで見つけた夢を追いかけ、走り続けている先輩がいて、応援に来てくれる人がいて、僕たちにしかできない戦い方を持っている。
 タイムや順位ではないところに目標を置くことも知っている。
 他の人から見たら負け試合だとしても、僕たちにとっては積み重ねてきたことの正しさを実感できる瞬間だったりする。
 多摩大会から法政高校陸上部の新しい歩みが始まりました。
 その勢いはそのまま私学大会でも発揮され、間違いなく法政は何らかの印象を残すことができました。
 同時に悔しい思いも。
 今回の大会で悔し涙を流した部員も数多くいました。その悔しさは絶対に忘れてはいけない。
 それはなりたい自分が見つかった証拠だから。
 自分なりに積み重ねてきた努力、それでも届かなかった。
 同時に感じているのは、きっと、自分ならできる、という自信。
 陸上部に入る前の自分を思い出してみる。
 こんなに熱い気持ちになったことがあったかどうか。
 変わり始めている自分。
 忘れてはいけない。
 人間的成長なくして競技力の向上なし。
 今度こそ変わるんだ。強い自分に。
 なりたい自分に。

 都大会支部予選まであと12日。
2017年08月23日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習でした。

 非常に暑い中での練習、気を付けてやりました。
 それでも途中から雨が降ってくれたおかげで、ずいぶんと楽になりました。
 どのブロックも集中した練習ができています。
 競い合うことで、自分に足りないことがわかったのだと思います。
 まずは目の前の自分の目標を超えていくことから始める。
 それを毎日継続していくことで、気づくと周りと比べてみてもそん色ない自分がいることに気づく。
 その段階になって初めて、記録の意識が始まる。
 もしかすると表彰に入るかもしれない。
 そこから先は、その目標にふさわしい努力をする自分が生まれてきます。
 でもそれはまだまだ先の話、という人はとにかく小さな目標を一つずつ達成していくこと。
 同時に、自分が超えられるかどうかギリギリの目標を立てること。
 その目標を達成することができたら思わず叫んでしまうくらいの目標。
 そういうギリギリの攻めぎ合いの中で確実に君たちは成長するはずだから。
 自分が輝ける場所を、今度こそ、自分の手で。

<練習ベスト更新者>
20
坂本、浅見、田所、☆箕浦
40
河野、☆箕浦、草野
60
坂本、☆箕浦、草野
80
坂本、藤森、河野、☆箕浦、草野

 
2017年08月24日
 おはようございます。
 今日は済美山陸上競技場にて練習しました。

 残念ながらの元気な太陽のもと、気を付けながら練習をしました。
 本来の予定のメニューはできず。
 でも、無理をする時期ではないので、練習のための練習はしません。
 あくまで大会で最高のパフォーマンスを発揮するための練習となるように。
 練習の時以外の時間でも、なるべく紫外線のダメージを浴びすぎないように気を付けましょう。
 食欲が落ちてしまうほど、暑い中でずっといるのもダメです。
 練習の時、集中して熱い中での熱馴化を促し、それ以外の時には体を暑さという最大のストレスから保護してあげる。
 内臓にまでダメージが蓄積してしまうと、秋以降の練習に乗り遅れます。
 食事も気を付けましょう。
 夏野菜を中心に水分をとり、果物を多めに。果物の果糖は安心してとって大丈夫です。
 ただ、一番大事なことは、食事をこうしなければいけないとか、睡眠をしっかりとらなくちゃいけないとか、そうしたことに対して必要以上にストレスを感じないことです。
 食事は楽しむもの。睡眠も体と心を休ませるものです。予定通りにいかなくても焦らず、心の平穏を保ちましょう。
 そうしたことも、法政高校陸上部だけが持っている強み、武器だからです。
 あらゆる分野の知識を総動員して、自分の自信につなげていくのです。

<練習ベスト更新者>
LTRun40分到達者
福島
2017年08月25日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場で練習でした。

 この夏一番の暑さの中、気を付けて練習しました。
 今日はOGの近藤さん(のんちゃん先輩)が工学部体育会の練習で来ていました。
 部員たちもテンションが上がり、近藤さんの応援などをしながら昔のように練習していました。
 それぞれのメニューが終わった後に、近藤さんと一緒に走りたいということでさらにトラックを一緒に走っていました。
 走ることで繋がる
 見ていてうれしい瞬間です。

 そして今日は何より短距離男子4継。
 体調や怪我などそれぞれ抱えているものがある中でしたが、完璧なバトンを見せてくれました。
 結果も練習ベスト更新。
 大会での45秒台も見えてきました。
 大切なことは、今自分がやっていることを信じること。
 自分を信じることです。

 都新人支部予選まであと8日。

<練習ベスト更新者>
VO2Max10分到達者
小雪、矢田、山本、福澤、川田、瀬崎、沢部
15分越え
☆松井
200×5(初)
松浦、三浦
2017年08月26日
 おはようございます。
 今日は東大和南公園での練習でした。

 走るにはちょうどいい気候になってくれて、大会前の練習に集中できました。
 この時期は、あともう一押し何かをしたいと思いがちですが、レースに対する不安を練習をたくさんすることで安心しようとしているとパフォーマンスは落ちてしまいます。
 それはもっと前の段階でやるべきこと。
 今更です。
 この時期はこれまでやってきたことを信じて、更に質、強度の高い練習を集中して行うこと。
 そして練習の中で成長を感じること。
 それが自信になっていきます。
 前より練習で結果が出ているから大丈夫、そう思ってスタートラインに立つこと。
 タイムや、順位といった結果目標ではなく、練習で確認した動きや、ポイント、レース構成など一つ一つを練習通りやっていこうと思うこと。
 それが結果につながるのであって、その逆ではありません。
 タイムとか順位を意識すると必要以上の緊張を生み、ゾーンに入ることができなくなります。
 練習通りやろう、
 そう思える練習を今日できた人たちは幸せです。

 都新人支部予選まであと7日。

<練習ベスト更新者>
30
☆大山、箕浦、草野(初)
1000
☆三浦、☆松浦
2017年08月28日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習でした。

 大会前と呼ぶにふさわしい良い練習ができました。
 みんなレース前のモードにしっかり入り始めています。
 練習で最大の負荷をかけつつ、それ以外ではしっかり体を休め、元気な状態でスタートラインに立つこと。
 最後のミーティングでは法政大学体育会短距離チームで練習しているOBの安達君の話をしました。
 大会で21秒91を出し優勝しました。
 大学で一度は優勝したかったという彼の気持ちが報われました。
 同時に競技を続けていくかどうか迷っていた部分もあったようですが、この前法政高校の練習に来た時、やっぱり続けたいという気持ちになったということを部員にも話しました。
 大学短距離界の最高峰で練習している先輩が、君たちの練習を見て力をもらったのです。
 そういうチームになれたことが何より誇り。
 なくしてはいけない誇りを胸に
 都新人支部予選まであと5日。

<練習ベスト更新者>
男子4継 山口→坂本→大山→箕浦 46秒95
600
☆三浦
1000
松井、☆山本、福澤、瀬崎
500
松井、☆山本、沢部、瀬崎
2000×2
☆矢田
2017年08月29日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習でした。

 大会前、短距離はスタブロを使っての実践メニュー。
 中長はレース構成。
 それぞれイメージを持つことができました。
 ここから先はどれだけコンディションを上げられるかどうか。
 そして、心のエネルギーの充填。
 アドレナリンは闘争と逃走のホルモンと呼ばれますが、戦う気持ちのスイッチを入れ始めます。
 レースを楽しめる範囲で。
 目標タイムとか、順位とかそういうことを意識して上手くいくことはありません。
 心のどこかにそういう気持ちをしまい込みつつ、今の自分にできる最大限のパフォーマンスを発揮することだけ考える。
 できる、できる、私ならできる
 私は常に進化する

 今日の自分にはできなかったこと
 それでも明日の自分ならきっとできる

2017年09月02日
おはようございます。
都新人支部予選初日です。

初日の結果
初日の様子

 夏の3連戦、最後のレース。
 これまでの部員たちも3レースともに結果を残すことはできませんでした。
 しかし、今年のチームは快進撃を続けてくれました。
 男子1500では2人とも法政のレース展開で走ることができました。男子短距離は4継に向けての測定でも進化を見せていました。女子短距離も進化しています。女子1500では1年生の沢部さんが止まらない進化を見せてくれました。
 そして、4継。
 45秒台を出すことが今回の目標でした。
 どの組を見ていてもバトンのミスが目立ちます。絶対の自信を持つバトンワークで超えられない壁を1つ超えました。
 まだようやく11秒台に入れたメンバーで、16位。あと1秒縮めれば8位が見えて来ます。1年間に合いませんでしたが、次は春。まずは44秒台を出すこと。そして、夏。このチームでできる4継で法政記録更新を狙い、都選抜の標準突破を目指しましょう。
 1年前だったら、絵空事でしかなかったことが、手の届くところにまで来ている。
 自分の輝ける場所へ。
 Seize the day
2017年09月03日
 おはようございます。
 都新人支部予選2日目でした。

2日目の結果

 帯状疱疹の症状が悪化し、行くことができませんでした。
 そんな顧問に代わって、部員たちは堂々と戦ってくれました。
 これまで顧問をしてきて、自分の調子と部員の結果がつながっていると感じることが多く、今日応援に行けないことが意味するものを考えたときに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
 そんな不甲斐ない顧問のジンクスを見事に打ち破ってくれました。
 タイム、数字から伝わってくる部員たちの想い、浮かぶ頑張った姿に体を起こすことができなかったほどの痛みも、それらを上回るほどの感動で今、まとめています。
 僕は教師になろうと決めたのが、高校時代のテニスコートだったので、教員=部活指導というものが最初から刷り込まれていました。念願叶い教師になり、硬式テニス部の顧問を10年務めました。しかし、硬式テニス部では自分の力量不足で思うように力になれない時期がしばらく続きました。そんなとき、ある1冊の本をきっかけに出会ったのが陸上でした。
 陸上と出会ってからは硬式テニス部の中でもトレーナーとして貢献できるようになり、少しずつ自分が輝ける場所を見つけられるようになりました。そして、2011年に陸上部の顧問になりました。
 近年、教師と部活動に関して様々なことが話題になっています。僕自身は、自分が輝くことができなかった頃のことも覚えているので、部活動が負担だと感じる先生たちの気持ちもよくわかります。教員=部活指導だと思っていた僕でさえ現実を前にそう思ったのですから、本当によくわかります。だからこそ、今日みたいな日にはあの頃と変わらぬ自分のふがいなさを感じるし、同時に今の自分がどれだけ恵まれているのかということも感じます。
 この2日間。
 みんな僕のことを信じて戦ってくれたのが伝わってきました。
 僕たちにしかできないことがある、
 自分たちのやってきたことは他とは違う。
 自分たちにしかできない戦い方で、自信をもって、
 法政というプライドを背負って。
 きっとわかる人には鮮烈なイメージを残したと思います。
 法政って何かすごい、と。
 部長の松浦さんから送られてきたメッセージには、こう書かれていました。
 「ベストは更新できませんでしたが、法政の戦い方はできたと思います」
 都新人出場おめでとう、
 そしてありがとう。
2017年09月04日
 おはようございます。
 今日は体育館を中心とした練習となりました。

 部長の松浦さんが都新人進出。それ以外の中長は今日から本格的に駅伝の練習に移行します。本当に駅伝で勝つことを狙っているチームは春のトラック以降は徐々に駅伝に移行。半年近くかけて準備していきます。それと比べると、これからの2ヵ月は実質、急ピッチで仕上げていかなくてはいけません。どこかで怪我をしてしまったり、学校生活でのストレスや、行事、そういったものに埋没してしまうと、目指した11月3日はやってきません。去年、都駅伝を経験した2年生を中心にしっかりとチームを作っていきましょう。
 夏休みほど簡単ではありません。ここからは学習、行事、部活の3つを両立していかなければいけないのです。時間の使い方を真剣に工夫しましょう。時間がない、と言ってしまったら進歩はありません。何かがないと思うのではなく、今自分がもっているものを常に考えること。
 持っているものでどうすれば勝負できるか考えるのです。
 そうした日々の積み重ねをした人ならきっと、一生忘れられない11月3日を迎えることができるはずです。
 法政高校陸上部が背負う、
 SEIZE THE DAY
 とはそういう意味です。
2017年09月05日
 おはようございます。
 今日は井の頭での練習でした。

 これからの時期は天気が練習場所に大きく影響します。
 毎日空を眺めながら祈るばかり。
 しかし、どんな環境であってもしっかり練習できる方法を模索することこそ大切です。
 チームは駅伝に向けて舵を切りました。
 何度もやってくる時期ではありません。
 11月3日のために努力できるのは、今しかないのです。
 苦しい練習でもその中に輝きを見出せる自分であること。
 チームのための1秒を削り出す。
 部室に置かれている自分の1秒は仲間のための1秒という色紙は、僕の言葉を三角さんが書道の時間に書いて残したものです。
 人は誰かのためにこそ、最大限の力を発揮することができる。
 人間って素敵な生き物です。

<練習ベスト更新者>
30、50
☆箕浦、草野
LTRun40分達成者
小雪、矢田、松井、☆山本、福澤、瀬崎、沢部、彩奈、三浦、松浦、福島
2017年09月06日
 おはようございます。
 今日は雨で体育館での練習でした。

 体育館ですが、駅伝に向けてしっかりと意識した練習ができました。
 中長の女子部員は昼休みも体育館に来ています。
 練習するかどうかよりも、一緒に過ごす時間を増やすことは大切なことです。
 陸上部の仲間と密度の濃い時間を過ごしてほしいと思います。
 そして、都新人出場決定したことを学校のHPに載せてもらいました。
 →学校のHP
 ご覧ください。
2017年09月08日
 おはようございます。
 今日は井の頭トラックで練習でした。

 何とか晴れてくれたので、少し滑る状況でしたが練習できました。
 中学生の東京駅伝三鷹市選考会組も参加。文化祭前なのに、みんな熱心に頑張っています。
 今日は昼休みも練習をしました。
 段々、日常的な風景の一つになりつつあります。
 女子のバトン練も完璧に決まり、かっこよかったです。きっと中学棟で見ていてくれた人もいるはず。
 そういう小さな積み重ねしかありません。
 駅伝チームは、もうすでにレース前の雰囲気ができています。
 これからの練習が春からの練習の何倍も効果をもたらすものになるのは間違いないと思います。
 あとは、怪我だけ。
 部活以外の怪我で駅伝に出られなくなった先輩たちもいます。
 気を付けましょう。
 駅伝選考会まであと21日。

<練習ベスト更新者>
VO2Max10分到達
矢田、松井、山本、福澤、小畑、三浦、福島
15分到達
小雪、沢部、彩奈、☆松浦
2017年09月09日
 おはようございます。
 今日は井の頭での練習でした。

 短距離は40秒間走、survival
 勝ち残り戦です。
 この前このメニューをやった時よりもずいぶんとしっかり練習できるようになりました。
 中・長はLTRun
 この前やった時よりも暑かったので、インターバルにしながらの練習。
 都新人予選が終わってから一気に練習量が増えているので、足も重いし、この前体育館で体幹トレーニングを各セット200回ずつやった筋肉痛もあります。
 そういう中でもきちんと練習できるようになっていれば、駅伝前、練習量が減り足が軽くなり、トレーニングも続けていったことで筋肉痛にならない体になっていれば、想像つかないようなタイムで走ることも可能です。
 疲れた体を癒す薬はありません。
 しっかりとした栄養を取り、しっかりと寝ること。
 明日はアクティブレスト。
 また来週、しっかり戦える体と心を取り戻してください。

<練習ベスト更新者>
 40秒間走winner
 箕浦
 LTRun 40分到達者
 小雪、松井、☆福澤、沢部、三浦、福島、彩奈
 300×3
 松浦
2017年09月11日
 おはようございます。
 今日は井の頭で練習でした。

 怪我人が増えてきています。
 距離を伸ばしているのでどうしても避けられない部分でもありますが、怪我なく順調に練習できる日を一日、一日と積み重ねていくしか進化する方法はありません。
 痛みを甘く見ず、我慢してとか、無視してとか、そういう気持ちで怪我と向かい合っていると長引く怪我になります。
 食事、睡眠でしか回復しないので、まずはそこからしっかり確保しましょう。
 中長は2000×2、人によっては前回より平均で1分以上速く走れていました。
 自分の成長を感じ、新たなモチベーションを得られたことと思います。
 こんなにわかりやすいスポーツが他にあるでしょうか。
 練習、何を食べるか、ストレッチをお風呂上りにやるか、アイシングはどうか、家でもトレーニングをしているか、そういうことの全てがタイムとなって自分の頑張りを賞賛してくれます。
 駅伝選考会まであと18日

<練習ベスト更新者>
2000×2
小雪、矢田、松井、福澤、瀬崎、☆三浦、福島
2017年09月12日
 おはようございます。
 今日は短距離が体育館、中長はマルチで駅伝関係の映像教材を見ました。
 中長の疲労がたまってきているという部長からの要請で、実現しましたが、スポーツの根幹に必要なのは心。
 その心を大きくするために必要な練習となりました。
 法政大学の箱根駅伝予選会、突破できなかった2014年の特集。
 前田彩里選手の特集。
 松山大学の特集。
 そしてスポーツ栄養に関するもの。
 それぞれが心にグッとくるものでした。
 自分が経験できることには限りがある。
 だからこそ、先人から学ぶのです。
 自分の経験値になるように。
 心が先、パフォーマンスはあと。

 都駅伝選考会まであと17日。
2017年09月13日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習でした。

 最高の環境で練習できるのも、今月限り。来月からは閉場時間が17時になってしまいます。
 今日できることに感謝。
 中長は昨日のこともあり、気合十分。
 限界に挑む練習となりました。
 個人として戦うことと、チームとして戦うことの違いも分かったと思います。
 ライバルであり、頼もしい味方であること。
 誰もが納得のいく終わり方などなく、誰かは悲しまなければならない。
 そういう姿を昨日見て、大きく成長しました。
 練習が終わるころ、とてもきれいな赤焼けの空が見れました。
 頑張った君たちへのご褒美。

<練習ベスト更新者>
 150後半走50
 ☆大山
 800×4
 松井、☆三浦、小雪、(以下初)矢田、福澤、川田、瀬崎、沢部、福島
2017年09月15日
 おはようございます。
 台風接近中ですが、今日は無事練習できました。

 気温が涼しくなってきたので、これまでギリギリだったメニューがずいぶん楽にできるようになったと部員が話していました。
 長い時間走り続けるメニューが続いていますが、よく適応してきています。
 駅伝に向けての手ごたえを感じる日々。
 このまま怪我なく、みんなが順調に練習を積めることを祈っています。
 明日は流石に雨が降るのだと思いますが、どんな環境でもできることに集中できる状態を作りましょう。
 自分たちの目指す場所をいかに具体的にイメージできるかどうかです。

<練習ベスト更新者>
LT40分達成
小雪、矢田、☆松井、福澤、川田、瀬崎、沢部、彩奈、三浦、福島
2017年09月16日
 おはようございます。
 台風前、何とか雨にふられず練習できました。

 台風接近で、予報では午前中から雨だったのですが、陸上の神様が微笑みました。
 今日はなんとしてでも練習したいところだったので、本当に助かりました。
 中・長はオールペース。チームでの士気を高め、後半の追い込みもいい感じでできました。
 長距離に対する適性も少しずつ出てきていて、走れば走るほど結果が出る時期です。
 短距離チームは昨日話し合いをして、気持ちを新たに取り組んでいました。
 お互いが思っていることを話すこと、腹を割って話すということも高校生だからこそできる特権です。
 結局自分を変えてくれるのも、仲間からの一言。
 なかなか自分の意志だけで何かを変えるのは難しいのです。
 だからこそ、仲間、チームの絆にこだわるのです。
 いいチームにしよう。
 日本一のチームに。
2017年09月18日
 おはようございます。
 今日は東大和南公園での練習でした。

 短距離はTT、カメラで記録し、ピッチの確認も行いました。
 中長はVO2Max。暑い気候でしたが、それを感じさせないくらい全体の成長を感じられました。
 疲労もたまってきているところだと思います。
 しっかりストレッチをすることと、走る以外の筋力をしっかりトレーニングすることで全身のバランスを崩さないようにすることが怪我防止につながります。
 練習とトレーニング、そしてストレッチ。この三本柱を一日のリズムの中に確実に埋め込むこと。

TT
男子100
2年 大山 12秒34
2年 山口 12秒54
2年 田所 13秒08

女子100
2年 河野 14秒40
2年 藤森 14秒79
2年 浅見 15秒11

男子200
2年 大山 24秒37
2年 山口 25秒63
2年 田所 26秒52

女子200
2年 河野 30秒63
2年 藤森 31秒97
2年 浅見 32秒42


<練習ベスト更新者>
VO2Max 10分到達者
小雪、矢田、福澤、川田、瀬崎、沢部、彩奈、小畑、福島
15分到達
松井、☆三浦

2017年09月19日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習でした。

 最高の練習になりました。
 中長はトリプルメニュー。3000+2000+1000です。
 この2週間取り組んできた長距離への適応を確認するメニューです。
 強い2年生を中心に、急成長を遂げている1年生の女子チームのレベルはこの時期では歴代最強の域に入りつつあります。
 2年生がいない男子チームも、3年の小畑君の経験で引っ張りながら、徐々に駅伝チームらしくなってきました。とくに駅伝に関する映像を見せて以来、1年生の中に明らかにやる気スイッチが入ったメンバーがおり、全体も熱を帯びてきています。
 こんな雰囲気の中でできる練習は最高です。全員が手ごたえを感じ、達成感を得ていました。

 そして、松浦さん。
 土曜日の都新人に向けての最も重要なポイント練習。
 このメニューの出来で、レースタイムが見えてきます。
 僕がペーサーとしてつきましたが、この3カ月ずっと怪我で苦しんできたため、今日もできるかどうかギリギリのところでした。
 痛みが出ないように、1時間前からしっかり準備しました。
 直前の刺激では痛みが出てしまいましたが、それを更に準備することで抑え込み、引くことができました。
 そして、見事ベストタイムを出したときの最高記録を更に更新。
 忘れられない一日になりました。

 行くぞ、都新人。そして栄光の都駅伝へ。

<練習ベスト更新者>
30
☆山口、箕浦
60加速
☆大山
3000、2000、1000
小雪、☆矢田(3000)、☆松井(1000)、福澤、☆川田(2000)、沢部、小畑、三浦、福
600
松浦
2017年09月21日
 おはようございます。
 今日はOGコーチの丸田さんが来てくれました。

 駅伝に向けて練習が本格的になっていく中、身体的にも、精神的にも負荷がかかっています。
 そんなタイミングで丸田さんが来てくれました。
 3年に女子部員がいないため、2年女子チームにとって丸田さんの存在はとても大きなものでした。
 丸田さんの姿から学んだこともたくさんあったと思いますが、法政高校陸上部で過ごした経験、様々な失敗や挫折など、いろんな話が聞けたことと思います。法政高校陸上部最強の世代だった丸田さんから、このわずか数時間で渡されたものは大きかったと思います。
 部員たちからも、丸田先輩が来てくれて本当に良かった、という声が聞かれました。
 日本一のチームになる、
 そのためには卒業生の力も必要です。
 みんなの相談会が終わった後、丸田さんと時間を忘れて話をしていました。
 法政高校陸上部を巣立ってからも走ることと向き合ってくれていることが単純にうれしい、今のチームの姿から自然と思い出されてしまう最強世代の思い出話。幸せな時間でした。
 今日来て見て、改めて10月以降、バイトの時間を減らしてでも来たいという気持ちが強まったと言ってくれました。
 「私たちの記録も、今年で抜かれてしまうかもしれませんね」
 一緒に走ってみて、今日の設定タイムで自分は高校生の頃は走ることができなかったと言っていました。
 「チームの雰囲気も凄くいいと思います」
 丸田さんが言うんだから間違いない。
 今日練習中に声をかけてくださった三鷹のとあるプロスポーツ関係の方も「本当にいいチームになった。足を見ればわかる」と言ってくれました。今、この瞬間が僕たちの人生なのだと、痛感します。
 
 結果はついてくるもの。
 それより大切なことは、こうした予感。
 何か、すごいことが起きそうだと思えるだけの、毎日の積み重ね。
 このワクワク感だけは、何度経験してもやめられません。
 11月3日が楽しみなような、来てほしくないような、そこにいたるまでの過程全てが宝物です。

<練習ベスト更新者>
STT
小雪、矢田、彩奈、松井、福澤、川田、瀬崎、沢部、彩奈、小畑、三浦、福島
400
松浦
2017年09月22日
 おはようございます。
 今日は突然の雨で体育館での練習でした。

 中止にするつもりでしたが、部員たちの方からやりたいという意志表示があったので、文化祭担当教員に確認の上、体育館での練習としました。ところが、結局生徒の文化祭実行委員に追い出されてしまったようで、かわいそうでした。
 短い時間だったかもしれませんが、それでもみんなで集まり、体を動かせたことは大切な時間です。
 そして、いよいよ明日は岩橋さん以来の新人都大会。
 法政の走りで勝負するのみです。
2017年09月23日
 おはようございます。
 今日は新人都大会でした。
 →新人都大会結果
 →新人都大会の様子

 朝は雨。それでも着く頃には止み、ちょうど良い涼しさになっていました。
 今回はサポートがつけられず、松浦さんと僕のみ、でも松浦さんのお母さんが来てくださったので安心して臨めたようでした。
 そしていよいよ岩橋さん以来の都新人。あのときは出るだけで精一杯で勝負はできませんでした。
 持ちタイムだけ考えれば、周りの方が上。でも、僕たちには僕たちなりの戦い方がある。
 法政高校陸上部にしかできない走りがあります。
 最初の200を予定通りの通過、400通過も73で予定通り。500でコーナーに来た時の松浦さんの表情で勝負できるのがわかりました。
 前の2人を交わし、ラスト200。
 最後更に1人交わして組3位でゴール。

 岩橋さんと来た3年前は参加するので精一杯でした。
 でも、今回は勝負ができました。
 この舞台に再び連れて来てくれた松浦さんには感謝しかありません。
 本当は部員みんなで来たかった。
 この舞台に立ちたいという気持ちを持ってもらうためにも。
 都新人に出れても、都大会に出るのは難しい。
 もう一段階レベルアップできる冬に。
 さぁ、次は都駅伝。チーム一丸となってこの1ヶ月を楽しもう。
2017年09月26日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習でした。

 文化祭明けの練習。
 気温が高かったので心配でしたが、無事に終了しました。
 駅伝選考会を金曜日に控え、いよいよ大詰めの練習です。
 一つ一つの練習で自信をつける時期。
 緊張も含めて、本番の駅伝に向けて避けて通れない道です。
 自分のやってきたことを最後まで信じること。
 練習前に設定タイムの確認をしたり、その設定タイムの意味を考えたり、タイムが切れない場合の目標をどこに置くか考えて準備したりすることで、与えられたメニューから、自分のメニューへと変えていくことができます。
 そうした意識をもって取り組めば、この前の練習ができたから大丈夫、自分を信じて走ろうという気持ちになることができます。
 競うのは人ではなく、過去最高の自分。
 駅伝選考会まであと3日。

<練習ベスト更新者>
2000×2
小雪、☆沢部、彩奈、瀬崎
50×2
大山、坂本、藤森、浅見、河野、山口、箕浦、☆草野
2017年09月27日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習でした。

 駅伝選考会前最後の練習が終わりました。
 今日の練習では、女子チームを中心に緊張感が限界のレベルを超え、メニューに入るまでに多くの時間が必要でした。
 自分たちで弱音を吐きながら少しずつ気持ちの整理をしている姿は、チーム力だと感じます。
 これまで最強の世代も、一人ひとりで抱え込んでしまってふと見ると泣いているということはありましたが、周りに遠慮して弱音を素直に出せていない感じもありました。弱音を吐きながら、少しずつ気持ちの整理をしていく。そしてメニューに入った瞬間からきちんと戦えるモードに切り替えられるのが、強さです。
 久しく見れなかった駅伝前の練習の雰囲気が戻ってきました。今の2年生チームが入る前は、見に来てくれたOGやOBも、これは駅伝前の雰囲気ではないと注意する場面が見られましたが、今の雰囲気は11月3日が感動するものになることだけは間違いないことだと確信させてくれます。人は結果が良いから応援するのではありません。努力をし続けてきたことを見ているから、感動するのです。
 今日の練習では全員がベストを更新しました。
 2014年から待ち続けた瞬間、最強の世代への挑戦が始まります。

 駅伝選考会まであと2日。

<練習ベスト更新者>
1000×2
松井、福澤、川田、瀬崎、☆沢部、彩奈、小畑、三浦、松浦、福島、矢田
2017年09月29日
 おはようございます。
 今日は駅伝選考会&TTでした。

 短距離は秋・冬記録での挑戦。
 ベスト更新を目指し続ける日々。
 中・長は駅伝選考会。この頃は前の日から次の日の練習に対して緊張感を持っている部員が多く、選考会ともなると夏休みの頃から緊張して迎えたと部員が話していました。それだけ、いろんな想いのこもった勝負。自分との、そして仲間との。
 歴代の先輩たちも助っ人で来てくれました。
 奥野先輩と、キキ先輩。
 男子チームにとっては奥野先輩の存在は大きなもの、そして夏合宿から偉大さを感じた女子チームのキキ先輩。
 最高の環境で挑みました。
 男子5000では、小畑君が3年生の意地を見せ、圧倒的な1位。
 1年生男子たちも立派に戦い、全員がベスト更新。
 そして女子チーム。
 何と4人が11分台突入。松浦さんと、沢部さんはキキ先輩の記録にあと少しと迫る11分31秒、32秒のワンツーフィニッシュ。全員ベスト更新。
 そして上位5人のトータルタイムが都駅伝26位を取った最強世代上位5人のタイムを更新。
 これ以上ない最高の結果となりました。
 これまでの陸上部でできなかったことが練習でできていること、新たな試みが成功していること、そうしたことの積み重ねだと思います。
 今日の結果は、チーム法政で掴んだ結果。
 OB・OG含めてみんなで勝ち取った。
 あの時、成し遂げられなかったことを今度こそ。

<TT>
男子100
 1年 箕浦 12秒13
 2年 坂本 12秒30
 2年 大山 12秒33
 1年 草野 12秒50
 2年 田所 13秒17
女子100
 2年 浅見 14秒42
 2年 藤森 14秒64
男子200
 2年 大山 24秒93
 1年 箕浦 25秒16
 1年 草野 25秒24
 2年 田所 26秒57
女子200
 2年 浅見 29秒96
 2年 藤森 30秒35

男子5000
 3年 小畑 18分16秒50
 1年 川田 18分54秒79
 1年 福澤 19分12秒34
 1年 矢田 19分16秒58
 1年 福島 19分55秒60
女子3000
 2年 松浦 11分31秒93
 1年 澤部 11分32秒71
 2年 三浦 11分51秒83
 1年 小雪 11分53秒43
 2年 松井 12分19秒79
 1年 彩奈 13分43秒01

 
2017年10月02日
 おはようございます。
 今日は井の頭競技場で練習でした。

 会議のため到着したタイミングが丁度終わるところでした。
 残っていた中長のメンバーと話をしましたが、良い練習になったことが伝わってきました。
 明日は丸田先輩がまた来てくれると言っています。
 天気だけ心配ですが、みんなのやる気で吹き飛ばしましょう。
 今週も納得の練習ができますように。

<練習ベスト更新者>
2000×3
☆小畑、(以下初)福澤、川田、福島、小雪、松井、三浦、松浦、沢部、彩奈
2017年10月03日
 おはようございます。
 今日は井の頭トラックで練習でした。

 中2の東京駅伝三鷹市選考会メンバーも参加しての大所帯での練習。
 更に丸田コーチも来てくれて、つらい練習が非常に充実したものへと変わりました。
 今週のメニューは距離に対しての体の適性を促すものなので、設定を超えないように、ある程度余力を残しながら臨むことが大切です。
 その時の調子で頑張りすぎると、オーバートレーニングの兆候が出てきます→オーバートレーニングの兆候
 そんなときはぐっと練習を我慢することも大切。
 練習をすることで安心するのではなく、その先にある選考会、そして最終地点である駅伝に向けて自分のピークが持ってこれるように考えることが大切です。
 距離が増えている中、更に体重を落とそうとするのもやめましょう。まず距離になれるために、体が必要としている栄養をきちんとした食事から摂取すること。甘いものが食べたいときでも、お菓子ではなく、果物などでとりましょう。いろんな種類のものを少しずつ満遍なくとるように。
 トラックと駅伝では必要な強さが全く違います。
 速い選手から強い選手へ。
 怪我せず、調子を落とさず、1カ月後、夢の舞台へ。

<練習ベスト更新者>
50(初)
☆箕浦、草野
VO2Max10分到達者
小雪、松井、三浦、沢部、矢田、福澤、川田、瀬崎、小畑、福島
15分到達者
☆松浦、彩奈

2017年10月04日
 おはようございます。
 今日は井の頭トラックでの練習でした。

 中2の東京駅伝組と、中3の見学者を交えて大人数での練習。
 活気にあふれた中での練習になりました。
 中長は天王山、5000、3000、1000のトリプルメニューです。
 オーバートレーニングになるか、ならないかギリギリのせめぎ合い。
 それでも距離に対する体の順応を促すためには入れなければならないメニュー。
 最後までできた人は特に明日、明後日の疲労具合、足の感覚などに注意すること。
 何か違和感があったら練習をすることにこだわるのではなく、しっかり一度コンディションを戻すことを大切に。
 陸上で速くなることに近道はなく、裏技的な無理を続けても結局もう一度最初から振り出しに戻されるだけです。
 遠回りをする覚悟を持つこと。そのためにはしっかり休むことも必要なのです。
 現時点で、都駅伝の設定タイムが女子チームは歴代の記録を大きく上回っています。
 あとは、怪我せず、コンディションを整え臨むだけ。まだ1、2年生チーム。完璧になんてできなくて当たり前。
 気持ちは常に挑戦者であること。
 後ろ向きになるのではなく、前を向き続けること。
 今、できなくても、今度は必ずできる。そういう気持ちでいることです。

<練習ベスト更新者>
5000(初)
小雪、松井、沢部、彩奈、☆矢田、福澤、瀬崎、小畑、福島
3000(初)
小雪、松井、沢部、彩奈、矢田、福澤、☆瀬崎、福島
1000(初)
小雪、松井、沢部、彩奈、矢田、福澤、瀬崎、☆福島
2017年10月06日
 おはようございます。
 雨だったので体育館練習になる予定でした。

 しかし、部長の松浦さんが、井の頭トラックで走ると自分の中で決めていたようで、とりあえず体育館組と井の頭組に分かれて練習。
 イベントがあるようで、雨の中作業している人たちが見つめる中、ストイックに練習する松浦さんと三浦さん、そしてそのサポートの山本さん。
 1レーンは滑りそうだったので、急遽計算して外側のコースを使いました。
 結果としては非常に良い練習をすることができましたが、とにかく二人が風邪をひかないかが心配です。
 現在の状態のままでもきっと都駅伝の記録を更新できる、三鷹駅伝では大会記録更新が狙えるので、体調を崩さないことは何よりも大切です。明日の練習は映像教材系を中心にしようかと思います。

<練習ベスト更新者>
5000
松浦、三浦
2017年10月07日
 おはようございます。
 今日はグラウンドと中長のコンディションから映像を用いての学習会にしました。

 スポーツでも何でも、先に必要なのは心です。
 様々な環境から、何としてでもプロになって家族を養いたいと思っている子と、あらゆるものに恵まれていていろんな選択肢の中の一つとしてその種目に関わっている子とでは同じ練習をしていても大きな差が生まれます。
 プロ野球のドラフト会議で候補に挙がるのは、小さい頃から英才教育を受けられる環境にあったエリートか、厳しい環境の中でそれでもそのスポーツを続けさせてくれた家族への感謝の気持ちがある子かどちらかです。
 心が先、パフォーマンスはそのあと。
 今日は駅伝に関する映像をいくつか見ました。実業団のもの、大学のもの、そして自分たちと同じ高校駅伝。
 その懸ける熱い気持ちのレベルの高さに驚いた部分と、同時に同じ気持ちで取り組んでいる自分の姿と両方を感じ取ることができたのではないでしょうか。
 そして最後に、安達君たちが3年生、飯盛君たちが2年生、岩橋さんが1年生の頃の法政高校陸上部のDVDを見ました。
 そこにいたのは、あの頃の先輩たち。
 今の君たちと同じ表情で走ることに向き合う先輩たちの姿です。
 法政高校陸上部が背負うプライド
 受け継がれる伝統
 今こそ越えるとき

 駅伝選考会まであと2日。
2017年10月09日
 おはようございます。
 今日は駅伝選考会でした。

 このところ涼しい日が続いていたのですが、残念ながら今日は暑くなってしまいました。
 涼しければ走り切れたかなという部員もいたのですが、都駅伝の日も日差しがきつく暑くなることはあります。
 そういう環境でしっかり本番を意識した練習ができたことは大きなことでした。
 こちらの読みとは大きく違う結果になった部員もいました。
 本人たちもショックを受けていました。
 それでも、これが駅伝。
 予測しなかったことが起きるのです。
 どんなことが起きても、自分の走りができる、そういう状態にもっていかなければいけません。
 そういう意味で、本当に収穫の多い一日でした。
 速いチームが勝つのではない、その日勝ったチームが速いのだから。

 そして今日は出雲駅伝。
 持ちタイムで言えば、法政は厳しい戦いになります。
 それでもきっとやってくれると信じています。
 先輩たちの姿から駅伝の戦い方を学びましょう。

<練習ベスト更新者>
50
大山、☆藤森

<駅伝選考会>
男子8000
1年 瀬崎 32分10秒34
1年 福澤 32分51秒86
1年 福島 33分43秒61

女子5000
1年 澤部 20分06秒74
1年 小雪 20分26秒28
2年 松浦 21分48秒14
2年 松井 22分12秒79
2017年10月10日
 おはようございます。
 今日は最高の一日でした。

 OBの大曽根先輩、OGの丸田コーチ、そしてまや先輩が来てくれました。
 短距離は久しく先輩が来てくれていなかったので、大きな刺激になりました。
 短距離は中長と比べても、自分で考え、自らメニューに取り組む姿勢が必要とされます。
 細かなフォームの修正や、自分の課題点などを見つけ出すのは自分だからです。
 大曽根先輩からのアドバイスで、客観的に自分たちに足りないことに気づけたのではないでしょうか。
 
 中長は丸田コーチと、同じ代で伝説となっているまや先輩が来てくれました。トラックでは一度も出したことがないタイムを駅伝では、もっと長い距離でそのペースより速いタイムを叩き出した伝説の先輩。競技からは遠ざかってしまっていますが、その性格のぶっ飛んでる部分、ポジティブな姿勢などこれからの駅伝に向けて身につけなくてはいけない力の一つです。
 集中練習が続いていて、昨日の選考会の疲労も残っている中での1000×2Pace Maxだったので、最初の一歩を踏み出すのにとても勇気が必要だったと思いますが、先輩たちのおかげで踏み出すことができたようです。
 法政高校陸上部の築いてきた歴史の豊かさを感じることができた1日となりました。
 目の前にいる先輩も、まだあったことのない先輩も、みんな君たちと同じ気持ちで、ここで走ってきました。飯盛先輩もホームページを通じて、君たちの様子を見ています。いろんな先輩たちが、君たちの頑張っている姿を遠くから見守っています。
 君たちとともに走り、君たちのことを応援しています。
 メッセージはただ一つ。
 今やっていることから逃げてはいけない。
 立ち向かった勇気はこれから先の人生で、君たちの大きな力となる。
 つらい経験も、怖さも含めて、
 走ることを楽しめ。

 都駅伝まであと24日。

<練習ベスト更新者>
1000×2
☆松井、松浦、小雪、川田
2017年10月12日
 おはようございます。
 今日は駅伝チームのみの練習でした。

 普段から練習時間は限定して行っていますが、今日はさらに限定しての集中練習。
 女子チームの勢いが止まりません。
 この前の選考会で悔しい思いをした人が快走を見せてくれました。
 これでまた、どの区間で誰が走ればチームとして史上最速を目指せるのか難しい判断になりそうです。
 でも、逆の言い方をすれば、これまでのチームは選考会をした時点でエースの1区を走るの人、アンカーを任せる人が決まっていたのが、そのような存在が複数いるという黄金世代という名にふさわしいものになってきているということです。
 それぞれが抱えている不安な気持ちもこれまでのチーム以上のものになってきています。
 でも、それこそ強豪校になった証拠。
 46番という去年の自分達をゼッケンとして背負いながら、あれから1年、飛躍的に強くなった君たちを見せるとき。

<練習ベスト更新者>
1000×3
松井、三浦、☆彩奈
LT40分到達者
小雪、☆松浦、矢田、福澤、
2017年10月17日
 おはようございます。
 今日は駅伝チームのみ短時間で練習をしました。

 長い雨が続いていましたが、このタイミングだけ雨が止みました。
 長距離区間は5000、3K区間は2000、集中練習です。
 みんなとても良い走りをしていました。
 時間にしてみれば20分ちょっと。
 高めたのは心肺機能だけではありません。
 短い時間で集中することの大切さ、そして積み重ねたものの大きさ、自信です。

<練習ベスト更新者>
2000
松井、☆三浦、彩奈、福島
STT
☆松浦、☆川田、矢田
2017年10月21日
 おはようございます。
 今日は武蔵野体育館でそれぞれ分かれての練習。短距離は学校での練習でした。

 選択肢を増やすこと。
 環境のせいにして諦めることを少なくすること。
 それは人生においても大切なことだと思っています。
 今の自分が持っているもので何とかできないか、
 そもそも何とかしたいという強い気持ちを持つこと。
 願えば叶うと言いますが、それには本気で願う気持ちが必要です。
 陸上の神様に届く願いは、誰よりも強く大きなものでなければならない。
 好きなことで諦めない気持ちを育めば、いざ大人になった時、次から次に出てくる不利な状況に対してもめげずに頑張りぬく姿勢が身に付きます。
 そして、描くこと。
 大きな夢を。

 都駅伝まであと12日。
2017年10月24日
 おはようございます。
 今日は井の頭での練習でした。

 大曽根コーチと丸田コーチも来てくれました。
 久しぶりの部活が最高の形で始められました。
 駅伝前ということで練習メニューは最後の追い込みできついですが、モチベーション高く取り組んでいました。
 走りもずいぶんとイメージに近いものになってきました。
 調子は良くなったり、悪くなったりを今後も繰り返すと思いますが、ベースの部分はこだわってずっと取り組んできました。
 しっかりした土台があって、法政だけの戦い方も身につけた。
 あとは最悪が起きないように、準備をするだけです。

<練習ベスト更新者>
2000
☆彩奈
2000×3
☆矢田、福澤、川田、小畑、福島、小雪、松浦、沢部
2017年10月25日
 おはようございます。
 今日は新しい環境で練習しました。

 中長に一つ選択肢が増えたことが何よりも大きな収穫でした。
 雨で練習できなくなるところでしたが、一歩前進。
 中長のメンバーのモチベーションも高く、いい状態をキープできています。
 とにかくあとは怪我なく迎えられれば。
 それでもまだ練習は続きます。
 やるべきこと全てをやり切ったうえでしかスタートラインにはつけないからです。

<練習ベスト更新者>
1000×3
小雪、三浦、☆松浦、☆沢部、福澤、川田、福島
2017年10月27日
 おはようございます。
 今日は井の頭での練習でした。

 今日はOGの岩橋さんが来てくれました。
 こんなにいろんなOGやOBが代わるがわる来てくれる部活もないと思います。
 それも全て法政高校陸上部の持つ良さです。
 短距離は自分たちでreaction timeの練習を井の頭でやる方法を考え、いい雰囲気で取り組んでいました。
 秋の練習をいろんな側面から楽しんで取り組むことができれば、いい冬季練習につなげることができます。
 
 駅伝チームは最後の長い練習でした。LTRun。井の頭のコンディション的には、これまでだとできないメニューでしたが、松浦さん達が一度雨の中で練習したいと言ったときに新しい選択肢が生まれ、今日も無事に練習できました。意志あるところに道は開けるのです。
 コーチに来てくれた岩橋さんも息をのむほどの意識の高さで、みんなが一生懸命メニューに取り組んでいました。僕がかつて岩橋さん達に「強い選手はアップの仕方から周りを圧倒するオーラが出ている。メニューに対して取り組むときの真剣さが、周囲に声をかけさせないものになる。そういう集団がいるチームは強い」と話したことを思い出したと言ってくれました。
 天気も、環境も決して恵まれていたわけではありませんでした。それでも、ここまで満足できる練習が積めた年はありませんでした。あと1回。31日のVO2ができれば、新しい扉が開くと思います。

 都駅伝まであと7日。

<練習ベスト更新者>
LT40分達成
沢部、矢田
LT40分達成&最速更新者
小雪、松浦、☆瀬崎、小畑
800×4
松井、☆三浦、彩奈、福島
2017年10月29日
 おはようございます。
 今日は雨の中での試走でした。

 顧問になってから7年目。初めての雨。
 歴史を作る時には変化が必要です。
 例年と比べて試走に来ている学校も少なく、逆に言えば地の利を手にすることができました。
 天の時
 地の利
 人の和
 落ちているゴミを拾い続けることで天の時をつかみ、
 他のチームがやらない中で地の利を得て、
 日本一のチームを目指そうと選手だけでなく、チーム全員が役割を担って新しい扉を開きます。

 都駅伝まであと5日。
2017年10月30日
 おはようございます。
 今日は井の頭での練習でした。

 いよいよ練習も大詰めです。
 今日は全体でのオールペース。
 男子と女子が一緒に走りました。
 最高の仕上がりだと自信をもって言えます。
 次の扉を開くとき。

 

 都駅伝まであと4日。

 都駅伝の応援はこちらから
2017年10月31日
 おはようございます。
 今日は駅伝前最後の練習でした。

 短距離はこれまで練習してきたことを一度タイム計測して確認。
 きちんと成長が確認できました。
 秋・冬の練習が春・夏と同様に大切であることを忘れずにモチベーションを持ちながら取り組めるかどうかがポイントです。

 駅伝チームは、最後のポイント練。最大酸素摂取量を上げるメニューでした。
 今週はすでにLT、昨日の負荷が高い設定のオールペースとやってきているので、体の重さを感じる部員もいましたが、最後にしっかり心拍を追い込むという狙い通りの練習ができました。
 もう練習でできることはありません。
 あとは、気持ちの面をしっかりと作っていくこと。
 リラックスが前提、そこに少しだけ緊張感をトッピング。
 押しつぶされそうなプレッシャーを感じている人もいることと思います。
 明日のミーティングで選手を発表しますが、選手に選ばれた人も、サポートの人も、みんなが一つになってチームとして挑む駅伝です。
 そこにもう一つ付け加えるものがあります。
 その存在に気づいたとき、君たちは新たな力をもらうことになると思います。
 全ては明日のミーティングで。

 都駅伝まであと3日。

 都駅伝にお越しの方へ

<練習ベスト更新者>
200
大山、坂本、河野、山口、田所、☆箕浦、草野
VO2Max
10分到達者
小雪、松井、松浦、沢部、彩奈、矢田、川田、瀬崎、小畑、福島
15分到達者
☆三浦
2017年11月01日
 おはようございます。
 今日は都駅伝最終ミーティングでした。

 駅伝への想い2017

【選手紹介】
 女子1区 2年 松浦 
 私学大会800M 7位 都新人大会出場 男子と共に練習を積んだ エース
 
 女子2区 1年 小雪 
 毎日自主練を欠かさない ロードに関しては圧倒的な強さを持つ まや先輩の伝説を超えられるか

 女子3区 2年 松井 
 初代東京駅伝三鷹市代表チーム選手 全ては松井から始まった

 女子4区 2年 三浦 
 昨年の選考会タイムより1分20秒も速くなった まや先輩を超えられるか

 女子5区 1年 澤部 
 二代目東京駅伝三鷹市代表チーム選手 歴代最強クラスのスピードを武器にアンカーを務める

 男子1区 3年 小畑 
 法政高校陸上部男子の伝統を唯一引き継ぐ 伝統の継承なるか

 男子2区 1年 福島 
 夏から陸上部加入 走るたびに成長を続ける

 男子3区 1年 瀬崎 
 1年エースへと成長 体調面に不安あり

 男子4区 1年 川田 
 二代目東京駅伝三鷹市代表チーム選手 法政大学の駅伝映像を見てから急成長

 男子5区 2年 田所 
 短距離からヘルプ 昨年までは800選手 昨年走れなかった気持ちをぶつける

 男子6区 1年 矢田 
 チーム一の面倒見の良さがある 人柄の良さは勝負の運を味方につける

 男子7区 1年 福澤 
 中学では野球部 何事にも真面目に取り組み安定感が抜群 
 
 主務 2年 杏
 男子、女子分け隔てなく誰とでもコミュニケーションを取りチームの和を保ってきた。複雑な当日の役割分担のとりまとめ。

保護者の皆様へ
 この日のためにずっと頑張ってきました。
 できましたら、皆様のお力をお貸しください。
 法政高校陸上部の新しい歴史の始まりを見届けていただきたいと思います。
 保護者の方のLINEグループなどありましたら、当日教えてください。

都駅伝にお越しの皆様へ
2017年11月03日
 おはようございます。
 今日は都駅伝でした。
 こちらをご覧ください。

 →都駅伝結果
 →都駅伝の様子

 
2017年11月04日
 おはようございます。
 今日は井の頭で練習でした。

 都駅伝も終わり、今日から新たなスタートです。
 中長男子チームも昨日までとは別のチームになりました。
 ここで変われなければ、陸上部に入った意味がなくなります。
 自分たちの弱さを認めたところから、人は変わることができるのです。
 いい練習をしていました。
 速くなるのは誰でもない自分。
 誰かに速くしてもらうのではありません。
 どうすれば速くなれるのか、それを問い続ける3年間に。
 悩み、苦しんだ人にだけ見える答えがあります。
 共に走り続ける中で、君たちにその瞬間が訪れますように。
2017年11月06日
 おはようございます。
 今日は井の頭での練習でした。

 都駅伝が終わり、中長は三鷹駅伝に向けて気持ちを新たに高めていく時期。
 短距離はこれから冬に向かうに連れて、スピードを出すのが難しい時期になっていきます。
 春と、夏だけ良ければいいという考え方だと半年を無駄にすることになります。
 秋には秋にしかできない練習がある。
 大会や、駅伝で悔しいという想いをした分だけ、
 もしくは自分が思った以上にできることを知った分だけ、、
 ライバルたちは強くなります。
 Prize Theoryという話をしましたが、スポーツ心理学で研究している世界の一流アスリート達に共通するのは、この練習をすることで自分がどこにたどり着けるのかを明確に理解していることです。
 願えば叶う、
 願わなければどんな夢も叶わない。
 まず意志があり、
 そして工夫があり、
 その先に道が開かれるのです。
 秋季大会PB更新、
 三鷹駅伝女子2連覇、男子表彰圏内。
 見たい景色があるから、
 今日頑張れる自分がいるのです。
2017年11月07日
 おはようございます。
 今日は中2の東京駅伝組、中3の体験の子と大所帯で練習できました。

 中2はいよいよ明日、選考会です。
 直前で怪我人が出るなど残念な状態ですが、走れる人は怪我した人の分までしっかり走ってほしいと思います。
 中3は短距離の女子4人、マネージャー、そして中長2名とたくさん来てくれました。
 部員たちも本当にうれしそうで、今日の練習が最高の練習になりました。ありがとう。

 後輩の存在が先輩を更に強くする、
 先輩に憧れることで後輩も強くなる。
 部活でしか味わえない経験です。

 君たちが大人になった時、
 周りの大人と少しだけ違う自分になることができるはず。
 環境を言い訳にしないこと、
 負けないことです。
 願えば叶う。
 夢を実現する道を見失わないことです。

 三鷹駅伝選考会まであと5日。

<練習ベスト更新者>
50(11月4日)
☆藤森
30
☆山口、箕浦
1000×2
☆三浦、小雪
2017年11月08日
 おはようございます。
 今日は中学生の東京駅伝三鷹市代表選考会のため、昼練のみでした。

 そして夜は三鷹駅伝監督会議。
 今年の招待チーム、矢吹町女子チームは実力で僕らを上回っています。
 最強のチームに挑むことで、また一つ大きく成長できると思います。
 このような機会を与えてくれた陸上の神様に感謝。
 強いチームと戦うことでしか味わえないことがある。
 また一つギアを上げて、練習に挑もう。
 
2017年11月09日
 おはようございます。
 井の頭での練習でした。

 冷たい強風の吹くなかでの練習。午前中が温かかったばかりに、油断している部員が多かったです。
 短距離はレギンスがマストです。また練習後、体を冷やさないようにウィンドなども必要です。
 中長は昨日の三鷹駅伝のエントリーを見て、気持ちを引き締めての練習。
 それでも僕らはいつだって挑戦者としてやってきたので、やることは変わりません。
 これから劇的に何かが変わるわけでもないので、都駅伝から2週間分の成長ができればいいと思っています。
 ただ、大切なのは、やり切ったという気持ちでスタートに着くこと。
 やれるだけのことはやった、後悔はない。
 そういう気持ちで、そういう目つきが自然とできるように。
 覚悟のある目つきは周りにプレッシャーを与えます。
 スポーツは相手の長所をいかに出させず、自分たちの長所を出すか、そういうゲームです。
 野球などでも負けたチームが、自分たちの野球ができなかったという話をしますが、まさにそれがスポーツ。
 法政高校陸上部は法政高校陸上部以外の何物でもありません。
 勝つ責任は相手側にある。
 僕たちには失うものは何もない。
 ワクワクしながら、スタートラインに立ちましょう。
 そして自分のもとにやってきてくれる仲間を笑顔で迎えられるように、悔いのない2週間を。

<練習ベスト更新者>
150後半走
☆大山、坂本、藤森、浅見、河野、田所、草野
VO2Max10分到達
小雪、三浦、松浦、沢部、彩奈、福澤、川田、瀬崎
15分到達
☆松井、☆福島
2017年11月10日
 おはようございます。
 今日は久しぶりの済美でした。

 短距離にとっては久しぶりのスパイク練習。
 ここでモチベーションが上がらなかったら、短距離じゃありません。
 試したいこと、これまでやってきたことのポイントを頭の中に起きつつ、実際の動きにつなげることができたでしょうか。
 20、40でスピードが出なかった人は体の温め方、メニューへの入り方をもう一度見直す必要あり。
 60、80ではみんなこれまでの成果を発揮することができました。
 駅伝チームの方は、明後日の選考会をにらみながらの練習。
 疲労を残さず、かつ明日のオフを安心してしっかり体を休められるだけの満足感が必要。
 それぞれの状態に応じて、準備できました。
 明日は遊びに行ったりせず、しっかり家で体を休めてください。
 横になっているだけでも重力から解放されて足が休まります。
 遊びに出掛ければ重力はかかり続けます。

<練習ベスト更新者>
1000×3
松井、☆松浦
20
浅見、☆河野
40
☆河野、山口
60
大山、坂本、藤森、浅見、☆河野、山口、箕浦、草野
80
坂本、藤森、浅見、☆河野、山口、田所
2017年11月11日
 おはようございます。
 今日は短距離だけでみっちり練習でした。

 駅伝シーズンに突入し、更に中学生の東京駅伝三鷹市選考会などもあったため、なかなか短距離を見ることができないでいました。
 今日は中長はオフにしたので、短距離だけ見ることができました。
 春・夏と体感したあの暑さを思い出してほしいという願いを込めて、動画を作成し、ラインに載せました。
 心が先、パフォーマンスは後。
 速くなる責任は自分にあること、
 誰かのせいにしないこと。
 そうした話をしつつ、久しぶりにフォームを録画しました。
 自分のイメージと、実際の動きの違いに気づいてほしかったのですが、きちんと気づけたようで真剣に取り組んでいました。
 快調走なので、気持ちがなければただ流すだけのメニューになってしまいますが、意識を持って取り組むことで普段の練習と同等、もしくはそれ以上に価値のある練習になることを実感できたはずです。
 何をするかではなく、何を想ってやるか。
 どんな練習でも、そこに心があれば、貴重な練習になるのです。
 練習を意味のないものにしてしまうのは、自分の心。
 体育館でのトレーニングだって、心が入っていない人がやるのと、オリンピッククラスの選手がやるのでは同じ物でも全く次元の違うものになります。
 日本一のチームになろう、
 そういう気持ちで取り組むことができるチームになろう。
2017年11月12日
 おはようございます。
 今日は三鷹駅伝選考会でした。

 気温12℃。本番を想定するのにはちょうど良い気温でした。
 9月に都駅伝選考会で出した自分の記録との戦い。
 あのときからどれだけ成長できたかを確認します。
 短距離は60を1本。
 試合前の完成度を確認するメニューです。
 フォームの確認をこの前行いましたが、良い形で表れている人も何人かいたようです。
 まだ結果につながっていない人も、諦めないこと。
 目先の結果にばかりとらわれると、本質を見失います。
 目指すべきフォームを追求すること。

 選考会にはOBの奥野君が来てくれました。2部陸で現役。1500Mを4分9秒で走る力を持っています。偉大な先輩に引いてもらい、女子も男子も好記録を出すことができました。男子は昨日僕が話したことを受け止め、真剣さが出てきました。心が変われば、結果が変わる。この前までの男子チームでは想像もできないような素晴らしい成長を見せてくれました。男子チームの成長は、女子チームにとってもプラス。心が先だということを改めて客観的に見ることができたはずです。
 そして、女子チーム。法政高校史上最強チームとなったことで、目標を見失いかけていた部分もありました。しかし、今回の三鷹駅伝で最強のチームに挑戦できることになり、更に進化を遂げることができました。改めてライバルのいることの大切さを実感。高いレベルに挑戦することでしか、前に進むことはできません。
 今日の選考会は、本当に大切な一日になりました。きっと、今日のことを僕は一生忘れないと思います。そして君たちもきっと忘れないと思います。大切なのはスタートラインにつくまでの過程であり、号砲がなってからはその結果に過ぎないということ。僕たちは僕たちの戦い方をすればいい、結果はあとからついてくる、そう思えるような準備ができれば、それでいい。
 そして、今日君たちが見せた奇跡は、君たちにしかできないことだった。

<三鷹駅伝選考会>
男子3000
 1年 瀬崎 10分31秒11(PB更新)
 1年 福澤 10分49秒78(PB更新)
 1年 矢田 10分50秒70(PB更新)
 1年 福島 11分04秒25(PB更新)

女子3000
 2年 松浦 11分23秒01(PB更新)
 1年 澤部 11分33秒33
 2年 三浦 11分41秒38(PB更新)
 1年 小雪 11分49秒60(PB更新)
 2年 松井 12分00秒05(PB更新)
 1年 彩奈 13分27秒87(PB更新)


<練習ベスト更新者>
60
大山、山口、☆箕浦、草野
2017年11月13日
 おはようございます。
 三鷹駅伝周回ジョグでした。

 本当は土曜日に予定していたのですが、天気予報があまり良くなく、今日に変更しました。
 全て陸上の神様の思し召しなので、土曜日あたりから練習量を減らした方がいいということなのだと受け止め、今日のロングジョグ。
 ポイントをしっかり確認することができたと思います。
 僕はもう流石に頭の中に全て入っているので、それを基準にしてしまうと部員たちがどこまでわかっているのかなかなか肌で感じるのが難しいですが、アルバムにも載せているのでしっかり確認しましょう。
 12K以上あるのですが、みんなでジョグをしているとあっという間に感じます。
 ところどころ人が多いところがあるのでジョグも邪魔にならないようにとか気を使う場面が多いですが、飯盛君達とも上柚木競技場の周りをジョグで旅立ったり、懐かしい思い出があります。
 今の2年生とはもうあとわずかしかいられないので、今日のような一日も大切な思い出です。
 1年という時間は、お別れの準備をするのには短すぎるほどあっという間の時間です。
 とにかく密度をどんどん濃くしていって、一瞬も後悔が残らないように。
 明日の練習も、全開で挑みましょう。

 三鷹駅伝まであと13日。
2017年11月14日
 おはようございます。
 今日は予測が外れての雨、体育館での練習でした。

 体育館での練習は何かと難しい部分がありますが、中長も何とか予定していたメニューをやりきることができました。
 短距離は自分たちで考えた方法で変形ダッシュをやっていましたが、非常に参考になりました。
 みんな楽しそうに練習していて、やはり高校生の柔軟性は凄い!と実感。
 体育館でもきちんと目的を達成する練習ができるチームに成長したことがうれしいです。
 これは今後への可能性を広げていくことになります。
 明日は晴れるはずなので、思いっきり練習しましょう。
2017年11月15日
 おはようございます。
 今日は中3の体験がたくさん来てくれました。

 いよいよ本格的な冬が近づいてきています。
 春は暖かく、日差しが心地よく、自然と気持ちも上がります。
 これから迎える冬は、寒く、暗く、しっかりした目標を持ち、モチベーションを持っていないと気持ちがしっかりと練習に迎えません。
 中3の体験の子が来てくれることで春のイメージで取り組むことができました。
 今日来てくれた子一人ひとりにそれぞれ才能があり、陸上部に入部してくれればまた新たな物語が始まるのだと感じました。
 中長は少し体調不良者などが出てきているので、黄色信号が灯っている状態です。
 明日のオフをしっかり休養に充てて、回復してもらいたいと思います。
 法政の走りを心待ちにしてくれている人がいることを忘れずに、一日一日を大切に過ごしましょう。
2017年11月17日
 おはようございます。
 短距離は明日の大会に向けてオフ、中長のみで練習しました。

 今日は大会前、最後の実践的メニュー。
 このメニューがきちんとできれば、自信がぐっとつきます。
 男子はこの前選考会に出られなかった川田君の選考会からスタート。
 2000まで僕が引きましたが、安定した走りで、そこからの1000では一気にスピードアップ。
 見ている人の心を打つ走りをしてくれました。
 終わった後に感想を聞いた時、まず話したのは仲間に対する感謝の気持ちでした。
 途中苦しくなった時に、小畑先輩と走ったことや、仲間に心配をかけたことなどそういうことを考えていたら苦しさを乗り越えられた、そう話していました。
 その勢いをそのまま、女子も松浦さんと沢部さんを同時に引きましたが、二人とも1600M地点まで見事に余力を残しながらついてきて、そこからのスピードアップも素晴らしかったです。特に松浦さんは残り200からのラストスパートは本番を意識した素晴らしいものでした。松浦さんは法政の女子2000記録更新、沢部さんも1年生記録更新。そのあと、三浦さんのことも引きましたが、三浦さんも1600Mまで余力を残し、ラスト400からのスピードのキレが凄まじく、ラスト200からは1区のゴール付近をイメージしながら、4区での逆転を信じて少しでも4区に余裕を作れるようにという想いが伝わってくる熱い走りでした。
 今日一日が特別な一日になったことは間違いなく、ここに到達することができたこと、この景色を見れたことに感謝。
 

<三鷹駅伝選考会追加>
 1年 川田 10分26秒62(PB更新)

<練習記録更新者>
小雪、松井、三浦、☆松浦、沢部、矢田、福澤、瀬崎、福島
2017年11月18日
 おはようございます。
 今日は秋季大会でした。

 →秋季大会結果

 例年より2週ほど遅い開催、気温は冬。短距離にとってはタイムを出すのが非常に難しい中での大会。
 そんな中でも、4人がベスト更新、1人がベストタイを出すことができました。
 気持ちが先、パフォーマンスはあと。
 夏の大会が終わり、そのあと一時目標を見失いかけたこともありましたが、チームでの話し合いを通じてよくまとまりました。
 速くなるのは自分の責任。
 その言葉の意味をよく受け止め、練習でも自主的な工夫をする場面も見られるようになってきました。
 チームみんなで高め合う雰囲気をもっと出すことができるようになれば、都総体への扉も開くと思っています。

 駅伝チームの方は、小雨がパラつくなか、5Kジョグをしました。
 タイムを指定しながらのジョグだったので、後半は高速ジョグになりましたが、全体でまとまって走り切ることができました。
 ジョグじゃない、という部員の声もありましたが、かつてはできなかったレベルでチームが成長しています。
 毎回の練習が可能性の連続。
 まだまだ天井は見えず、ただこの先の景色を求め続けるだけ。
2017年11月20日
 おはようございます。
 今日は井の頭での練習でした。

 短距離は大会から見えた課題を確認していく練習。
 中長は三鷹駅伝前の残り2つのポイント練の一つ。
 ここまで来たら、あとは調子を整えていくことが何よりも大切です。
 テスト勉強もしっかりやりながら、早寝早起きを心掛けましょう。
 寝れば寝るほどパフォーマンスは高くなります。
 11時から4時の間に熟睡していないと成長ホルモンが分泌されず、疲労回復、筋肉の修復、骨の強化が進みません。
 大切な1週間にしましょう。

<練習ベスト更新者>
400×6
 澤部、彩奈、三浦、小雪、福澤、川田、瀬崎、矢田、☆福島
2017年11月21日
 おはようございます。
 今日は井の頭での練習でした。

 短距離は冬期練へと移行し、距離の長い練習に入りました。
 レースが続いていた時期にはできなかった練習を取り入れ、総合的に走る技術を身につけていく時期です。
 中長は最後のポイント練に向けてのつなぎの練習。
 質の高い練習ができているので、一つひとつの練習がさながら本番のようです。
 いよいよ練習もポイント練を残すのみとなりました。
 これまで何度も挑んできた三鷹駅伝ですが、これほど高いレベルで練習できたことはありませんでした。
 それでも1、2年生のチーム。男子は1年生のみのチーム。
 挑戦者であることを忘れてはいけません。
 挑戦し続ける限り、可能性は無限なのだから。

<練習ベスト更新者>
300+100
☆箕浦
2017年11月22日
 おはようございます。
 三鷹駅伝前、最後の練習でした。

 雨が降ったら、ミーティング。明日の午後、東大和南公園で練習。
 そちらの方がいい、と松浦さんが願掛けをしたせいか練習開始とともに雨が降り出しました。
 それでも流石にここまできて引き返せないので練習決行。

 短距離はタータンでやるはずだった加速TTが井の頭に変更。
 井の頭でしっかり走れていれば、春には最高の結果が待っています。
 練習は不利な環境で、試合は最高の環境で。
 練習でつらい思いをした分、試合では最高の笑顔が待っています。

 中長は疲労がたまっていて足が重い中、全体的にはイメージ以上の走りができていました。
 練習の途中、松浦さんの気持ちが固まったころ、自然と雨も止んでいました。
 最後の一本は僕が引きましたが、この条件の中にもかかわらず、最高の走りをしていました。
 三鷹駅伝に向けて不安な気持ちを練習で解消したくなる気持ちはよくわかりますが、今日の練習を一区切りにして、あとは疲労回復に向けましょう。それで走れなかったら僕が責任を取ります。これまで同様、信じてしっかり休んでもらいたいと思います。
 これまでの先輩たちも、君たちと同じ気持ちで一生懸命取り組んできました。それでも、ここまで到達することはできませんでした。間違いなく、歴代最高の練習が積めました。これ以上は、あと1年先のレベル。今の自分たちにできることは、やりきりました。あとは明日のミーティングで地の利、人の和を高めましょう。
 そしてつかめるか、天の時。
 人の嫌がることを率先して引き受け、落ちているゴミを拾い、学校のルールなど細かなものも含めて自分に都合の悪いものをどこまで守ることができたか、それが決算となって現れます。
 陸上を通じて人間的に成長すること。
 それが最大の目的であって、結果はそれに伴って必ずついてくるもの。
 君たちが去年とは全く違う成長をできたからこそ、今日の練習がありました。
 さらなる高みを目指すには、もっともっと人として成長していきましょう。


<練習ベスト更新者>
1000×3
小雪、松浦、福澤、川田、☆瀬崎、福島
100加速TT
大山、坂本、藤森、浅見、田所、☆箕浦、草野
2017年11月25日
 おはようございます。
 明日はいよいよ三鷹駅伝です。
 
 三鷹駅伝に初めて挑戦した年は、女子は部員が短距離の瀧澤さん、中距離の松家さんしかいなく、バスケ部、テニス部からメンバーを借りて出場しました。その翌年、初めて陸上部だけで揃って出ることができ、まさかの優勝。3年の瀧澤さんを優勝で送り出したいという松家さんの強い気持ちが勝利を呼び寄せました。それが2012年のことです。
 2連覇の難しさを思い知らされた2013年。
 そして去年の優勝。
 また再び、不可能への挑戦が始まろうとしています。
 Impossible 不可能という言葉の中には、いつだって
 I'm possible 自分ならできる、という言葉が隠れている。
 苦しくなった時に少し手を抜いたって、周りにはわからないし、誰も自分のことを責めたりはできない。
 でも、自分はわかっている。
 もう少し頑張れたことを。
 自分ならできたはずだということを。
 挑戦する権利を与えられたこと。
 自分ならできる、と証明すること。
 できない、と言われていることに挑戦できることは幸せなこと。
 できなくても誰も責めたりできないし、
 できたらそれはすごいことなのだから。
 だから、正々堂々と勝負しよう。
 法政高校陸上部にしかできない走りがあることを、
 君たちはもう知っているはずだから。
2017年11月26日
 おはようございます。
 今日は三鷹駅伝でした。

 →三鷹駅伝の様子

 三鷹駅伝法政歴代記録

男子
1区 2.6K 福澤9分25秒(2017)
2区 2.6K 田丸8分46秒
3区 3.2K 横田10分54秒
4区 3.5K 飯盛10分45秒

女子
1区 2.6K 三浦 10分12秒(2017)
2区 2.6K 小雪10分31秒(2017)
3区 3.2K 沢部12分12秒(2017)
4区 3.8K 松浦14分54秒(2017)

 三鷹駅伝2017

男子 6位
1区 2.6K 福澤9分25秒(歴代記録更新)
2区 2.6K 矢田8分54秒
3区 3.2K 瀬崎11分16秒
4区 3.8K 川田13分39秒

女子 優勝
1区 2.6K 三浦 10分12秒(歴代記録更新)
2区 2.6K 小雪10分31秒(歴代記録更新)
3区 3.2K 沢部12分12秒(歴代記録更新)
4区 3.8K 松浦14分54秒(歴代記録更新)


 先輩たちが挑んでも越えられなかった壁がありました。
 都駅伝26位、三鷹駅伝2連覇。
 都駅伝では22位を記録し、三鷹駅伝の2連覇を達成しました。
 今回の三鷹駅伝は、簡単に勝てる駅伝ではありませんでした。
 招待チームは福島県の名だたる陸上強豪校の選手たち。
 個人だったら勝負になりませんでした。
 それでも、チームであれば、可能性はある。
 最後の選考会の前の試算では22秒差で負けていて、選考会でベストを大幅更新して4秒差で逆転の可能性が出てきました。それでも、それらを達成するには、3つの要素が必要でした。
 地の利、
 人の和、
 そして天の時。
 三鷹という大地に根を張り、毎回の練習で積み重ねた感謝の気持ち。
 法政高校陸上部でしかできない、集団戦術、チームワークは7年間の試行錯誤を経て歴代最高のものになっていました。
 そして、最後は天の時。
 落ちているゴミは拾う、学校のルールは細かなものまできちんと守る、自分にとって面倒なこと、不利なことを自ら進んでやるときに心の中で少しずつ願掛けをする。
「このゴミを拾いますから、どうか陸上部の部員に天の時が味方をしますように」
 去年の三鷹駅伝を経験し、後援会の方々から応援してもらえることのありがたさ、法政という名を背負うプライドが芽生え、そうして積み重ねた1年分の天の時。
 あとは信じるしかありませんでした。
 不可能への挑戦。
 Impossible、その言葉の中にはI'm possible、自分ならできるという言葉が隠れていると信じたスタートライン。
 部員たちのここまでたどり着くまでに流した汗と涙が、天の時をも味方につけました。
 女子の2連覇、そして男子6位、自分達が最初にいた位置を知っている部員からすると奇跡としか言いようがありません。
 人は、いろんなことを言い訳にします。
 時間がない、才能がない、お金がない。
 でも、僕たちにはたくさんの可能性がある。たくさんの選択肢がある。
 そう信じ続けた1年間でした。
 それも全て、今の2年生達が懸命に取り組む姿から僕に教えてくれたことです。
 君たちがいなかったら、今日の奇跡は起きなかった。
 君たちと過ごせた1年間を誇りに思う。
 

 今朝も、朝早くから、遠方から、たくさんの方々が応援に駆けつけてくださいました。
 三鷹駅伝の後には懇親会までも準備していただきました。
 この場を借りて、御礼を申し上げます。
 「気づくと法政カラーのものばかり買ってしまう」そんな話を部員がしています。
 後援会の方々からお話いただいたことから愛校心が深まっています。
 法政に入ってよかったと、言葉にならないほどの気持ちと共に部員たちが巣立っていけるよう、新たな1年を送っていきたいと思います。
 今後とも、法政高校陸上部をよろしくお願い申し上げます。

2017年12月06日
 おはようございます。
 今日から部活再開です。

 4月の春季競技会まで時間があると考えるのではなく、毎回の練習を大切にすること。
 実際、練習できる回数は50回ほどです。
 100Mで1秒縮めたいのなら、毎回の練習で0.02秒縮めなければいけません。14秒台の選手であれば、14cm。800で7秒縮めたいのなら、毎回の練習で0.14秒。2分27秒の選手なら76cm。それだけ成長しなければ到達できないのです。
 目の前に迫っているものがないと頑張れないのは人の本能かもしれませんが、結果を残す選手はコツコツと小さな目標をクリアしていくのが上手です。
 今日一日で、少しでも成長したい、そういう気持ちで取り組んでいる部員が見られませんでした。
 新入生と共に新たな一年を歩み始める春とは違い、冬はこの1年で感じた悔しい気持ちに向かい合う決算の時期。
 楽しさだけではいけません。
 悔しさから学んだことがあるはずです。
 その気持ちを忘れてはいけない。
 頑張った人にしか見られない景色にたどりつけるかどうかが、この冬にかかっているからです。
2017年12月07日
おはようございます。
今日は東大和南公園で練習でした。

久しぶりのタータントラック。部員たちもモチベーション高く練習に取り組みました。
短距離も久しぶりのバトン練。法政は1年を通してバトンの質を上げます。多くの学校が春先から練習を開始するところを、僕達は春先には最後の仕上げ。
4継では負けない、とはその練習量です。
日本式のバトンとは違うやり方なので、冬場のスピードが落ちたところでも、夏場のスピードが最速になる時でも同じように練習することができます。
知識こそ全ての源泉。
中長も4月の大会に向けての基礎練習を開始しました。
これまでの理論と、更に新しい理論を軸にして春季大会での大幅なレベルアップを目指します。
1月2月と練習が不定期になる時期もあります。
今、自分が何を目指すのかをしっかり確認して、ぶれずにやり遂げる心を養うことが大切です。



〈練習ベスト更新者〉
400×6
☆松井、小雪
400×2×2
三浦、松浦
2017年12月09日
おはようございます。
今日は井の頭での練習でした。

このところ気が緩んでいる部員が目立っていたので、その点に関して注意をしてからのスタート。
気持ちを新たにしっかりと取り組んでいました。
井の頭トラックは昨日の雨でコンディションは良くなかったですが、それでも好タイムを出していました。
12月のTTは来年に向けての大切な物差しになると思います。
もう一度謙虚な気持ちで取り組みましょう。


<練習ベスト更新者>
200×3
大山、坂本、藤森、☆河野
LTRun40分到達
小雪、彩奈、矢田、☆瀬崎、福島
2017年12月11日
 おはようございます。
 武蔵野陸上競技場での練習でした。

 久しぶりのタータントラック。
 更に今日は安達先輩と大曽根先輩が来てくれました。
 短距離もずいぶん成長したとほめてもらいつつ、積極性に関してはもう少し。
 まだまだ本気で陸上と向き合えていない証拠です。
 高校生の本気は凄まじいものがあります。大人では諦めてしまうことでも、高校生だからこそ頑張れる。
 今年の中長女子チームではそのような瞬間を垣間見ることがありました。
 次はチーム全体でそういう雰囲気を作っていく番です。
 今日、冬期特別講座で高1には「練習は試合のように」、高2には「チームの作り方」という講座を行いました。
 高2の講座には様々な部活の部長や幹部の子達が集まりましたが、改めてチームの定義を教えたところ、最後の感想のところで「僕たちの部活はチームになれていないどころか、グループでもないかもしれません」と気づいた生徒がいました。
 ただの集団的集まりなのか、その一段上のグループなのか、更に高い次元にあるチームなのか、そういうことを真剣に学んでいました。
 自分たちの部活をチームにしていくことは、簡単なことではありません。
 それでもチームにすることができれば結果を出すことができるようになるだけでなく、チームに所属できること自体に誇りを感じ、チームで得られることは他のことでは得られないと感じることができます。
 今日集まった部活の中でも、自分たちはチームだ、と自覚している部活の生徒たちは非常に清々しい表情で授業を受けていました。そうでない部活の生徒たちは深く考え込みながら受けていたのが印象的でした。
 人は社会的な生き物。
 誰かと関わり合うことで可能性は無限に広がる。
 誰かのために、その想いが自分の目の前にあるちっぽけな限界という壁をぶち壊してくれるのです。
 半年後、日本一のチームとなることができた時、一生忘れることのできない景色を見ることができるはずです。





<練習ベスト更新者>
30
坂本、☆山口、草野
50
☆坂本、山口
80
坂本、☆山口、草野
400
☆三浦、松浦
1000
瀬崎
2000+1000
☆小雪

2017年12月12日
おはようございます。
今日は井の頭での練習でした。

昨日安達先輩や大曽根先輩からもらったアドバイスを意識した練習ができましたか?
目標を持ち、なりたい自分をイメージできていれば毎回の練習は可能性に満ちていてワクワクするものです。
雪が降ればしばらくトラックが使えなくなります。
工事が入って半年以上使えない年もありました。
だから練習できること自体当たり前なわけではないのです。
トラックを思いっきり走りたい、そういう気持ちを大切にしましょう。

〈練習ベスト更新者〉
20
大山、藤森、浅見、☆山口、箕浦、田所、草野
2017年12月14日
おはようございます。
今日は井の頭で練習でした。

北風が強く吹き、追い風と向かい風で大きく条件が変わる中での練習。
短距離は追い風に乗って普段自分が出せないスピード域で脳の反射を高めること。
中・長は風に逆らわず、そしてめげずにただひたすらゴールという一点を意識して強い気持ちで走り続ける練習です。
自分に問いかけること。
今日の練習で自分は何ミリ速くなれたか。
明日の練習で今日の自分より成長したいと。
27日のTTがワクワクした状態で迎えられるように。
2年生にとっては、TTだってあと何回かしか経験できないこと。

夕方からは中学生の東京駅伝三鷹市代表チーム結団式に参加してきました。
高2の松井さんが選ばれたときから参加しています。
毎回、代表生徒の宣誓を聞いていて感動してしまいます。
中学生の頃から、駅伝で襷をつなぐことの大切さを理解していて、自分が何のために走っているのかを言葉にできることが凄いと感じます。
そういう気持ちで中3になり、学校も陸上で選び、高校生になった生徒達の覚悟。
そうした本気と戦って勝たなければもう一つ上のステージは見えてきません。
まだ見たことのない景色を、君達に見てもらいたい。

<練習ベスト更新者>
VO2Max10分到達者
小雪、松井、三浦、☆松浦、沢部、彩奈、矢田、川田、瀬崎、福島



2017年12月15日
 おはようございます。
 今日は井の頭での練習でした。

 短距離はタイムを気にせずしっかりイメージ作りのメニュー。
 意識した動きで最大出力を出せるかどうか確認しながら。
 動きを作る日と実戦で試す日、区別して取り組みましょう。
 メニューで必要な動きにつながるポイントはどこか、そのための準備の動きをしっかりと先に確認してから入ることです。

 中長は今度のTTでの目標タイムにつながる基礎値にしていくメニュー。
 すでに練習であって練習ではありません。
 これまでやってきたスピードがきちんとついているか、最大酸素摂取量は上がっているか。
 今日も自分が納得できる練習になったかどうか。
 自信はついたかどうか。
 1mm縮めることができたかどうかです。

〈練習ベスト更新者〉
600
松浦、☆川田、三浦
800
瀬崎、☆福島、松井
1000
小雪、矢田、☆彩奈
2017年12月16日
おはようございます。
今日は井の頭での練習でした。

週の初めは雨天予報だったので、練習できてよかったです。
来週は1年生がキャンパス見学があり、会議もあり、部活が不規則になります。
27日のTTに向けて、今こそ自分で考え、行動する力を発揮する時です。
12月にも関わらず、これまで良い練習ができました。
ここで諦めたらもったいない。
用意された練習環境がない時こそ、自分で用意する。
毎日の積み重ねでしか得られない自信があります。
来月には修学旅行・スキーと宿泊行事もあります。
与えられた環境の中でできることを最大限頑張る力こそ、法政高校陸上部の本領発揮するところです。
昨日よりも1mm前に進める自分であり続けられるよう、小さな目標を設定し、達成できる自分をイメージし続けましょう。

<練習ベスト更新者>
300
山口
200
☆草野
LTRun40分到達者
小雪、彩奈、矢田
1000
☆川田
2017年12月18日
おはようございます。
今日は武蔵野での練習でした。

武蔵野でしかできない練習があり、ここでしかつけられない自信があります。
武蔵野でしっかりタイムが出せれば、井の頭での練習の意味もより大切なものになってきます。
結局、自分が納得できるかどうか、そういう練習が積み重ねられるかどうか。
今日の練習が可能性に満ちていて、楽しいと感じられた人ならば今度のTTはきっと大丈夫。
練習は試合のように。
日々の練習と試合がつながるように。


〈練習ベスト更新者〉
100加速
大山、坂本、☆河野、山口

2017年12月19日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習でした。

 最高の環境で練習できました。
 短距離はタイムを出すことはできませんでした。
 言われたメニューをこなすことを考えるのではなく、メニューでいかに結果を出すか、走る前の自主的な練習、準備が足りません。
 ドリルの動き一つとっても、こだわりを持って、意図を理解して再現できているかどうか、何がいけないのか仮説を立て、その対策をして結果を振り返る、その繰り返しの中で1mm前に進めるようになるのです。
 中長はこれまでのスピード練習の成果を確認できる会心の一撃となる練習でした。
 TTが楽しみです。

<練習ベスト更新者>
800×4
松井
1000
松浦、☆三浦
2017年12月25日
おはようございます。
今日は武蔵野での練習でした。

陸上にだけ集中できる少ない機会。
いい環境で練習できました。
スピードに対する感覚を取り戻す時期。
TTに向けてしっかり取り組みましょう。

〈練習ベスト更新者〉
男子400R
山口→坂本→大山→箕浦
1000
☆彩奈
800
沢部、☆福島
400
松浦、☆川田
2017年12月26日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習でした。

 小春日和と呼ぶことができそうな温かな気候のもと、気持ちよく練習できました。
 チャンスはあります。
 ベスト更新で2017年を締めくくりましょう。
2017年12月27日
 おはようございます。
 武蔵野陸上競技場でTTでした。

<3000>
女子
 1年 小雪 12分30秒57
 1年 彩奈 13分22秒73(TTベスト更新)
男子
 1年 矢田 11分02秒38

<1500>
女子
 1年 澤部 5分34秒74(TTベスト更新)
 2年 松井 5分49秒64
男子
 1年 瀬崎 4分58秒49(TTベスト更新)
 1年 福島 5分13秒26(PB更新)
<800>
女子
 2年 松浦 2分35秒61
 2年 三浦 2分42秒97
男子
 1年 川田 2分19秒84(初)
<100>
女子
 2年 河野 13秒88(PB更新)
 2年 浅見 14秒21
男子
 2年 坂本 11秒83(PB更新)
 1年 草野 12秒22(TTベスト更新)
 2年 大山 12秒41
 1年 箕浦 12秒56
 2年 山口 12秒69(TTベスト更新)
 2年 田所 12秒78(TTベスト更新)
<200>
女子
 2年 河野 28秒98(PB更新)
 2年 浅見 30秒23
男子
 2年 坂本 24秒53(TTベスト更新)
 2年 大山 24秒93(TTタイ)
 1年 草野 25秒03(TTベスト更新)
 1年 箕浦 25秒39
 2年 山口 25秒60(TTベスト更新)
 2年 田所 25秒65(TTベスト更新)


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