保存版部活日誌

2017年01月01日
 新年がスタートしました。
 2017年、今年は何か大きなことが達成できるような気がします。
 チームスローガンは『仲間』。
 友達から仲間へ。
 グループからチームへ。

 Hope smiles from the threshold of the year to come, whispering, "It will be happier."
 希望が来る年の境界線から微笑み、囁きかける「きっと素敵なことが起きる」―Alfred Lord Tennyson

  本年も法政高校陸上部への変わらぬ応援のほど、よろしくお願い申し上げます。
2017年01月06日
 おはようございます。
 今日は高尾山でのトレイルラン&初詣でした。
 →高尾山トレイルの様子

 まずは箱根駅伝のことから。法政の応援が沿道で一番目立っていたこと、それだけ法政は大きな学校であること、愛されていることについて話しました。また、持ちタイムや実績ではシード権獲得は難しかったこと、駅伝はスポーツは持ちタイムや実績だけではないこと。そういったものに 惑わされず自信を持ってスタートラインに立てる準備をしてきたか、監督・コーチのことを信じて積み重ねた日々があるかどうか。
 グループからチームへ、友達から仲間へ。
 そういう話から始めました。

 2017年最初の練習はこれ以上ないほどの晴天。八王子からも富士山が見えました。
 陸上部員、育成の中学生、そして東京駅伝組の中2、OBで法政大学体育会から短距離の安達先輩、駅伝チームから飯盛先輩も参加して楽しく練習できました。
 登りはトレーニング、下りは初詣。
 登りで先輩に名前を覚えてもらえなかったら罰ゲームとミッションを出しましたが、みんな名前を覚えてもらえました。社会に出てからも大切なことです。覚えてもらえるようにまず、自ら行動する。
 山頂からは富士山がとても美しく見えました。何年か登ってますが、過去最高です。
 初詣では、天の時が与えられるよう祈りました。それに見合うだけの努力を積み重ねます。
 これから始まる2017年がどのような1年になるのか楽しみです。道は僕達の前にある。横でも、後ろでもなく、前に。

2017年01月09日
 おはようございます。
 今日は東大和南公園での練習でした。

 集合時間のこと、気持ちの準備のことに関しての注意から部活が始まりました。
 練習をしていれば速くなるわけではないこと、練習をしようという自発的な、前向きな気持ちがあって初めてその可能性が生まれることについて話をしました。
 ふと、周りを見渡してみれば、怪我で走れない他校の生徒はplankをやっています。誰に言われるでもなく、やらされているわけでもなく、悲壮感が漂うわけでもなく、目は輝いています。怪我をしていても、自分の可能性を高める方法はいくらでもあります。サッカーの本田選手も、野球のダルビッシュ投手も、怪我をしたからこそできることという考え方をして、目の前にあるできることを一つずつ取り組んでいきました。
 今日の練習が楽しみであれば、それは君たちのちょっとした仕草から溢れます。それは周りの仲間にも伝染し、熱気を帯びていきます。しかし、誰かの後ろ向きな気持ちはその何倍も伝染します。人の思考回路は否定的な言葉から逃れられないのです。雨やだなぁとか、何か体が重いなぁとか、そうしたつぶやきが周りのコンディションにも大きく影響します。
 だから強いチームは、楽なのです。
 お互いがプラスの言葉を掛け合い、つらい練習でも楽しそうに取り組むことができる。真剣な眼差しは周りで見ている人のことを本気にし、魅了する。後輩は先輩に憧れ、1年後、2年後の自分をイメージする。そのためだったら、今日の練習の苦しさくらいなんてことない、そう感じさせるものが生まれるのです。
 君たちだって頑張っているときはそういう雰囲気が生まれています。そういう時はどんどんタイムも上がります。
 タイムが上がらないから、そういう雰囲気なのか、そういう雰囲気だからタイムが上がらないのか。
 どっちも同じことです。
 うまくいくこと、いかないこと、その両方を受け止める勇気と、3カ月後もあるのではなく、3カ月しかないという気持ちで毎回の練習を大切に、大切に行えるかどうかです。
 試合だから頑張るのではありません。毎回の練習で頑張っているから筋力が養われ、スピードがつき、酸素を使えるようになり、食事に気を遣い、更に一段高いレベルで練習が積める。それの繰り返しをしていった先に試合を迎え、調子が悪くてもベスト更新、調子が良ければ支部8人に残る、という未来が待っているのです。それは全て現在の自分がやっていることの結果。今日というprocess(過程)があるから生まれるoutcome(結果)です。outcome goal ではなく、 process goal を持つ重要性については話をしてきました。
 結果はprocessのあとに out(外)からcome(やってくる)ものなのです。

<10+100TT>
1年 大山 11秒91
1年 小野寺 11秒97
1年 坂本 12秒01(初)
1年 山口 12秒42
1年 早坂 12秒58(PB更新)

女子
1年 河野 13秒68
1年 藤森 13秒80(PB更新)
2年 林   14秒19
1年 浅見 14秒25(PB更新)
1年 会田 14秒45(PB更新)
1年 大塚 15秒54(PB更新)

<練習ベスト更新者>
800×4
江平(初)、小雪(初)
2017年01月21日
 おはようございます。
 今日から通常の練習に戻りました。

 陸上の難しさは頑張りすぎると続かず、毎日少しずつ成長するためには意識が必要だということです。
 気づいたら周りが前に行っているから走って追いつくのではなく、最初から周りよりほんの少しだけ早く歩いている感覚です。
 そのほんの少しの早歩きでの差が、何日、何カ月と続いていくと、相手が気づいた時にはもう走っても追いつかれない差になっている。
 その早歩きで焦って前ばかり見ていて足元を見ていないとつまづき、怪我をする。
 ちょっと止まっていた時間があったからと焦っても同様につまづき、怪我をする。
 怪我の痛みがなくなったときには、周りには人がいなく、また焦って走るため、つまづき怪我をする。
 僕自身、そんなことをずっと繰り返してきました。
 でも、そうした失敗をただの失敗にするのか、つまづいたことのない人にはわからないコツをつかむきっかけにする時間とするのか、時には立ち止まることも必要です。
 何となく練習していれば速くなるわけではなく、意識を持つこと。
 モチベーションがあって、体が元気で、練習に対する意識・目的がある人の歩みは止まりません。
 今踏み出した一歩が次の一歩へのエネルギーを充填させ、この先続く道がどれだけあるのかではなく、次踏み出した一歩で変わる景色を楽しみにすることができるようになるのです。
 勉強も、陸上も、毎日ほんの少しだけ周りより努力を積み重ねることが鍵です。
 1日だけ張り切るのではなく、自分の限界や飽きっぽさをきちんと理解したうえで、継続してできる方法を見つけることです。
 そのペースであれば、楽しさが消えることはなく、きついことがあってもきっと乗り越えられる。
 練習が楽しい、練習できることが幸せだと、そういう気持ちになるのです。

<練習ベスト更新者>
300
大山、坂本、林、会田
2017年01月31日
 おはようございます。
 今日は東京駅伝組も交えてのTTでした。
 気温7度。短距離がスピードを出すには不利な条件。
 さらに100、200、そのあとの4継。本番より厳しい条件で力を出す。その状態を当たり前にしておけば、レースの時にはもっと記録を出せる条件が整います。結果よりも、内容が大切。今日の4継はこれまで取り組んできた新バトンの可能性がはっきりと見えた瞬間でした。上手くいけばもっとタイムは伸びる、上手くいかなくても必ずつながる、その日の調子やサーフェスなども考慮して準備できるこの方法に春の可能性を見出しました。

 他校が冬期練習という名の別の練習をしている間に、僕達はトラックシーズンと同じ緊張感を持って練習する。
 この半年の過ごし方の違いで、春にはきっと差がつきます。
 思い出すのは、夏の大会で1秒差で負けた相手、短距離であれば0.1秒差で超えられなかった壁。
 その相手より先に行った自分が必ずいる。
 Opportunity knocks only once.
 チャンスは一度だけやってくる。
 そう言われるほど巡ってくるチャンスは限られているという考え方もありますが、
 今回のチャンスを活かすことができなかった人もいます。
 そういう人はもう一つの言葉を思い出してください。
 This moment is a gift and there's another moment to come.
 この瞬間は与えられた贈り物。そのことに対する感謝の気持ちを持つことは人が幸せにいきるために必要なこと。
 この瞬間を活かしきれなかったとしても、次の瞬間が始まる。
 そこには新たな可能性が常にある。

<TT>
3000男子
2年 平 10分06秒08 (前回10分11秒)
2年 小畑 10分35秒15 (前回10分44秒)

3000女子
1年 松浦 11分53秒32(前回12分2秒)

1500女子
1年 松井 5分52秒42(前回5分48秒)
育成 小雪 6分00秒57(初)

1500東京駅伝組
宗像 5分46秒74(PB更新)
稲村 5分48(PB更新)
鈴木 5分53秒76(PB更新)

800男子
1年 田所 2分25秒75(前回2分26秒)

800女子
1年 松浦 2分37秒84(前回2分39秒)

100男子
1年 小野寺 12秒45(TT更新)
1年 坂本  12秒57(前回12秒30)
1年 大山  12秒72(前回12秒68)
1年 山口  12秒76(前回12秒72)
1年 早坂  12秒93(前回12秒90)

100女子
2年 林 13秒92(前回14秒02)
1年 河野 14秒03(TT更新)
1年 藤森 14秒32(TT更新)
1年 浅見 14秒43(前回14秒13)
1年 会田 15秒07(前回15秒02)

200男子
1年 小野寺 26秒13(前回26秒94)
1年 大山 26秒17(前回26秒37)
1年 坂本 26秒38(前回25秒40)
1年 早坂 26秒40(TT更新)
1年 山口 26秒64(TT更新)

200女子
2年 林   29秒93(前回30秒83)
1年 河野 29秒93
1年 浅見 30秒85(前回30秒41)
1年 藤森 31秒23(前回31秒35)

4×100MR男子
山口→坂本→大山→小野寺 49秒89(TB更新)

4×100MR女子
藤森→河野→浅見→林 57秒23(初)
2017年02月07日
 おはようございます。
 今日は強風の中での井の頭競技場でした。
 こういう時こそ、タイム以外の自分の中での目標をきちんと設定して、「やってやるぞ」っていう気持ちになれるかどうかが大切です。

 心が弱い人は環境に左右されます。
 晴れていたらやる気が出る
 雨だとやる気が出ない
 風が吹いていると諦める
 調子がいいと頑張れる
 調子が悪いとやめてしまう

 そういう自分を変えないと壁は越えられない
 壁を越えた人とそうでない人はスポーツでももちろん差はつくけど、
 勉強をしていても、仕事をしていても差はついていく。
 人生の楽しみ方、充実のさせ方も変わってくる。
 大切なのは、環境に左右されない強い自分の意志を持つこと。
 絶対達成したいものを持つこと。
 そしてその次をすぐに見つけること。
 掃除をしていたって、だらだら時間をかけて結局きれいにできないパターンもあれば、
 5分で終わらせようと掃除をしている場所を意識しながら無駄なく全てを掃いてきれいにする人もいる。
 目の前のことに集中することと、切り替えること。
 その時、その時、自分の目の前にあることに全力を尽くすとはそういうこと。
 Seize the dayとはそういう意味。
 今、全力で生きているかということ。
 スポーツ心理学の世界には一流ですかゲームというのが存在します。名前の通り、一流ですか?と問いかけるだけです。
 
 一流ですか?と聞かれて、一流ですと答えられる生き方をしているかどうか、それは持ちタイムとか、年齢とかそういうことは関係ない。
 自分がどれだけ今の自分に納得して頑張れているかどうかが問われているのだから。
 
 一流かと自分に問いかける
 一流だと答えられる毎日を送る
 結果が伴なわなくても、
 そういう生き方ができればきっと幸せになることはできる

<練習ベスト更新者>
STT
松浦
60
大塚、会田
2017年02月11日
 おはようございます。
 今日は済美での練習でした。

 祝日の土曜日、ということで多くの一般のランナーも来ていました。何万人単位で大人が集まる人気スポーツがランニングです。走ることは人の原点。自分の生き方と向き合うとき、人は走るようになるのです。
 短距離は試合を想定しての練習という部分で物足りなさがありました。できている人もいましたが、それを共有できないことが弱点だと話をしました。
 友達だったら言えないこと、仲間だったら相手の成長を願い、チームのために言わなくてはいけないことがあるのです。
 一昨日、雪のため練習をスポーツ心理学映像教材を見る日に変更しました。
 全国高校女子サッカーの特集と選抜高校野球、最後にボート日本代表選手の特集を見せました。
 女子サッカーでは「仲間」とは何なのか、
 強豪校にあってうちが持っていないものは何なのか、
 高校野球では「文武両道」とはどういうことなのか、
 そしてボート選手からは「今を生きること」、
 Seize the Day
 の意味を学びました。
「生きているのに生きていない自分がいるとき、嫌になる」
「今は今しかない」
「自分のポケットの大きさは決まっていて、何か大きいものをいれようとしたら、持っているものをを空っぽにしなければいけない」
 その言葉の意味を自分のこととして真剣に受け止めることができた時、
 君達の人生は間違いなく変わっていきます。
 今日の練習でもその気持ちを大切に練習しようと伝えました。
 中長は飯盛君が3年生のときに僕が作った最強(恐)のメニュー、Grade 4(four)です。
 100、200、300、400を10本ずつ、あいだのつなぎを100Mで走ります。AT(Anaerobic Threshold)【無酸素閾値】ペースから算出したスピードでそれぞれが走ります。100で限界を迎えそうなときに、200になると1秒遅くなり、また走れる。しかし10本やるうちに限界を向かえ次は無理と思うと、また1秒落ちることで300もギリギリ続けられる。そして400。100M1秒のスピードの差がこれほど大きいのだということも同時に学んでもらい、大会の時、前半で調子に乗って設定より2秒3秒速く入ることの無謀さを実感してもらいます。
全て走って14K。スピードでつないだ14K。ここには夏合宿と同じ、自分との戦いがありました。
 負けなかったメンバーに拍手。
 怪我の中でも諦めずもがき続けた人にも拍手。
 春は目の前で待っている。

<練習ベスト更新者>
Grade 4 達成者
平、小雪、松井、松浦
2017年02月17日
 おはようございます。
 TTまで練習も明日だけとなりました。
 TTが終わると学年末試験1週間前。
 部活動のない期間になります。
 学年末試験が終われば、多摩湖駅伝まで16日。
 ポイント練の数で言えば10回に届くか届かないかくらいです。
 多摩湖駅伝が終われば2年生にとっては最後のトラックシーズンが始まります。
 2年生が初めて陸上部に来た時のことを覚えています。
 長く陸上部にいるので、本当に昨日のことのように感じます。
 何をしてもベスト更新となる最初のシーズン。
 期待に胸を膨らませてスタートにつきました。
 記録が伸び続ける1年目。
 壁にぶち当たることの難しさを学んだ2年目。
 3年目に待つのは、想いの強さです。
 陸上部に対するいろんな想いを経験するラストイヤーが始まろうとするまさにこの時。
 もうすぐそこまで来ているのです。
 だから、何としてでも2月のTTは頑張りたい。
 胸を張ってここから巣立っていけるように。
2017年02月18日
 おはようございます。
 今日は済美でTT前最後のポイント練を行いました。

 月曜日のTTは、冬の練習の総決算。
 春から始まるシーズンに向けて長い長い半年間をどう位置付けてやってきたか。
 大切な一日です。
 中・長はそれぞれが課題を見出し、自分の弱さと向き合い不安になる瞬間などもありつつ、それを乗り越え、今日の練習を明るい雰囲気にして取り組むことができました。
 短距離はそういう意識の人と、そうではない人が混在し、やはりチームとしてはできていません。注意を受けた人もいましたが、チームの雰囲気を作るのは一人一人の中にある本気の想いです。それなくして、どんな小手先の改革をしても変わりません。
 スポーツ心理学の学習会で見てきたような、様々なチームのようになりたい、一つのことに夢中になって共に努力する関係を作りたい、その先にある感動を味わいたい、その気持ちが源泉です。
 楽しい、日本語はあいまいです。
 funなのか、excitingなのか、interestingなのか、fulfillingなのか
 陸上部でしか味わえない楽しさを、
 走ることでしか感じられない楽しさを
 TTの日の朝、不安でおなかが痛くなったり、
 それでも心のどこかでベストを更新できる予感も少しあって、
 その日一日、頭の片隅には常に放課後のTTのことがあって、
 そうして競技場にやってくる。
 いつもと同じアップ、それでもいつもとまた違う気持ちでアップする。
 動作一つ一つに自信がついたり、不安になったり、1秒ごとで自分に対する評価が変わる。
 それでもスタートする時間はやってきて、
 スタートラインにつく。
 そしてゴールした時、
 味わったことがないような達成感を手に入れる。
 走ることでしか、
 陸上部でしか味わえない楽しさがそこにある。

<練習ベスト更新者>
60
坂本
400×2
三浦
1000
小畑、平
800
松井、小雪(初)
2017年02月20日
 おはようございます。
 今日はTTでした。

 丸田コーチもペーサーで来てくれました。
 4継は見事、男女ともに大幅記録更新。
 春に向けて自信になったと思います。
 結果が出た人も、出なかった人も、多くのことを学んだTT。
 今日の気持ちを絶対に忘れないこと。
 そして、時間を作ること。
 本気で集中した短時間、陸上に捧げ続ける2週間に。
 環境に負けないこと。
 目標を見失わないこと。
 その先に待つのは、新しい自分。

<TT結果>
100男子
1年 小野寺 12秒50
1年 坂本 12秒59
1年 山口 12秒79
1年 早坂 12秒96
1年 大山 13秒25

100女子
1年 浅見 14秒01(PB更新)
1年 藤森 14秒25(PB更新)
2年 林 14秒60
1年 南本 15秒09
1年 会田 15秒43
1年 大塚 16秒47

800女子
1年 松浦 2分38秒50
1年 三浦 3分02秒10

1500女子
1年 松井 5分50秒61
育成 小雪 5分55秒41
1年 江平 6分40秒61

3000男子
2年 平 9分39秒76(PB更新)

3000女子
1年 松浦 12分17秒82

400R男子
山口→坂本→大山→小野寺 48秒24(TB更新)

400R女子
藤森→河野→浅見→林 55秒12(TB更新)


2017年03月17日
 おはようございます。
 今日は中学の卒業式でした。

 育成で秋からずっと頑張っている小雪さんの晴れの姿を目に焼き付けました。
 これから始まる高校での3年間、夢を叶えられる瞬間が来ることを願っています。

 そして今日は短距離TT。
 冬の練習の総決算。
 本番を意識して走りました。
 条件としてはまだまだこれから良くなっていきます。今の時期の、練習でのTTでベスト更新。冬の練習の方向性が正しかったことが確認できました。あとは、怪我なくシーズンに入るのみ。
 男子は何人が11秒台に4月中に突入できるか、女子も13秒台が3人は欲しいところです。その先に見える4継は、勝負できるところまで届くはずです。短距離陣の表彰なるか。

<TT>
男子100
1年 小野寺 12秒23(PB更新)
1年 坂本  12秒26(PB更新)
1年 大山  12秒42(PB更新)
1年 山口  12秒78

女子100
1年 河野 13秒75(PB更新)
2年 林  14秒11
1年 浅見 14秒28
1年 藤森 14秒33

男子200
1年 小野寺 25秒24(PB更新)
1年 大山 25秒64(PB更新)
1年 坂本 25秒84
1年 山口 26秒63(PB更新)

女子200
2年 林 29秒92
1年 浅見 30秒30
2017年03月24日
 おはようございます。
 今日は強風の中での練習でした。
 風も冷たく、4継のTTには少し条件が良くない1日でしたが、その方がいろいろと経験にはなります。
 向かい風の中での距離調節には最高の機会となりました。
 また一つ不安な要素がなくなりました。
 男子4継のバックストレートがもろに影響を受けてバトンが難しい状況でしたが、あらかじめ対策を考えさせていたおかげできちんとつながりました。タイムはロスしましたが、タイム以上に大きな収穫がありました。
 強風、更に気温も冷たい中でしたが、バトンの完成度は確認できました。
 あとは個人がどれだけ伸びるか。チームのために個人のタイムを0.5秒削れれば、4人で2秒変わります。女子は学年別大会で選抜基準タイムをクリアするところまで目指しましょう。

 中長も今日の練習で自信を取り戻すきっかけが作れたと思います。
 冬にやってきたことは確実に自分の中に眠っている。
 あとはそれを目覚めさせればいいだけ。
 そこから更にもう一度ピークを総体都予選までに持ってくることができれば、新たな扉が開くはずです。


<4×100MRTT>
山口→坂本→大山→小野寺 49秒50
藤森→河野→浅見→林 55秒88


<練習ベスト更新者>
2000×2

800×2
松井、小雪(初)
400×2
三浦、松浦
2017年03月28日
 おはようございます。
 春季大会まであと4日となりました。
 今日も武蔵野陸上競技場でいい練習ができました。
 他校も続々と練習を本格的に始めていて、熱気が出ていました。
 天気などの影響で十分な練習ができていない部分もありますが、冬の間もずっとレースを意識した練習を継続し、TTを行ってきたので間違いなく一歩リードできています。
 中学の頃の経験がないというハンデを少しずつ挽回したこの半年。
 比べることで自分の成長が感じられるかもしれないし、まだまだ勝負にならなくて跳ね返されるかもしれない。
 それでも、去年の春の君たちと比べれば、確実に成長した1年間だった。
 失うものは何もない。
 挑戦する春季大会にしよう。

<練習ベスト更新者>
20
浅見、河野
40
浅見、河野、小野寺
60
大山、坂本、藤森、河野
80
坂本、藤森、浅見、河野(パーフェクト)、山口、小野寺
2017年04月01日
 おはようございます。
 2017年初戦が行われました。

 →春季大会初日の結果
 →春季大会初日の様子

 生憎の雨、そして気温が6℃。凍えるような気候での大会となりました。
 短距離にとってはタイムを出すのが非常に難しい条件でしたが、それでもほとんどの部員がセカンドベストくらいのタイムを出すことができていました。総体支部予選ではベスト更新できると思います。しかし、自分のベストを更新することを目標にしていても勝負にならないことも実感したことだと思います。悔しい思い、自分はもっとできる、そういう強い気持ちが大切です。
 1500では松井さんが順調にベストを更新。育成だった小雪さんも1200M地点まではトップを走っていましたが、急な腹痛でペースダウン。あのままだったら5分45秒は切れていました。
 そして何より、4継での収穫が大きかったです。
 新バトンができるのか、僕らのバトンは特別なので準備が必要です。
 それが環境的にできるのかどうかを見極めることが何よりのポイントでしたが、できることがわかりました。
 準備に関しても今日は完璧にできたとは言えないので、まだまだ余白があります。
 更にバトンに関しても、少しも不安になることなくパスができていました。
 準備のところが80点くらいだったために、削れるはずのタイムを削ることができなかったので、同じ条件でやってもタイムは上がります。更に気温、試合を重ねていくことによる体の進化が伴えば、まだまだ天井知らず。
 女子は組1位でゴールすることができました。終わった後に感想を聞いたら、3走の浅見さんが本当に楽しかったと言っていました。確かに、写真で見てももの凄い笑顔で走っていました。

 僕たちはまだまだできる、そう実感した2017年初戦となりました。
2017年04月02日
おはようございます。
春季大会2日目でした。

2日目結果
2日目の様子

 昨日とは打って変わって春の日差しの中で行われた大会。
 短距離は200でしたが、昨日の100タイムペースより速く走れました。気温が上がれば、100でも十分ベスト更新できていたことが確認できました。
 しかし個人の成長の話をすれば気温は重要ですが、みんな同じ条件で走っているのです。勝負を考えた時に、まだまだ戦えないことは率直に認めなくてはいけません。
 800は冬季につけた最大酸素摂取量量がしっかり機能していることが確認できました。総体支部予選に向けてスピードをつけていきます。
 5000も怪我などありましたが、冬につけた心肺機能が土台となっていることが確認できました。
 僕達がやってきたこと、僕達しかやらなかったことが通用することの実感と、僕達に足りなかったことをライバル達から学ぶことができた春季大会。
 見えるのは、都総体への扉までの確かな道のり。
 一気にギアを上げて突っ走るのみ。
2017年04月10日
 おはようございます。
 今日は新歓でした。

 1年間、この日を待ち続けるサイクル。
 新入生が入ってきて、陸上部を知ってもらって、走ることについて学んでもらい、何のために頑張るのか4継や駅伝で実感して、陸上部を好きになる。チーム戦を大切にする以上、次の陸上部を背負っていくメンバーは必須ということもありますが、それ以上に大切にしていることがあります。
 説明会に来てくれた人には話しましたが、原点は僕自身の高校時代。
 あの頃感じたこと、経験したことが今の自分を形作っていて、どんなにつらいことや、思っていたこととは違うことが起きたときでも、それでもやっぱり前向きになって頑張ろうと思えるのは高校3年間で自分が体験した貴重なことのおかげ。
 僕はそれをみんなにも経験してほしいと思っています。
 それが原点です。
 高校3年間が終わるとき、自分は今後どう生きていくか、何を大切にするか、そういう景色が見えるように、そういう場所になるように陸上部を作っていきたいと願って顧問をしています。
 そして、それが少しずつ、確実に形になってきていると感じています。
 これまでの先輩たちは僕と同じ想いをして卒業した人もいれば、そうでなかった人もいました。悲しい思いをして卒業した人もいます。
 そのことに対しては本当に申し訳なかったと、今でも思うことがあります。
 起きてしまったことは受け入れなくてはいけない。
 そこから学び、先に進む。
 僕たち法政高校陸上部はまだまだ成長の途中。
 君たち一人ひとりが貴重な歴史の担い手であり、いずれ法政高校陸上部を振り返った時に、僕はきっとこう言うと思います。
 「あのとき、あいつらがいたから、今の君たちがあるんだ」と。
 今の3年生を想う時、そうであるように。
 想いが一つになれば
 最高の3年間になる。

2017年04月15日
 おはようございます。
 今日は野球応援の前に東京体育館陸上競技場で練習しました。

 ここ数年、そこにあることには気づいていましたが、実際に使うのは初めてでした。
 200Mトラックと小さいですが、施設としては全てが揃っていて何より選択肢が増えたことが単純にうれしくて最高の一日でした。
 練習自体は土曜日午前中という一番混む時間帯らしく、小さな子もたくさんいたので気を付けなければいけないことがたくさんありましたが、無事今日やろうと思っていたことは全てできました。
 去年までだったら諦めていた日が、コンディションを維持するための貴重な一日に変えることができたことに感謝。
 野球応援では、3年前に出した卒業生たちがチアリーダーとして活躍していたり、応援団に入っていたり、大学野球部で頑張っていたりとみどころ満載でした。
 彼らが卒業したのも3年前。
 あれから3年が経ちました。
 飯盛君や、丸田さんたちの代。
 僕が担任団で、陸上部の顧問で。
 あの3月の寂しさは今でも忘れられません。しばらく失恋したあとのようなショックを引きずりました(笑)。
 そして4月に入ってきたのが、今の3年生の代。
 新しい物語の最終章も近づいてきています。
 3年前の後悔を繰り返さないように、一日、一日を一生懸命進むのみです。
2017年04月17日
 おはようございます。
 今日も体験の部員が来てくれました。

 総体週間が始まりました。
 自分の体と、心と対話する時間です。
 一つ一つの作業、全てが自分の中のbelief system(できるという自信)を確固たるものにしていくためのもの。
 できるという気持ちでスタートラインに立てれば、結果は関係なく、それまでの練習は成功しているのです。
 君たちは2017年できっと多くのことを成し遂げると思います。
 その第一歩。
 大きく踏み込んだものにならなくても、去年より少しでも前に踏み込んだものになれば、君たちが描いている物語の遥か先まできっとたどり着ける一年になります。

<練習ベスト更新者>
400×2
三浦
800×2
松井
2000×2
小雪(初)
60
大山、浅見、山口
80
大山、坂本、藤森、浅見、山口
2017年04月18日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習でした。

 17時閉場、という過密なスケジュールなので、練習に来られる日が限られてしまうこの時期。
 今日の練習は大切です。
 中・長はこのところの練習の成果を試す良い機会とすることができました。
 自信を取り戻す会心の一撃的な練習ができることは多くありません。今日がそういった一日になった人は幸せです。
 しかし、短距離の方は男女ともに4継の合わせをすることができませんでした。
 何が足りないのか、チームとしてしっかり反省する必要があります。
 日々の練習という過程の先に試合という結果がある。
 過程のない中で出るものは結果とは呼ばず、運任せのギャンブル。
 しっかりとした過程があって、その上で天の時、人の和、地の利を味方にする。
 栄光への道は狭い。
 最後の最後、本来できたはずのことができなかった時、自分が失うものは大きい。
 ちょっとした気の緩み、準備不足、考えがいたらなかったこと。
 総体支部予選に向けて、ライバル達は今日も充実した練習をしていました。

 総体支部予選まであと4日。

<練習ベスト更新者>
1000
平、小雪、川田(初)
800
松井
600
三浦、松浦
2017年04月19日
 おはようございます。
 新入部員も入ってきて新たな気持ちでのスタートです。

 今日の練習で総体支部予選に向けての集中練習は終わりました。
 ここからは一気に調子をピークに持っていき、自信を持ってスタートラインにつくことだけ考えましょう。
 去年のベストと勝負する人、
 1年前の今頃の自分と勝負する人、
 支部の中での8番を目指して勝負する人、
 それぞれ目指すものは違うと思いますが、結果ではなく、その結果にいたるために自分が何をすべきかを目標にしましょう。
 ベスト更新、ではなく、そのために何をすべきかを考えるのです。
 Within My Control (自分でコントロールできること)をコントロールするのです。
 君達は間違いなく新生法政高校陸上部です。
 誇りを持って走りましょう。

 総体支部予選まであと3日。

<練習ベスト更新者>
2000
小雪
2017年04月21日
 おはようございます。
 総体支部予選1日前です。

 今日は井の頭トラックで気持ちの良い天気の中、
 新入部員と体験の子も交えてにぎやかな練習となりました。
 レース前日、どうしてもピリピリしてしまいがちですが、高1の子達が来てくれたおかげで明るく楽しい雰囲気で練習をすることができました。
 明日、明後日と総体支部予選が繰り広げられます。
 冬の練習も全て、この日のためにやってきました。
 2年生も、1年前と比べると大きく成長しました。
 1年前にはできなかったことが、今ならできる。
 チームとしても、去年のチームに足りなかったものが今は備わっている。
 先のことを考えたらまだまだ道のりは正直長いけれど、
 振り返ってみたら君たちが走ってきた道のりも相当長い距離になっている。
 先が長いということは、それだけの可能性があるということ。
 失うものは何一つない。
 挑戦しよう。
 I'm ready. I'm ready. How about you? ―Usain Bolt (before the moment of his breaking the world record)

2017年04月22日
 おはようございます。
 総体支部予選初日です。

 →総体支部予選初日結果
 →総体支部予選初日の様子


 残念ながら男女ともに4継は出ることができませんでしたが、個人の方ではベスト更新の連発。レースを重ねていくことでまだまだタイムは上がります。女子の13秒台前半、男子の11秒台前半でメンバー全員が走れるようになれば4継での突破も見えてきます。
 そのために必要なのは、自ら目標を実現しようとする強い意志。
 その確固たる想いが短距離における最も重要な最初の1歩を力強いものに変えるのです。
 今日のレースでも予選を突破した選手たちはみな、スタート前から気迫が目に宿り、体全体から覇気がみなぎっていました。
 スタートラインにたどり着くまでに何をしてきたかなのです。
 努力してきたものだけが宿すことのできるもの、そしてそれは同じ経験をしてきた人にしか見えないものでもあるかもしれません。まずはそういう選手に気づく力を磨くこと。人の努力に目を向けることです。
 そして1500。二人ともとても良いレース運びでした。練習してきたことが形になる、それを実感できるのは幸せなことです。同時により高みを目指す切り替えの時。まだまだできるし、これから始まるのです。

 総体支部予選二日目、歴史を作るとき
2017年04月23日
 おはようございます。
 総体支部予選二日目です。
 →総体支部予選2日目結果
 →2日目の様子


 僕達のベストを尽くしての戦いは厚い壁に跳ね返されました。
 それでもそれぞれに成長が見られ、まだまだできるという自信も手にしました。
 法政高校陸上部という枠で考えれば、大きな成長がありました。
 でも、何より大きかったのは努力が報われることを実感できたこと。
 さらなる高みを目指すために、もっと努力が必要だと実感できたこと。
 去年の陸上部にハイライトがあったように、今年の陸上部にもハイライトがあります。僕の中ではいくつか描いているものがあり、あとはどうすればそこにたどり着けるのか、その指導の仕方を考えるのみです。
 僕達はきっと最高の一年を過ごすことができるし、君たち自身が同様に夢を描けば、僕が描いたハイライトよりももっと素敵な形が待っているかもしれません。
 物語を紡ぐのは一人ではなく、部員みんなの想いがあってのこと。
 夢を描こう
 素敵な夢を
 最高の一年を
 最高の夏合宿を
 次は学年別大会
 一人でも多くの人生初表彰状を
2017年05月06日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習でした。

 暑さが本格的に始まりましたが、中長はものすごい快進撃を見せました。
 記録が出るときは部活の雰囲気も明るく、気持ちよく、何か予感のようなものがあります。
 逆に記録が出ないときは雰囲気が重く、活気がありません。
 練習に入る前の雰囲気づくりが大切です。
 今日の練習は陸上の神様に与えられた贈り物だと思い、慢心せず、感謝の気持ちをもって次の練習に向けて準備しましょう。
 来週のTT、そのあとの試験期間中の自主練をどうするかもにらみながら、勉強も毎日必ずやること。
 学年別で表彰される人とされない人の違いは、目の前のことに100%集中して取り組めるかどうか。
 トラックでは走ること、机の前では勉強すること。机のないところでも使える時間は全て勉強に向けるべきです。
 そうして時間の使い方を覚えると、僕がなぜ部活の集合時間の前の過ごし方にあれほど怒るのかも実感として理解できるようになるからです。
 人類で初めて1600Mを4分切って走ったRoger Bannisterは医大生で昼休みの1時間しか走ることに使えませんでした。でも、その1時間を誰よりも大切に、過密に使って練習し、人類の限界を超えたのです。
 一つのことに集中できる人は、どんなことに対しても集中できるし、自分ができないことを何かほかのせいにしたりしません。
 文武両道とは、試験前のことではなく、365日全てのことです。

<練習ベスト更新者>
600
三浦、松浦
200
三浦
1000+500
小雪、沢部、彩奈、小畑
2000+1000
松井、福澤、川田、矢田、瀬崎
2017年05月09日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習でした。

 今日は短距離、中・長ともに会心の一撃となりました。
 これまでやってきたことが報われる瞬間。
 陸上をやってきて良かったと思える時間です。
 短距離は4継TT。女子は怪我でできませんでしたが、男子はこれまでのタイムを更新しました。
 少しずつ自主練をする人数が増え、意識が高まり始めているのが結果として微笑みました。
 陸上の神様は非常に厳しいので、少しでも気持ちが薄らげばすぐに罰を与えてきます。
 緊張感を持ち続けること。
 中・長は連日のポイント練の疲労感が残っている中での練習でしたが、それを上回るモチベーションで好記録連発。
 自分にもできるんだ
 これまで天井だと思っていたところの先に進む快感は味わったことのある人にしかわかりません。
 陸上だけが持っている魅力の一つ。
 さぁ、自信をもって金曜のTTを迎えましょう。

 男子4継TT 47秒92(TB更新)

<練習ベスト更新者>
1000×2
松井、福澤、川田、矢田、瀬崎
1000
小畑、小雪、沢部
600
三浦、松浦

2017年05月10日
 おはようございます。
 雨も何とかもちました。

 こういう日にきちんと練習できるかどうかは大会で結果を出す学校とそうでない学校の大きな違いになります。
 今日は恵まれていました。
 全てのブロックで金曜日に向けてこれまでやってきたことの確認をすることができました。
 スポーツで結果を出すための三本柱は「練習・栄養・睡眠」です。
 練習に関しては終わりました。あとは栄養と、睡眠。
 金曜日のTT、普通の人にとっては何の変哲もないただの平日ですが、法政高校陸上部にとっては、その部員にとっては特別な1日です。
 結果がどうであれ、そういう1日を過ごせることに感謝。
 ワクワク、ドキドキした状態で過ごせる1日ほど有意義なものはありません。
 失うものは何もない。
 練習を信じてスタートラインに立ちましょう。

 陸上部の新歓の動画を卒業生に送ったら、OGの松家さん(動画に出てくる瀧澤さんと三鷹駅伝ゴール後に抱き合ってる先輩、リトルなでしこリーグでサッカーと両立していた800の記録保持者)からメッセージが届きました。
 「おはようございます!2017年ムービーよかったです!!
  今年こそはしっかりと伝統を継承してくれている後輩たちの姿を見に行きたいです!
  引き続き頑張ってください!!」
 大学では体育会ラクロス部で、日本一を目指して走ってる先輩です。
 同じ法政高校陸上部という伝統を背負って。
2017年05月12日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場でTTでした。

 1年生にとっては初めてのTTとなる人が多く、緊張と期待と入り混じった表情をしていました。
 2・3年生にとってはこのTTが学年別大会への基準となることがわかっているので、緊張感もまた一段階高いものに。
 勝負の時。
 競争を恐れてはいけない。
 競争することで、自分に足りないものがわかるから。
 今の自分に足りないもの。
 明日の自分にはまた新しい可能性があるのです。
 今日の結果は法政高校陸上部の新たな可能性を見せてくれました。
 そのことを一番痛感したのは君達だったはずです。
 まだまだできる。
 努力は裏切らない。
 ここまで来たことを忘れないこと。
 そのためにした努力を忘れないこと。

 そして明日からは試験前。
 この2週間こそ、自分と陸上の関わり方が試されます。
 やらされているのか、習慣となっているのか。
 1日走らないだけでも感覚が失われます。
 2週間走らなければ、4月・5月で上げた部分がまた最初から振り出し。
 時間は作るもの。
 日曜日、家の近くの公園や、競技場でVO2Maxをやるだけなら30分。
 平日、昼休みに体育館でSF25秒を5セットすることもできる。
 どこかで一日朝練を家の近くか、できる環境でやることもできる。
 大切なのは、たった10分という時間を作り出そうという熱意があるかどうか。
 走ることが自分にとって習慣となっているかどうか。
 習慣となっていることに対してはできなければストレスがたまります。
 少しでも走ることでむしろすっきり勉強もできる。
 僕は365日、そうありたいと思っています。
 君達にもそうあってほしいと思います。
 部員全員がそういう意識になったとき、新しい景色が見えるはず。

<TT>
女子800
2年松浦 2分33秒03(TTベスト更新)
2年三浦 2分45秒23(TTベスト更新)

男子1500
3年 小畑 4分46秒18(TT初)

女子1500
1年 小雪 5分51秒93(TTベスト更新)
1年 沢部 6分03秒58(TT初)
1年 彩奈 6分33秒08(TT初)

3000女子
2年 松井 12分43秒96(TT初)

3000男子
1年 川田 11分37秒49(TT初)
1年 矢田 11分50秒96(TT初)
1年 瀬崎 12分10秒55(TT初)
1年福澤 12分40秒41(TT初)

男子100
2年 大山 12秒25(TTベスト更新)
2年 坂本 12秒49
2年 山口 12秒65(TTベスト更新)
2年 田所 12秒84(TTベスト更新)
1年 箕浦 13秒23(TT初)

女子100
2年 浅見 14秒17
3年 林 14秒20
2年 藤森 14秒52
2017年05月24日
 おはようございます。
 今日は試験明けの練習となりました。
 そして来週の土曜日には学年別大会。
 レース2週間前がどういう時期なのかはわかっているはずです。
 文武両道、できる人は当たり前のようにできますが、できない人にとっては非常に難しいことだと思います。
 どちらかをやめるのではなく、継続する。常に継続する。試合前だけ走るのではないし、試験前だけ勉強するのでもないのです。
 一般の学校の受験生は毎日6時間勉強しながら、部活の時間を確保し、進学先が保証されていない不安の中で戦っています。
 時間がどれほど大切なものなのかを試験前だけ痛感するのではなく、試合前だけ頑張るのではなく、毎日の積み重ねの中で習慣的に行っているのです。
 それは誰かからやれと言われてできることではありません。
 結局、それをやろうとするのは自分の意志。
 自分にとって走ることがどんな対価を支払ってでもやりたいことだと思える人は、例え周りの状況がどんなにそれに反するものであったとしても道を見つけ、進んでいくのです。
 陸上は、普段の生活から姿勢を正したり、弱い自分に打ち克つために面倒くさいことでも率先して取り組むようにしたり、力を効率よく伝えるために体の脂肪を減らし、筋力をつけ、お菓子を食べずに酸素を通しやすくする食材を食べ、そうしてようやく1秒を縮めることができる競技です。
 1秒を縮めることの難しさを知っているからこそ、1秒も無駄にできない。
 走ることは学ぶことと同義であり、学力が高い人ほど競技力も高くなります。
 なぜなら、走ることが自分にとって大切なことであると自ら定義しなければそういった努力は継続できず、走ることと自分の生き方がつながっていると思うからこそ、いい加減な態度で取り組むわけにはいかないからです。
 恥ずかしくない自分でありたい、とはそういうことです。
 たくさんのことを学び、成長してください。

<練習ベスト更新者>
 1000+500
 彩奈
 2000
 瀬崎
2017年05月27日
 おはようございます。
 今日は陸上部保護者会&練習見学会でした。

 お忙しい中、たくさんの保護者の方が参加してくださいました。ありがとうございます。
 前日までの雨で井の頭トラックも滑りやすい状態でしたが、何とか練習できました。
 お子さんの頑張る姿を見ていただくことができてよかったです。
 そして、一週間後は学年別大会が始まります。
 人生初の表彰状を手に入れられるかどうか、勝負です。
 とは言っても、急に速くなることはできません。
 日々の積み重ねで少しずつ目標タイムに近づいていくしかないのです。
 ただ、その目標があるかどうかは大きな違いです。
 自分がどうなりたいのか、せめて明日、明後日、来週何をできるようになりたいのかイメージをきちんと持っておくことが大切です。
 上手くいくこともあればいかないこともある。
 でもそれは競争していく中で発見することであって、目標に向かって努力し、競争していなければ気づかないまま終わります。
 TTの日だけが特別なのではなく、毎回の練習が挑戦の連続。
 足が重かったり、体調が悪かったり、条件が悪い中でもどこまでできるか。
 それはレースの日も同じ。
 必ずしも絶好調で臨めるわけではありません。
 でも、僕がベストを出す日はたいてい、朝起きたときに少し体がだるく、なんか風邪気味なような気がするときです。
 そこから一歩踏み出すことができるかどうかが大切なのです。
 保護者の皆様にはお子様のそうした挑戦する姿をご覧いただき、最大のサポーターになっていただけたら幸いです。

<練習ベスト更新者>
10+100
山口
VO2Max10分到達者
松浦、松井、小雪、福澤、川田、矢田、瀬崎、沢部、彩奈、小畑
2017年05月30日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習でした。

 ここでの練習は気合が入ります。
 大会前ということもあり、疲れを切り離してしっかり練習することができました。
 スポーツ栄養学のレポートの返却もしました。
 走ることが目的である以上、体を大切にしなければ続けられないスポーツ。
 テニスであればラケットに頼ったり、野球であればグローブがあったりしますが、陸上は自分の体とシューズのみ。
 その二つは何よりも大切なものなのです。
 今日の練習を頑張ることができたのもその相棒が頑張ってくれたから。
 明日の練習ができるかどうかは、今日の夕飯と、10時前に寝ることができるかどうか次第。
 早く寝て、早くに起きる習慣を身につけること。
 特別なことではなく、習慣にすること。
 それを実践するだけでも、気づくことがあります。
 時間には限りがあるということ。
 だからこそ、大切にしなければならない。
 栄養と睡眠も。
 勉強をして、走って、食べて、寝る。
 バランスを取りながら、一日も休むことなく。
 学校での勉強は当たり前のこと。それ以外の時間を使って勉強すること。今日も。
 意識して、勉強をして、走って、食べて、寝る。
 最初は意識しなければできなくても、それが習慣になればそうしなければ気持ち悪くなる。
 高校生のうちにそういう習慣を身につけられたら、きっと素敵な未来が待っている。

 学年別大会まであと4日。

<練習ベスト更新者>
250後半走
大山、河野
1000
沢部、彩奈、小畑
500
小雪、沢部、彩奈、
2000
松井、福澤、川田、矢田、瀬崎(全員)
1000
瀬崎
2017年05月31日
 おはようございます。
 学年別大会前、最後の追い込み練習となりました。

 昨夜の予報では雷注意報が出ていたので、練習できるかどうか不安でした。
 これも君たちが拾ってきたゴミや、ルールを守ることなどでつかんだ運。
 まずは練習できたことを感謝しましょう。
 昨日の練習の強度が非常に高かったので、正直練習できるかどうか非常に微妙なラインだった部員も多かったと思います。
 足が重い。
 自信がない。
 タイムが出なかったらどうしよう。
 そういう気持ちを経験したと思います。
 それは全て君たちが試合前に経験し、乗り越えなければならないものです。
 全てのスポーツは自分との戦い。
 何を成し遂げたら自分がやってきたことに価値があるのか、
 それを決めるのは自分自身。
 タイムで自分の価値を決められてしまう残酷なスポーツ。
 自分の限界なんて思い知らされたくない。
 それでも、恐怖に打ち克って一歩前に走り出すことができるかどうか、
 そういうスポーツ。
 走ってきた道は消えることなく、何かを得ることはあっても失うことは絶対にない。
 恥ずかしい自分にならないために、
 なりたい自分になるために。
 目の前に最高のスタートラインが見えている。

 学年別大会まであと3日。

<練習ベスト更新者>
400×6
沢部、福澤、矢田、瀬崎
400×2×2
三浦、松浦
2017年06月02日
 おはようございます。
 今日は明日の試合に向けて最適化だけやりました。
 陸上部だからこそ味わえるレース前の気持ち。
 不安感と、期待感。
 他のスポーツとは違い、相手は関係ありません。
 自分がやってきたことが数字となります。
 少しずつ、目の前にある壁を乗り越えていこう。
 最初から遥か高いところにあることを目指すのではなく、まずは今の自分にできること、ちょっと頑張れば達成できそうなことを目標に。
 一つずつ小さな階段を上り続ければ、いつか大きな目標も見つかるようになる。
 自分のやっていることに意味が見いだせれば、
 それに伴う努力が努力ではなくなっていく。
 私は常に進化する
 今日できなくても、明日ならきっとできる。

 学年別大会まであと1日。
2017年06月03日
 おはようございます。
 学年別大会初日でした。
 →学年別大会初日結果

 今日は引率できなかったので、一日中気になって仕方ありませんでした。
 PTAも終わり、結果を確認すると短距離が実質みんなベスト更新達成。
 男子は朝練を自主的に続けてきたことが力になっています。
 次の大台まであと少しなので、悔しかった部分もありますが、短距離は暑くなればなるほどタイムは上がっていくので実力で上げる部分と、気温 で上げる部分と重ねれば、次の大会では大幅更新も夢ではありません。
 怪我をせずに練習を継続することを第一に考えましょう。
 小畑君の走りは見ることができず残念でした。
 1500のデビュー戦。転向してからまだわずか1ヵ月ほどなのでまだまだこれから。
 夏には化けるはず。質の高い練習を重ねることで自信をつけていきましょう。
 そして、明日は、法政高校陸上部の大勝負。
2017年06月04日
 おはようございます。
 学年別大会2日目でした。
 →2日目結果
 →2日目の様子


 昨日の全員ベスト更新という勢いに乗り、今日もチーム一丸となって走りました。
 まずは1年女子の1500
 沢部さんが中2の東京駅伝当時のような抜群のペース感覚を見せ、彩奈さんが最初飛ばして危なかったところを僕の指示が聞こえたらしくそのあとペースを取り戻し後半はグングンスピードを上げ、小雪さんは3戦目の堂々とした走りで30秒台に入り、3人とも予想を上回る好タイムで入りました。
 そのあとの女子800
 松浦さんは1周目の入りが予定したタイムにぴったり乗っていましたが、前半少し速かったところを途中で合わせてタイムを乗せたので2周目が遅いままのペースに乗ってしまったため惜しくもベスト更新にはなりませんでしたが、見事5位で表彰状をもらいました。三浦さんは1周目前半速めでしたが、後半をセーブし、2周目前半をペース通り、後半を上げることができ、40秒を切り一気に6秒近く更新しました。
 男女3000は最初のオーバーペースが共通してありましたが、練習で予測できた結果は出すことができました。
 予測を超えるかどうかは、走る前にどこでラップを取るか、何回目のラップでゴールなのかなど事前の準備と、絶対にやりきるという心の準備です。

 4継
女子は出すつもりがありませんでした。怪我で練習できていないからです。練習の先にレースがある。練習で鍛えているのは体だけでなく、心。いろんな想いがつまったときに、力が湧くのです。しかし、直前の練習はできていなくてもこの冬、他のチームがバトン練をやらない中、ずっと継続してやってきました。このチームでできる最後の4継ということで、怪我をおしての出場。そしてベスト更新。
 男子の方も課題が見えましたが、事前に目標にしていた46秒台に入ることができました。
 ということで、今回の大会はほぼ全員がベストを更新、初レースの部員は設定して目標を達成することができました。
 しかし、満足していいかどうかは自分が一番わかっているはずです。
 足りなかったのは走るのは自分だという覚悟です。僕の作ったメニューを自分のものにできるかどうか。
 キーワードは自分です。
 自分に足りないことを自分で認識し、それを自分の力で克服しようとしているか。
 誰に命令されてるわけでもない、自分の意志で走りたいから走っているんだ。
 速くなりたい、
 誰か陸上を教えて欲しい、
 そういう心の奥底からの欲求です。
 そういう気持ちが練習の時から見られる部員が多く、今回のレースは見ていてすごく興奮しました。
 また、結果が出たことは本当にうれしいです。
 写真に写っている君たちの表情がこれまでとまた一つ違って見えるのは気のせいではないと思います。
 今年のチームスローガン『仲間』になれたでしょうか。
 友達ではなく、仲間。
 グループではなく、チームへ。
 たった一つの共通する目標のために、自らを捧げ、共に切磋琢磨する。

 学年別大会は始まりの大会。
 夏合宿、その後の多摩、私学、そして都新人予選を経験し、今年のトラックシーズンが終わるとき。
 君達は一体、どうなっているか。
 イメージできることは叶えられる。
 Seek and you shall be given(求めよ、さらば与えられん)
 Seize the day.
2017年06月14日
 おはようございます。
 今日は井の頭での練習でした。

 昼練も第二回。
 合宿の雰囲気を思い出します。
 合宿の時は、朝起きた時から、夜寝る前までみんな一緒に行動します。
 結束が強まります。
 つらい練習でも、共に経験する仲間がいると、つらく感じません。
 昼練の効果はそういう部分にもあります。
 また、たった20分でも、工夫次第では走ることができるという感覚を身につけてもらいたいと思います。
 20分しかないのか、20分あるのか。
 時間の使い方を覚えるのです。
 時間がない、とは何かができないときに使う言葉ではなく、
 限られた時間を大切に使うという決意で使うべきです。
  いろんなことを試しながら、少しずつ変えていく。
 工夫をする。
 試行錯誤、その中から多くのことを学んでいくのです。
 I haven't failed. I have just found 10,000 ways that won't work.
  失敗などしたことはない。ただ10000通りの上手くいかない方法を見つけただけだ。
 ―Thomas A. Edison
2017年06月21日
 おはようございます。
 今日は豪雨でしたので、学習室で学習会にしました。

 最初は3つのエネルギー系統について。
 次にトレーニング8大原則。
 そのあと映像で全日本大学女子駅伝に向けての特集。
 そしてボルト選手と桐生選手の対談。
 たくさんのことを学んでくれたと思います。
 どの学校もみんな一生懸命取り組んでいる。
 才能に恵まれている人ほど努力しているし、よく考えている。
 松山大学は50日間の合宿を敢行していますが、それはつまり合宿所に50日間缶詰になるということ。
 友達と夜遊びに行くこともできなければ、家族と団らんすることもできない。
 それはきっと、走ることがそんなに好きでない人からしたら耐えられないことです。
 走ることが大好きな人にとっても、毎日、毎日、自分の限界と向き合い続けることはやはり大変なことです。
 間違いなく、一人だったら耐えられないでしょう。
 でも、仲間がいる。
 先輩がいて、後輩がいる。
 その周りには、会ったこともない先輩たちもいて、大学の伝統を背負っている。
 陸上が個人競技だと言ったのは誰でしょうか。
 そこにボールがあって、パスを出す相手がいればチームスポーツで、パスをしなければ個人競技なのでしょうか。
 陸上は自分の代わりに誰かに走ってもらうことはできません。
 バトンを持った以上、次の走者につなげるのは自分の責任であり、任された区間では勝負から逃げることはできません。勝てない相手だからといって、パスをするわけにはいきません。
 自分のことを信じて待っていてくれる仲間のために、勝負しなければならないのです。
 こんなチームスポーツが他にあるでしょうか?
 そして、ボルト選手の言葉。
 世界一速い選手は、世界一温かい心を持った人でした。
 初めて会う桐生選手のために、桐生選手が安心して走れる環境を作ってあげてほしいと日本のメディア、陸連関係者に懇願したのです。
 ボルト選手はこう結びます。
 「楽しもう。我々のスポーツを」
 「スポーツは楽しむためにあるのだから」

 私学大会選考会まであと2日。
2017年06月23日
 おはようございます。
 今日は私学大会選考会でした。

 今日まで身体的にも、精神的にも大きく成長してきました。
 条件的も悪くない中でのTT。
 競争することを恐れないこと、
 その難しさを実感したのではないでしょうか。
 普段から自分のできることは何なのか、
 何ができないのか、
 その区別をしながらできないことができるようになるように取り組んでいる人は強い。
 勝ち負け以外の基準を自分で持っているからです。
 今日の自分が何ができたらOKなのか、
 そのOKラインをきちんと持っているかどうかなのです。
 自分ができないことをOKラインにしてはいけません。
 自分にできることにどれだけ集中できるか。
 逆に言えば、自分にできることが少なすぎると勝負にはならないのです。
 それはスタートラインに立つまでにやるべきこと。
 日々、積み重ねる部分。
 積み重ねてきたものがある人は強い。
 試してみたいことがたくさんあるから、常に挑戦者でいられる。
 今日の選考会は勝負でしたが、その結果よりも、勝負している君たちの姿を見ることができてうれしかった。
 単純にかっこいいと思いました。
 そういう瞬間に立ち会わせてくれたことに感謝します。
 君たちのおかげで、忘れられない一日になりました。

<私学大会選考会>
男子100
 2年 坂本 12秒03(ベスト更新)
 2年 山口 12秒20(ベスト更新)
 2年 大山 12秒23(ベスト更新)
 1年 箕浦 12秒60(ベスト更新)
 2年 田所 12秒87

女子100
 2年 河野 13秒75(ベストタイ)
 2年 浅見 14秒05
 2年 藤森 14秒25(ベストタイ)

男子200
 2年 大山 24秒37(ベスト1秒以上更新)
 2年 山口 24秒78(ベスト2秒更新)
 2年 坂本 24秒92(ベスト更新)
 2年 田所 25秒50
 1年 箕浦 25秒80(初)

女子200
 2年 藤森 30秒06(ベスト1秒以上更新)

女子800
 2年 松浦 2分31秒25(TTベスト2秒更新)
 2年 三浦 2分37秒39(TTベスト8秒更新)

男子1500
 1年 川田 4分56秒55(初)
 1年 瀬崎 4分58秒76(初)
 1年 矢田 5分04秒75(初)
 1年 福澤 5分08秒64(初)

女子1500
 1年 沢部 5分41秒38(TTベスト20秒以上更新)
 1年 小雪 5分45秒74(TTベスト6秒更新)
 2年 山本 6分12秒77(怪我明け)
 1年 彩奈 6分14秒00(TTベスト19秒更新)

以上の結果を踏まえ、怪我からの復帰状況などを鑑み、私学大会の登録は以下のようにします。

男子100
 坂本、山口

女子100
 河野、浅見

男子200
 大山、山口

女子200
 藤森、河野

女子800
 松浦、三浦

男子1500
 小畑、川田

女子1500
 松井、山本(怪我の回復状況により松浦)

男子5000
 瀬崎、矢田

女子3000
 沢部、小雪
2017年07月21日
 おはようございます。
 今日は法政高校野球応援でした。

 最初は陸上部の練習があるので応援には行けないところだったのですが、部員の方から応援に行きたい、応援の後に練習でも構わないという嘆願があったので、野球応援に行けることになりました。
 僕自身、高3の担任で、チャンスがあれば見に行きたいと思っていましたが、陸上部は陸上部で待ったなしの練習が続いていて、体への負担を考えるとなるべく涼しい午前中に練習を組みたいと思っていたので、野球部には野球部の戦いがあり、陸上部には陸上部の戦いがあるのだから仕方ないと思っていました。
 野球応援で一番心に残っているのは、試合前の練習の場面。ノック練で、植月先生が部員にノックをしている時でした。これまで何回も何回も繰り返してきたであろう練習。受けた人から上がる時には、みんなが手を上げてボールを呼び、前のめりになって植月先生に向かい合っているシーン。かっこよかったです。ずっと繰り返してきたことだから、伝わるものがありました。
 全国レベルのチームとの互角な戦いは、ちょっとした歯車のかみ合わせから勝敗を分けました。
 勝負という部分では結果がでましたが、今日の試合、どちらが印象を残したのでしょうか。
 法政のブラバン、チアの応援は選手一人ひとりに合わせ、事前にテーマソングを選手から希望を募り、選手の個性が溢れるものとなっていました。全校応援ではなくても集まった法政高校の生徒の数、チャンス法政がかかったときの圧倒的な声援は、相手のピッチングを確実に狂わせていました。清宮選手のホームラン記録が見たくて集まった人たちの目にも、きっと何らかの印象を残すことができたと思います。
 スポーツとは。
 勝ち負けを超えたところにスポーツがある。
 スポーツを楽しめ。
 スポーツは楽しむためにあるのだから。
 小学生の頃から続いた白球を追う日々が今日で終わってしまったたくさんの高校球児たち。
 願わくば、新たな目標を勉強以外にも持ち、実り豊かな人生を歩みますように。

 そして、僕たちは僕たちで水曜日の都新人選考会に向けて、ひたすら青春を駆け抜けます。

<練習ベスト更新者>
VO2MAX 10分達成者
小畑、瀬崎、福澤、矢田、福島、彩奈、☆山本、松浦、松井
2017年07月22日
 おはようございます。
 今日は井の頭での練習でした。

 今日は一人体調不良者を出してしまいました。
 頑張りたい気持ちを察して、止めるのが遅れました。
 具体的に何かが悪いわけではなくても、
 前の日によく寝付けなかったとか、
 微熱があるとか、
 練習直前にご飯を食べたとか、
 そういうちょっとしたことで危険な状態になることがこれまでもありました。
 僕の反省としては今後、本人の気持ちを考慮せず、安全かどうかでストップをかけることにします。
 ただ、部員全員がこのような状況になった時に何をなすべきなのかきちんと理解していたこと、
 そしてインスタントコールドパックも僕が持参したもの以外にも複数部員たちがちゃんと持って来ていたこと、
 本人も頑張ってスポーツドリンクを補給し、塩分をとろうとしたこと、
 それらが重なって病院での検査では熱中症特有の極度の脱水、ナトリウム濃度の低下は見られませんでした。
 走ることに伴う危険な部分をきちんと理解したうえで競技をしていくこと。
 特に夏はきちんと練習できるだろうかと前日に不安になるくらいの心の準備が必要です。
 部員の多くは、走ることに情熱をかけ、自分の価値観や、存在意義をかけています。
 でも、陸上なんて、たかがかけっこ。
 大人になるうえで、陸上から学ぶことはたくさんあると思いますが、それはあくまでプラスアルファ。
 人生とはもっと多様で、実り豊かなことで成り立っているのです。
 夢中になりすぎて一番大切なことを忘れないように。
 スポーツを楽しむこと。
 今を生きること。
 
 

<練習ベスト更新者>
40
☆草野
60
坂本、草野
80
坂本、箕浦
2017年07月26日
 おはようございます。
 今日は都新人選考会でした。

 雨。
 それもかなり強い雨。
 条件としては厳しい中でしたが、こんな日にここまで気持ちをこめて練習できるチームもそうそうありません。
 緊張感みなぎる選考会となりました。
 結果を出せた人も、出せなかった人も、それぞれが担う責任と、次への成長が必要です。
 今日感じたことは必ず陸上日誌に記すこと。
 そして、次の目標を立てること。
 It should be out of reach, but not out of sight.
 手が届かないところ、それでも視界にはとどまっている範囲の目標。
 次は、合宿です。

<都新人選考会>
女子800
2年 三浦 2分40秒40
2年 松浦 2分40秒45

男子100
2年 ☆大山 12秒32
2年 坂本 12秒50
1年 草野 12秒53
1年 箕浦 12秒68
2年 山口 12秒84
2年 田所 12秒87

女子100
2年 河野 13秒93
2年 浅見 14秒27
2年 藤森 14秒57

男子1500
3年 ☆小畑 4分50秒75
1年 川田 5分01秒25
1年 瀬崎 5分01秒44
1年 福澤 5分09秒12
1年 福島 5分39秒90

男子3000
1年 矢田 11分16秒32(PB更新)

女子3000
1年 小雪 12分21秒51(PB更新)


男子200
2年 大山 25秒02
2年 坂本 25秒26
1年 箕浦 25秒79(PB更新)
2年 田所 26秒41

女子200
2年 河野 30秒10
2年 藤森 30秒83
2年 浅見 31秒39

女子1500
2年 松浦 5分33秒98
1年 沢部 5分53秒92
2年 松井 6分02秒01
1年 彩奈 6分24秒16

<都新人出場選手>
男子100
大山、坂本、草野
男子200
大山、坂本、箕浦
女子100
河野、浅見、藤森
女子200
河野、藤森、浅見
女子800
松浦、三浦
男子1500
小畑、瀬崎、福澤
女子1500
松浦、沢部、松井
男子5000
矢田、川田
女子3000
小雪、彩奈

<男子4継>
多摩 田所、坂本、山口、大山
私学 箕浦、坂本、山口、大山
都新人 草野、坂本、山口、大山
2017年07月27日
 おはようございます。
 今日は井の頭での練習でした。

 昨日から急に冷え込み、風邪で体調を崩す部員もいますが、今日のメニューをやるには絶好の気候でした。
 短距離は100×15、中長は5000Mのオールペース。
 合宿では100×30という大きな山場があります。それに向けて短距離は7割くらいの力で慣らしていくメニュー。
 大山君と坂本君は限界にかなり限界に近い速度まで上げて走っていましたが、合宿ではこの倍です。
 僕も昨日、ちょっとした理由があって夜の就寝時間が10時30分過ぎになってしまいましたが、そんな状態では合宿は乗り切れません。
 9時に眠くなるサイクルをしっかり今から身につけておくこと。
 そして、食事。
 お菓子類は禁止。食事をしっかり食べられるようにしておきましょう。
 残すことは一切禁止です。アレルギーなどがある場合は必ず事前に伝えておくこと。
 5日間で、走ること、食べること、寝ることをしっかり身につけていきます。
 そして集団生活。
 朝起きた時から、夜寝るときまで、一緒に時を過ごします。
 こんなアメリカの研究があります。
 会社と、労働組合が労働条件に関して話し合いをしていました。あるグループには同じ昼食を、別のグループには別々のものを用意。同じ昼食を同じ空間で食べたグループが合意に至るまでの時間と、別の食事を別々にとったグループが合意に至る時間を研究した結果、同じものを同じ場所で食べた会社・労働組合が合意に至るまでの時間は平均して3時間ほどだったのに対し、別々にしたほうは4日かかったそうです。
 人は同じものを一緒に食べることで連帯感、絆が生まれることが証明されたのです。
 法政高校陸上部は歴代ずっと合宿が楽しみで仕方ないと言っていました。
 練習が楽なわけでもなく、他の部活のように遊びの要素があるわけでもないのに、部員たちは合宿が最高だと言い続けてきました。
 それはきっと、陸上部でずっと続けてきたことが何よりもはっきり実感できる機会だからだと思います。
 僕たちが絆で結ばれた仲間であること。
 最高のチームであること。
2017年07月31日
 おはようございます。
 今日から8月4日まで合宿です。
 合宿ページへ
2017年08月09日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習でした。

 合宿後のオフ明け最初の練習。
 その最初が猛暑日。
 他校も本当にきつそうに練習していました。
 涼しいところから戻ってきて、まだ普通に生活するだけでも体が順応していません。
 部員たちも体調を崩しそうになりながら、ギリギリのところで練習しました。
 夏合宿でギリギリのところで頑張れたのは気候が涼しかったからです。
 東京で同じ感覚で頑張ってしまったら、大変なことになります。
 暑さの中では毎日少しずつできるようにしていくしかないので、焦らずじっくり状態を上げていきましょう。
 早く慣れさせようと、暑い中でたくさん練習をすることは内臓へのダメージが蓄積するだけなので、練習以外の時間は極力涼しいところで過ごし、食欲が落ちてしまうことなどないように上手く暑さとつきあっていくこと。
 多摩大会、私学大会も恐らく今日と同じような気温の中、今日以上の全力で走ることになると思います。
 この1週間の過ごし方、生活習慣、食習慣が安全に関わってくるので、気を抜かず、合宿の時の意識で取り組みましょう。
 明日は、安達先輩と大曽根先輩、大致先輩が来てくれるようです。
 現役VS最強のOB、4継対決なるか。

 駅伝メンバー、一次登録載せました→男女駅伝エントリーページへ
2017年08月16日
 おはようございます。
 多摩大会初日です。

 →多摩大会初日結果
 →初日の写真(今日は雨のため、カメラが危うかったので最初の女子1500だけです)

 顧問になってこんなに寒い多摩大会は初めてです。
 中長にとってはラッキー、短距離にとってはアンラッキーになりました。
 短距離でベスト更新したのは河野さんだけ。本当に厳しい環境でしたが、それを上回る成長スピードを見せてくれました。
 4継もいろいろ挑戦中なので、私学大会がまた楽しみです。

 女子1500では、怪我や体調不良が続いていた中、自信を取り戻すレースになりました。元気に練習できていた沢部さんは圧巻の走り。春まで同じタイムだった周りの子達を抜きまくるレース運びになりました。周りにいたのは春までの自分。そこからの成長。
 男子1500では、何と言っても小畑君。直前までの練習では調子を落としていましたが、流石にレースに合わせてきました。最初から最後までイーブンペース。周りが最初の1周を66で入っているところを冷静に76。圧倒的なビリから2周目には中盤。3周目で先頭集団。ラスト300では先 頭に出ていたので、周りで見ていた他校の生徒もザワザワしてました。「あの人最初ビリだったよね?」うちの走り方は周りについていけではありません。前を追え、でもありません。周りと一緒の方が安心、その中でいかに自分のやり方を、練習で培ったことを貫き通せるか。
 3年間で身につけた法政の走りを後輩達に見せてくれました。
 1年生の2人もいい走りをしていました。前半少し抑えすぎていた感じはありましたが、ラスト1周のデッドヒート、72秒まで上がっていました。

 明日も続きます。
 巻き起こせ、法政旋風。
2017年08月17日
 おはようございます。
 多摩大会2日目です。

 →多摩大会2日目結果
 →2日目の様子

 今日は曇り。昨日より走りやすい環境でした。
 男子3000はまだまだ経験値が足りず、最初がオーバーペース。周りと比べれば抑えている方でも、ペースの乱れは後半の失速につながりました。練習から意識を変えていかないと法政の戦い方は身につきません。
 女子800。
 松浦さんが課題としてきた前半のオーバーペースや中盤の落としすぎ、後半のバテの全てをクリアする快走。これ以上ないという走りを見せてくれ、都選抜標準クリア。2013年に松家さんが作った法政高校女子記録も更新。松家さんは陸上部の練習後、立川にあるリトルなでしこのサッカーチームの練習に通い続けたつわものでした。いつもチームのことを考えていて、駅伝前にミサンガをチームの後輩たちの分も含めて作ってきたのも松家さんが始めたことでした。どんなことにも前向きで、常にポジティブ。大学でも陸上部を見学に行きましたが、法政は女子は短距離しか必要としていなく、ラクロスへ。今は日本一を目指して毎朝4時起きを続けています。そんな松家さんの記録。いろんな想いのこもった記録。その想いを超えるのに、4年かかりました。
 そして、三浦さん。練習では常に松浦さんと切磋琢磨し、高校から陸上を始めた三浦さんも信じられないスピードで進化を続けています。これはもしかすると、という期待感の中でスタート。
 最初の200はイメージ通り。でもそのあとの中盤が前に詰まってしまいイメージより遅れてしまいました。後半の伸びももう少し。直前の練習で 少し疲れが見えていたので、まだ状態としては上がりきっていない感じです。それでも見事なレース運びで法政らしい戦い方をしてくれました。

 今日の全体へのアドバイスは強くなるために、そして社会に出た時にプラスになるように、レースに出られることに対する感謝の気持ちを持つことと、走り終わった後にアドバイスを聞きに来ること。
 当たり前だと思ってしまうことで人間が本来持っている他の誰かのために頑張ろうという力が使えなくなります。
人は社会的な生き物。
 誰かのために、そう思った方が力が出るのです。
 レースに出られるのも支えてくれる周りがあってのこと。
 忘れてはいけません。
 そしてレース後はアドバイスを聞きに来ること。
 アドバイスされるのを待つのではなく、自分から行動すること。
 君達が大人になった時に絶対に必要な力です。
 走ることを通じて人間的成長をする。
 一生懸命目標に向かって取り組むことを覚える。
 そして、夢を叶えた時の達成感をいつか味わってほしい。
 夢は誰かから与えられるものではなく、自分で見つけ、叶えるものだから。

 さて、次は私学大会です。
 Hosei high Go
 SEIZE THE DAY
2017年08月19日
 おはようございます。
 今日は私学大会初日でした。
 →私学初日結果
 →初日の様子

 1500男子、川田君は多摩大会での反省を活かしベスト更新。

 男子4継は直前の計測値が予想よりもかなり速かったので、歩数のところでデータ通りでいくか迷いもありましたが、結果としてそのまま通してみて、やはり練習通り、データを信じて走ればいいんだということが確認できました。都新人予選に向けて大きな収穫です。そして、ついに45秒台が見えて来ました。

 女子1500では松井さんが見せてくれました。去年は山本さんと松井さんがビリからスタートしてラストは1、2フィニッシュをした大会。今回は山本さんの怪我で1人でのレースとなりましたが、多摩大会の時のレースプランで課題となったところを相談し、その修正に挑戦するプランAと、タイムではなく走り方を練習通りやりきるプランBの二つで準備。
 結果としてプランBで、ビリからラストは2位まで上がりました。法政は少数ですが、毎回のレースでこのような戦い方を見せられるのは誇りです。
 自分に自信がなければペースは上がり、集団にいる方が落ち着くからです。
 法政高校陸上部が信じるものは科学。
 自分のパフォーマンスを最大限に発揮できる方法で戦う、そのための練習を孤独に耐えながらやっているのです。
 明日も自分達がやってきたことを信じて、巻き起こせ法政旋風
2017年08月20日
 おはようございます。
 今日は私学大会2日目です。
 →私学大会2日目の結果
 →2日目の様子
 
 女子100では河野さんと浅見さんがベスト更新。いい走りでした。タイムはもう少し出る感じもありましたが、課題が分かっただけ収穫がありました。

 女子800では三浦さんが多摩大会での反省を活かしてベスト更新。でもまた新たな課題が見つかり、すでに次に向けて闘志を燃やしていました。
 松浦さんは前回都選抜基準をクリアし、今回は新しいことに挑戦したようです。最後のラストスパートまで持たなかった感があり、タイムは落ちましたが、途中まではいい走りでした。
 そして何より、松浦さんの明日の決勝進出、飯盛君以来の表彰確定。
 明日の決勝では3年ぶりに法政高校の名が呼ばれます。みんなで拍手と松浦さんの名前を呼んで上げましょう。

 これ以上ないくらいの勢いで3日目を迎えます。明日も魅せろ、Seize the Day
2017年08月21日
 おはようございます。
 私学大会最終日でした。

 →3日目の結果
 →3日目の様子

 私学大会が終わりました。今回の大会は、全力でぶつかった大会だと言えると思います。
 たくさんの人が応援に来てくれました。初日に来てくれたOBの飯盛君、奥野君、2日目には平君、田丸君、今日はOGの岩橋さん、渡辺さん、そして伊賀先生も駆けつけてくれました。
 このことが意味することを忘れてはいけません。
 いろんな学校がいろんな環境の中で必死に戦っています。
 僕たちは果たして恵まれていないのでしょうか。
 大学でもここで見つけた夢を追いかけ、走り続けている先輩がいて、応援に来てくれる人がいて、僕たちにしかできない戦い方を持っている。
 タイムや順位ではないところに目標を置くことも知っている。
 他の人から見たら負け試合だとしても、僕たちにとっては積み重ねてきたことの正しさを実感できる瞬間だったりする。
 多摩大会から法政高校陸上部の新しい歩みが始まりました。
 その勢いはそのまま私学大会でも発揮され、間違いなく法政は何らかの印象を残すことができました。
 同時に悔しい思いも。
 今回の大会で悔し涙を流した部員も数多くいました。その悔しさは絶対に忘れてはいけない。
 それはなりたい自分が見つかった証拠だから。
 自分なりに積み重ねてきた努力、それでも届かなかった。
 同時に感じているのは、きっと、自分ならできる、という自信。
 陸上部に入る前の自分を思い出してみる。
 こんなに熱い気持ちになったことがあったかどうか。
 変わり始めている自分。
 忘れてはいけない。
 人間的成長なくして競技力の向上なし。
 今度こそ変わるんだ。強い自分に。
 なりたい自分に。

 都大会支部予選まであと12日。
2017年08月26日
 おはようございます。
 今日は東大和南公園での練習でした。

 走るにはちょうどいい気候になってくれて、大会前の練習に集中できました。
 この時期は、あともう一押し何かをしたいと思いがちですが、レースに対する不安を練習をたくさんすることで安心しようとしているとパフォーマンスは落ちてしまいます。
 それはもっと前の段階でやるべきこと。
 今更です。
 この時期はこれまでやってきたことを信じて、更に質、強度の高い練習を集中して行うこと。
 そして練習の中で成長を感じること。
 それが自信になっていきます。
 前より練習で結果が出ているから大丈夫、そう思ってスタートラインに立つこと。
 タイムや、順位といった結果目標ではなく、練習で確認した動きや、ポイント、レース構成など一つ一つを練習通りやっていこうと思うこと。
 それが結果につながるのであって、その逆ではありません。
 タイムとか順位を意識すると必要以上の緊張を生み、ゾーンに入ることができなくなります。
 練習通りやろう、
 そう思える練習を今日できた人たちは幸せです。

 都新人支部予選まであと7日。

<練習ベスト更新者>
30
☆大山、箕浦、草野(初)
1000
☆三浦、☆松浦
2017年08月28日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習でした。

 大会前と呼ぶにふさわしい良い練習ができました。
 みんなレース前のモードにしっかり入り始めています。
 練習で最大の負荷をかけつつ、それ以外ではしっかり体を休め、元気な状態でスタートラインに立つこと。
 最後のミーティングでは法政大学体育会短距離チームで練習しているOBの安達君の話をしました。
 大会で21秒91を出し優勝しました。
 大学で一度は優勝したかったという彼の気持ちが報われました。
 同時に競技を続けていくかどうか迷っていた部分もあったようですが、この前法政高校の練習に来た時、やっぱり続けたいという気持ちになったということを部員にも話しました。
 大学短距離界の最高峰で練習している先輩が、君たちの練習を見て力をもらったのです。
 そういうチームになれたことが何より誇り。
 なくしてはいけない誇りを胸に
 都新人支部予選まであと5日。

<練習ベスト更新者>
男子4継 山口→坂本→大山→箕浦 46秒95
600
☆三浦
1000
松井、☆山本、福澤、瀬崎
500
松井、☆山本、沢部、瀬崎
2000×2
☆矢田
2017年09月03日
 おはようございます。
 都新人支部予選2日目でした。

2日目の結果

 帯状疱疹の症状が悪化し、行くことができませんでした。
 そんな顧問に代わって、部員たちは堂々と戦ってくれました。
 これまで顧問をしてきて、自分の調子と部員の結果がつながっていると感じることが多く、今日応援に行けないことが意味するものを考えたときに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
 そんな不甲斐ない顧問のジンクスを見事に打ち破ってくれました。
 タイム、数字から伝わってくる部員たちの想い、浮かぶ頑張った姿に体を起こすことができなかったほどの痛みも、それらを上回るほどの感動で今、まとめています。
 僕は教師になろうと決めたのが、高校時代のテニスコートだったので、教員=部活指導というものが最初から刷り込まれていました。念願叶い教師になり、硬式テニス部の顧問を10年務めました。しかし、硬式テニス部では自分の力量不足で思うように力になれない時期がしばらく続きました。そんなとき、ある1冊の本をきっかけに出会ったのが陸上でした。
 陸上と出会ってからは硬式テニス部の中でもトレーナーとして貢献できるようになり、少しずつ自分が輝ける場所を見つけられるようになりました。そして、2011年に陸上部の顧問になりました。
 近年、教師と部活動に関して様々なことが話題になっています。僕自身は、自分が輝くことができなかった頃のことも覚えているので、部活動が負担だと感じる先生たちの気持ちもよくわかります。教員=部活指導だと思っていた僕でさえ現実を前にそう思ったのですから、本当によくわかります。だからこそ、今日みたいな日にはあの頃と変わらぬ自分のふがいなさを感じるし、同時に今の自分がどれだけ恵まれているのかということも感じます。
 この2日間。
 みんな僕のことを信じて戦ってくれたのが伝わってきました。
 僕たちにしかできないことがある、
 自分たちのやってきたことは他とは違う。
 自分たちにしかできない戦い方で、自信をもって、
 法政というプライドを背負って。
 きっとわかる人には鮮烈なイメージを残したと思います。
 法政って何かすごい、と。
 部長の松浦さんから送られてきたメッセージには、こう書かれていました。
 「ベストは更新できませんでしたが、法政の戦い方はできたと思います」
 都新人出場おめでとう、
 そしてありがとう。
2017年09月05日
 おはようございます。
 今日は井の頭での練習でした。

 これからの時期は天気が練習場所に大きく影響します。
 毎日空を眺めながら祈るばかり。
 しかし、どんな環境であってもしっかり練習できる方法を模索することこそ大切です。
 チームは駅伝に向けて舵を切りました。
 何度もやってくる時期ではありません。
 11月3日のために努力できるのは、今しかないのです。
 苦しい練習でもその中に輝きを見出せる自分であること。
 チームのための1秒を削り出す。
 部室に置かれている自分の1秒は仲間のための1秒という色紙は、僕の言葉を三角さんが書道の時間に書いて残したものです。
 人は誰かのためにこそ、最大限の力を発揮することができる。
 人間って素敵な生き物です。

<練習ベスト更新者>
30、50
☆箕浦、草野
LTRun40分達成者
小雪、矢田、松井、☆山本、福澤、瀬崎、沢部、彩奈、三浦、松浦、福島
2017年09月06日
 おはようございます。
 今日は雨で体育館での練習でした。

 体育館ですが、駅伝に向けてしっかりと意識した練習ができました。
 中長の女子部員は昼休みも体育館に来ています。
 練習するかどうかよりも、一緒に過ごす時間を増やすことは大切なことです。
 陸上部の仲間と密度の濃い時間を過ごしてほしいと思います。
 そして、都新人出場決定したことを学校のHPに載せてもらいました。
 →学校のHP
 ご覧ください。
2017年09月19日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習でした。

 最高の練習になりました。
 中長はトリプルメニュー。3000+2000+1000です。
 この2週間取り組んできた長距離への適応を確認するメニューです。
 強い2年生を中心に、急成長を遂げている1年生の女子チームのレベルはこの時期では歴代最強の域に入りつつあります。
 2年生がいない男子チームも、3年の小畑君の経験で引っ張りながら、徐々に駅伝チームらしくなってきました。とくに駅伝に関する映像を見せて以来、1年生の中に明らかにやる気スイッチが入ったメンバーがおり、全体も熱を帯びてきています。
 こんな雰囲気の中でできる練習は最高です。全員が手ごたえを感じ、達成感を得ていました。

 そして、松浦さん。
 土曜日の都新人に向けての最も重要なポイント練習。
 このメニューの出来で、レースタイムが見えてきます。
 僕がペーサーとしてつきましたが、この3カ月ずっと怪我で苦しんできたため、今日もできるかどうかギリギリのところでした。
 痛みが出ないように、1時間前からしっかり準備しました。
 直前の刺激では痛みが出てしまいましたが、それを更に準備することで抑え込み、引くことができました。
 そして、見事ベストタイムを出したときの最高記録を更に更新。
 忘れられない一日になりました。

 行くぞ、都新人。そして栄光の都駅伝へ。

<練習ベスト更新者>
30
☆山口、箕浦
60加速
☆大山
3000、2000、1000
小雪、☆矢田(3000)、☆松井(1000)、福澤、☆川田(2000)、沢部、小畑、三浦、福
600
松浦
2017年09月21日
 おはようございます。
 今日はOGコーチの丸田さんが来てくれました。

 駅伝に向けて練習が本格的になっていく中、身体的にも、精神的にも負荷がかかっています。
 そんなタイミングで丸田さんが来てくれました。
 3年に女子部員がいないため、2年女子チームにとって丸田さんの存在はとても大きなものでした。
 丸田さんの姿から学んだこともたくさんあったと思いますが、法政高校陸上部で過ごした経験、様々な失敗や挫折など、いろんな話が聞けたことと思います。法政高校陸上部最強の世代だった丸田さんから、このわずか数時間で渡されたものは大きかったと思います。
 部員たちからも、丸田先輩が来てくれて本当に良かった、という声が聞かれました。
 日本一のチームになる、
 そのためには卒業生の力も必要です。
 みんなの相談会が終わった後、丸田さんと時間を忘れて話をしていました。
 法政高校陸上部を巣立ってからも走ることと向き合ってくれていることが単純にうれしい、今のチームの姿から自然と思い出されてしまう最強世代の思い出話。幸せな時間でした。
 今日来て見て、改めて10月以降、バイトの時間を減らしてでも来たいという気持ちが強まったと言ってくれました。
 「私たちの記録も、今年で抜かれてしまうかもしれませんね」
 一緒に走ってみて、今日の設定タイムで自分は高校生の頃は走ることができなかったと言っていました。
 「チームの雰囲気も凄くいいと思います」
 丸田さんが言うんだから間違いない。
 今日練習中に声をかけてくださった三鷹のとあるプロスポーツ関係の方も「本当にいいチームになった。足を見ればわかる」と言ってくれました。今、この瞬間が僕たちの人生なのだと、痛感します。
 
 結果はついてくるもの。
 それより大切なことは、こうした予感。
 何か、すごいことが起きそうだと思えるだけの、毎日の積み重ね。
 このワクワク感だけは、何度経験してもやめられません。
 11月3日が楽しみなような、来てほしくないような、そこにいたるまでの過程全てが宝物です。

<練習ベスト更新者>
STT
小雪、矢田、彩奈、松井、福澤、川田、瀬崎、沢部、彩奈、小畑、三浦、福島
400
松浦
2017年09月23日
 おはようございます。
 今日は新人都大会でした。
 →新人都大会結果
 →新人都大会の様子

 朝は雨。それでも着く頃には止み、ちょうど良い涼しさになっていました。
 今回はサポートがつけられず、松浦さんと僕のみ、でも松浦さんのお母さんが来てくださったので安心して臨めたようでした。
 そしていよいよ岩橋さん以来の都新人。あのときは出るだけで精一杯で勝負はできませんでした。
 持ちタイムだけ考えれば、周りの方が上。でも、僕たちには僕たちなりの戦い方がある。
 法政高校陸上部にしかできない走りがあります。
 最初の200を予定通りの通過、400通過も73で予定通り。500でコーナーに来た時の松浦さんの表情で勝負できるのがわかりました。
 前の2人を交わし、ラスト200。
 最後更に1人交わして組3位でゴール。

 岩橋さんと来た3年前は参加するので精一杯でした。
 でも、今回は勝負ができました。
 この舞台に再び連れて来てくれた松浦さんには感謝しかありません。
 本当は部員みんなで来たかった。
 この舞台に立ちたいという気持ちを持ってもらうためにも。
 都新人に出れても、都大会に出るのは難しい。
 もう一段階レベルアップできる冬に。
 さぁ、次は都駅伝。チーム一丸となってこの1ヶ月を楽しもう。
2017年09月27日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習でした。

 駅伝選考会前最後の練習が終わりました。
 今日の練習では、女子チームを中心に緊張感が限界のレベルを超え、メニューに入るまでに多くの時間が必要でした。
 自分たちで弱音を吐きながら少しずつ気持ちの整理をしている姿は、チーム力だと感じます。
 これまで最強の世代も、一人ひとりで抱え込んでしまってふと見ると泣いているということはありましたが、周りに遠慮して弱音を素直に出せていない感じもありました。弱音を吐きながら、少しずつ気持ちの整理をしていく。そしてメニューに入った瞬間からきちんと戦えるモードに切り替えられるのが、強さです。
 久しく見れなかった駅伝前の練習の雰囲気が戻ってきました。今の2年生チームが入る前は、見に来てくれたOGやOBも、これは駅伝前の雰囲気ではないと注意する場面が見られましたが、今の雰囲気は11月3日が感動するものになることだけは間違いないことだと確信させてくれます。人は結果が良いから応援するのではありません。努力をし続けてきたことを見ているから、感動するのです。
 今日の練習では全員がベストを更新しました。
 2014年から待ち続けた瞬間、最強の世代への挑戦が始まります。

 駅伝選考会まであと2日。

<練習ベスト更新者>
1000×2
松井、福澤、川田、瀬崎、☆沢部、彩奈、小畑、三浦、松浦、福島、矢田
2017年09月29日
 おはようございます。
 今日は駅伝選考会&TTでした。

 短距離は秋・冬記録での挑戦。
 ベスト更新を目指し続ける日々。
 中・長は駅伝選考会。この頃は前の日から次の日の練習に対して緊張感を持っている部員が多く、選考会ともなると夏休みの頃から緊張して迎えたと部員が話していました。それだけ、いろんな想いのこもった勝負。自分との、そして仲間との。
 歴代の先輩たちも助っ人で来てくれました。
 奥野先輩と、キキ先輩。
 男子チームにとっては奥野先輩の存在は大きなもの、そして夏合宿から偉大さを感じた女子チームのキキ先輩。
 最高の環境で挑みました。
 男子5000では、小畑君が3年生の意地を見せ、圧倒的な1位。
 1年生男子たちも立派に戦い、全員がベスト更新。
 そして女子チーム。
 何と4人が11分台突入。松浦さんと、沢部さんはキキ先輩の記録にあと少しと迫る11分31秒、32秒のワンツーフィニッシュ。全員ベスト更新。
 そして上位5人のトータルタイムが都駅伝26位を取った最強世代上位5人のタイムを更新。
 これ以上ない最高の結果となりました。
 これまでの陸上部でできなかったことが練習でできていること、新たな試みが成功していること、そうしたことの積み重ねだと思います。
 今日の結果は、チーム法政で掴んだ結果。
 OB・OG含めてみんなで勝ち取った。
 あの時、成し遂げられなかったことを今度こそ。

<TT>
男子100
 1年 箕浦 12秒13
 2年 坂本 12秒30
 2年 大山 12秒33
 1年 草野 12秒50
 2年 田所 13秒17
女子100
 2年 浅見 14秒42
 2年 藤森 14秒64
男子200
 2年 大山 24秒93
 1年 箕浦 25秒16
 1年 草野 25秒24
 2年 田所 26秒57
女子200
 2年 浅見 29秒96
 2年 藤森 30秒35

男子5000
 3年 小畑 18分16秒50
 1年 川田 18分54秒79
 1年 福澤 19分12秒34
 1年 矢田 19分16秒58
 1年 福島 19分55秒60
女子3000
 2年 松浦 11分31秒93
 1年 澤部 11分32秒71
 2年 三浦 11分51秒83
 1年 小雪 11分53秒43
 2年 松井 12分19秒79
 1年 彩奈 13分43秒01

 
2017年10月07日
 おはようございます。
 今日はグラウンドと中長のコンディションから映像を用いての学習会にしました。

 スポーツでも何でも、先に必要なのは心です。
 様々な環境から、何としてでもプロになって家族を養いたいと思っている子と、あらゆるものに恵まれていていろんな選択肢の中の一つとしてその種目に関わっている子とでは同じ練習をしていても大きな差が生まれます。
 プロ野球のドラフト会議で候補に挙がるのは、小さい頃から英才教育を受けられる環境にあったエリートか、厳しい環境の中でそれでもそのスポーツを続けさせてくれた家族への感謝の気持ちがある子かどちらかです。
 心が先、パフォーマンスはそのあと。
 今日は駅伝に関する映像をいくつか見ました。実業団のもの、大学のもの、そして自分たちと同じ高校駅伝。
 その懸ける熱い気持ちのレベルの高さに驚いた部分と、同時に同じ気持ちで取り組んでいる自分の姿と両方を感じ取ることができたのではないでしょうか。
 そして最後に、安達君たちが3年生、飯盛君たちが2年生、岩橋さんが1年生の頃の法政高校陸上部のDVDを見ました。
 そこにいたのは、あの頃の先輩たち。
 今の君たちと同じ表情で走ることに向き合う先輩たちの姿です。
 法政高校陸上部が背負うプライド
 受け継がれる伝統
 今こそ越えるとき

 駅伝選考会まであと2日。
2017年10月10日
 おはようございます。
 今日は最高の一日でした。

 OBの大曽根先輩、OGの丸田コーチ、そしてまや先輩が来てくれました。
 短距離は久しく先輩が来てくれていなかったので、大きな刺激になりました。
 短距離は中長と比べても、自分で考え、自らメニューに取り組む姿勢が必要とされます。
 細かなフォームの修正や、自分の課題点などを見つけ出すのは自分だからです。
 大曽根先輩からのアドバイスで、客観的に自分たちに足りないことに気づけたのではないでしょうか。
 
 中長は丸田コーチと、同じ代で伝説となっているまや先輩が来てくれました。トラックでは一度も出したことがないタイムを駅伝では、もっと長い距離でそのペースより速いタイムを叩き出した伝説の先輩。競技からは遠ざかってしまっていますが、その性格のぶっ飛んでる部分、ポジティブな姿勢などこれからの駅伝に向けて身につけなくてはいけない力の一つです。
 集中練習が続いていて、昨日の選考会の疲労も残っている中での1000×2Pace Maxだったので、最初の一歩を踏み出すのにとても勇気が必要だったと思いますが、先輩たちのおかげで踏み出すことができたようです。
 法政高校陸上部の築いてきた歴史の豊かさを感じることができた1日となりました。
 目の前にいる先輩も、まだあったことのない先輩も、みんな君たちと同じ気持ちで、ここで走ってきました。飯盛先輩もホームページを通じて、君たちの様子を見ています。いろんな先輩たちが、君たちの頑張っている姿を遠くから見守っています。
 君たちとともに走り、君たちのことを応援しています。
 メッセージはただ一つ。
 今やっていることから逃げてはいけない。
 立ち向かった勇気はこれから先の人生で、君たちの大きな力となる。
 つらい経験も、怖さも含めて、
 走ることを楽しめ。

 都駅伝まであと24日。

<練習ベスト更新者>
1000×2
☆松井、松浦、小雪、川田
2017年10月12日
 おはようございます。
 今日は駅伝チームのみの練習でした。

 普段から練習時間は限定して行っていますが、今日はさらに限定しての集中練習。
 女子チームの勢いが止まりません。
 この前の選考会で悔しい思いをした人が快走を見せてくれました。
 これでまた、どの区間で誰が走ればチームとして史上最速を目指せるのか難しい判断になりそうです。
 でも、逆の言い方をすれば、これまでのチームは選考会をした時点でエースの1区を走るの人、アンカーを任せる人が決まっていたのが、そのような存在が複数いるという黄金世代という名にふさわしいものになってきているということです。
 それぞれが抱えている不安な気持ちもこれまでのチーム以上のものになってきています。
 でも、それこそ強豪校になった証拠。
 46番という去年の自分達をゼッケンとして背負いながら、あれから1年、飛躍的に強くなった君たちを見せるとき。

<練習ベスト更新者>
1000×3
松井、三浦、☆彩奈
LT40分到達者
小雪、☆松浦、矢田、福澤、
2017年10月17日
 おはようございます。
 今日は駅伝チームのみ短時間で練習をしました。

 長い雨が続いていましたが、このタイミングだけ雨が止みました。
 長距離区間は5000、3K区間は2000、集中練習です。
 みんなとても良い走りをしていました。
 時間にしてみれば20分ちょっと。
 高めたのは心肺機能だけではありません。
 短い時間で集中することの大切さ、そして積み重ねたものの大きさ、自信です。

<練習ベスト更新者>
2000
松井、☆三浦、彩奈、福島
STT
☆松浦、☆川田、矢田
2017年10月21日
 おはようございます。
 今日は武蔵野体育館でそれぞれ分かれての練習。短距離は学校での練習でした。

 選択肢を増やすこと。
 環境のせいにして諦めることを少なくすること。
 それは人生においても大切なことだと思っています。
 今の自分が持っているもので何とかできないか、
 そもそも何とかしたいという強い気持ちを持つこと。
 願えば叶うと言いますが、それには本気で願う気持ちが必要です。
 陸上の神様に届く願いは、誰よりも強く大きなものでなければならない。
 好きなことで諦めない気持ちを育めば、いざ大人になった時、次から次に出てくる不利な状況に対してもめげずに頑張りぬく姿勢が身に付きます。
 そして、描くこと。
 大きな夢を。

 都駅伝まであと12日。
2017年10月27日
 おはようございます。
 今日は井の頭での練習でした。

 今日はOGの岩橋さんが来てくれました。
 こんなにいろんなOGやOBが代わるがわる来てくれる部活もないと思います。
 それも全て法政高校陸上部の持つ良さです。
 短距離は自分たちでreaction timeの練習を井の頭でやる方法を考え、いい雰囲気で取り組んでいました。
 秋の練習をいろんな側面から楽しんで取り組むことができれば、いい冬季練習につなげることができます。
 
 駅伝チームは最後の長い練習でした。LTRun。井の頭のコンディション的には、これまでだとできないメニューでしたが、松浦さん達が一度雨の中で練習したいと言ったときに新しい選択肢が生まれ、今日も無事に練習できました。意志あるところに道は開けるのです。
 コーチに来てくれた岩橋さんも息をのむほどの意識の高さで、みんなが一生懸命メニューに取り組んでいました。僕がかつて岩橋さん達に「強い選手はアップの仕方から周りを圧倒するオーラが出ている。メニューに対して取り組むときの真剣さが、周囲に声をかけさせないものになる。そういう集団がいるチームは強い」と話したことを思い出したと言ってくれました。
 天気も、環境も決して恵まれていたわけではありませんでした。それでも、ここまで満足できる練習が積めた年はありませんでした。あと1回。31日のVO2ができれば、新しい扉が開くと思います。

 都駅伝まであと7日。

<練習ベスト更新者>
LT40分達成
沢部、矢田
LT40分達成&最速更新者
小雪、松浦、☆瀬崎、小畑
800×4
松井、☆三浦、彩奈、福島
2017年10月30日
 おはようございます。
 今日は井の頭での練習でした。

 いよいよ練習も大詰めです。
 今日は全体でのオールペース。
 男子と女子が一緒に走りました。
 最高の仕上がりだと自信をもって言えます。
 次の扉を開くとき。

 

 都駅伝まであと4日。

 都駅伝の応援はこちらから
2017年10月31日
 おはようございます。
 今日は駅伝前最後の練習でした。

 短距離はこれまで練習してきたことを一度タイム計測して確認。
 きちんと成長が確認できました。
 秋・冬の練習が春・夏と同様に大切であることを忘れずにモチベーションを持ちながら取り組めるかどうかがポイントです。

 駅伝チームは、最後のポイント練。最大酸素摂取量を上げるメニューでした。
 今週はすでにLT、昨日の負荷が高い設定のオールペースとやってきているので、体の重さを感じる部員もいましたが、最後にしっかり心拍を追い込むという狙い通りの練習ができました。
 もう練習でできることはありません。
 あとは、気持ちの面をしっかりと作っていくこと。
 リラックスが前提、そこに少しだけ緊張感をトッピング。
 押しつぶされそうなプレッシャーを感じている人もいることと思います。
 明日のミーティングで選手を発表しますが、選手に選ばれた人も、サポートの人も、みんなが一つになってチームとして挑む駅伝です。
 そこにもう一つ付け加えるものがあります。
 その存在に気づいたとき、君たちは新たな力をもらうことになると思います。
 全ては明日のミーティングで。

 都駅伝まであと3日。
 
 都駅伝にお越しの方へ



<練習ベスト更新者>
200
大山、坂本、河野、山口、田所、☆箕浦、草野
VO2Max
10分到達者
小雪、松井、松浦、沢部、彩奈、矢田、川田、瀬崎、小畑、福島
15分到達者
☆三浦
2017年11月01日
 おはようございます。
 今日は都駅伝最終ミーティングでした。

 駅伝への想い2017

【選手紹介】
 女子1区 2年 松浦 
 私学大会800M 7位 都新人大会出場 男子と共に練習を積んだ エース
 
 女子2区 1年 小雪 
 毎日自主練を欠かさない ロードに関しては圧倒的な強さを持つ まや先輩の伝説を超えられるか

 女子3区 2年 松井 
 初代東京駅伝三鷹市代表チーム選手 全ては松井から始まった

 女子4区 2年 三浦 
 昨年の選考会タイムより1分20秒も速くなった まや先輩を超えられるか

 女子5区 1年 澤部 
 二代目東京駅伝三鷹市代表チーム選手 歴代最強クラスのスピードを武器にアンカーを務める

 男子1区 3年 小畑 
 法政高校陸上部男子の伝統を唯一引き継ぐ 伝統の継承なるか

 男子2区 1年 福島 
 夏から陸上部加入 走るたびに成長を続ける

 男子3区 1年 瀬崎 
 1年エースへと成長 体調面に不安あり

 男子4区 1年 川田 
 二代目東京駅伝三鷹市代表チーム選手 法政大学の駅伝映像を見てから急成長

 男子5区 2年 田所 
 短距離からヘルプ 昨年までは800選手 昨年走れなかった気持ちをぶつける

 男子6区 1年 矢田 
 チーム一の面倒見の良さがある 人柄の良さは勝負の運を味方につける

 男子7区 1年 福澤 
 中学では野球部 何事にも真面目に取り組み安定感が抜群 
 
 主務 2年 杏
 男子、女子分け隔てなく誰とでもコミュニケーションを取りチームの和を保ってきた。複雑な当日の役割分担のとりまとめ。

保護者の皆様へ
 この日のためにずっと頑張ってきました。
 できましたら、皆様のお力をお貸しください。
 法政高校陸上部の新しい歴史の始まりを見届けていただきたいと思います。
 保護者の方のLINEグループなどありましたら、当日教えてください。

都駅伝にお越しの皆様へ
2017年11月02日
 おはようございます。
 今日は都駅伝でした。
 こちらをご覧ください。

 →都駅伝結果
 →都駅伝の様子

 
2017年11月11日
 おはようございます。
 今日は短距離だけでみっちり練習でした。

 駅伝シーズンに突入し、更に中学生の東京駅伝三鷹市選考会などもあったため、なかなか短距離を見ることができないでいました。
 今日は中長はオフにしたので、短距離だけ見ることができました。
 春・夏と体感したあの暑さを思い出してほしいという願いを込めて、動画を作成し、ラインに載せました。
 心が先、パフォーマンスは後。
 速くなる責任は自分にあること、
 誰かのせいにしないこと。
 そうした話をしつつ、久しぶりにフォームを録画しました。
 自分のイメージと、実際の動きの違いに気づいてほしかったのですが、きちんと気づけたようで真剣に取り組んでいました。
 快調走なので、気持ちがなければただ流すだけのメニューになってしまいますが、意識を持って取り組むことで普段の練習と同等、もしくはそれ以上に価値のある練習になることを実感できたはずです。
 何をするかではなく、何を想ってやるか。
 どんな練習でも、そこに心があれば、貴重な練習になるのです。
 練習を意味のないものにしてしまうのは、自分の心。
 体育館でのトレーニングだって、心が入っていない人がやるのと、オリンピッククラスの選手がやるのでは同じ物でも全く次元の違うものになります。
 日本一のチームになろう、
 そういう気持ちで取り組むことができるチームになろう。
2017年11月12日
 おはようございます。
 今日は三鷹駅伝選考会でした。

 気温12℃。本番を想定するのにはちょうど良い気温でした。
 9月に都駅伝選考会で出した自分の記録との戦い。
 あのときからどれだけ成長できたかを確認します。
 短距離は60を1本。
 試合前の完成度を確認するメニューです。
 フォームの確認をこの前行いましたが、良い形で表れている人も何人かいたようです。
 まだ結果につながっていない人も、諦めないこと。
 目先の結果にばかりとらわれると、本質を見失います。
 目指すべきフォームを追求すること。

 選考会にはOBの奥野君が来てくれました。2部陸で現役。1500Mを4分9秒で走る力を持っています。偉大な先輩に引いてもらい、女子も男子も好記録を出すことができました。男子は昨日僕が話したことを受け止め、真剣さが出てきました。心が変われば、結果が変わる。この前までの男子チームでは想像もできないような素晴らしい成長を見せてくれました。男子チームの成長は、女子チームにとってもプラス。心が先だということを改めて客観的に見ることができたはずです。
 そして、女子チーム。法政高校史上最強チームとなったことで、目標を見失いかけていた部分もありました。しかし、今回の三鷹駅伝で最強のチームに挑戦できることになり、更に進化を遂げることができました。改めてライバルのいることの大切さを実感。高いレベルに挑戦することでしか、前に進むことはできません。
 今日の選考会は、本当に大切な一日になりました。きっと、今日のことを僕は一生忘れないと思います。そして君たちもきっと忘れないと思います。大切なのはスタートラインにつくまでの過程であり、号砲がなってからはその結果に過ぎないということ。僕たちは僕たちの戦い方をすればいい、結果はあとからついてくる、そう思えるような準備ができれば、それでいい。
 そして、今日君たちが見せた奇跡は、君たちにしかできないことだった。

<三鷹駅伝選考会>
男子3000
 1年 瀬崎 10分31秒11(PB更新)
 1年 福澤 10分49秒78(PB更新)
 1年 矢田 10分50秒70(PB更新)
 1年 福島 11分04秒25(PB更新)

女子3000
 2年 松浦 11分23秒01(PB更新)
 1年 澤部 11分33秒33
 2年 三浦 11分41秒38(PB更新)
 1年 小雪 11分49秒60(PB更新)
 2年 松井 12分00秒05(PB更新)
 1年 彩奈 13分27秒87(PB更新)


<練習ベスト更新者>
60
大山、山口、☆箕浦、草野
2017年11月13日
 おはようございます。
 三鷹駅伝周回ジョグでした。

 本当は土曜日に予定していたのですが、天気予報があまり良くなく、今日に変更しました。
 全て陸上の神様の思し召しなので、土曜日あたりから練習量を減らした方がいいということなのだと受け止め、今日のロングジョグ。
 ポイントをしっかり確認することができたと思います。
 僕はもう流石に頭の中に全て入っているので、それを基準にしてしまうと部員たちがどこまでわかっているのかなかなか肌で感じるのが難しいですが、アルバムにも載せているのでしっかり確認しましょう。
 12K以上あるのですが、みんなでジョグをしているとあっという間に感じます。
 ところどころ人が多いところがあるのでジョグも邪魔にならないようにとか気を使う場面が多いですが、飯盛君達とも上柚木競技場の周りをジョグで旅立ったり、懐かしい思い出があります。
 今の2年生とはもうあとわずかしかいられないので、今日のような一日も大切な思い出です。
 1年という時間は、お別れの準備をするのには短すぎるほどあっという間の時間です。
 とにかく密度をどんどん濃くしていって、一瞬も後悔が残らないように。
 明日の練習も、全開で挑みましょう。

 三鷹駅伝まであと13日。
2017年11月17日
 おはようございます。
 短距離は明日の大会に向けてオフ、中長のみで練習しました。

 今日は大会前、最後の実践的メニュー。
 このメニューがきちんとできれば、自信がぐっとつきます。
 男子はこの前選考会に出られなかった川田君の選考会からスタート。
 2000まで僕が引きましたが、安定した走りで、そこからの1000では一気にスピードアップ。
 見ている人の心を打つ走りをしてくれました。
 終わった後に感想を聞いた時、まず話したのは仲間に対する感謝の気持ちでした。
 途中苦しくなった時に、小畑先輩と走ったことや、仲間に心配をかけたことなどそういうことを考えていたら苦しさを乗り越えられた、そう話していました。
 その勢いをそのまま、女子も松浦さんと沢部さんを同時に引きましたが、二人とも1600M地点まで見事に余力を残しながらついてきて、そこからのスピードアップも素晴らしかったです。特に松浦さんは残り200からのラストスパートは本番を意識した素晴らしいものでした。松浦さんは法政の女子2000記録更新、沢部さんも1年生記録更新。そのあと、三浦さんのことも引きましたが、三浦さんも1600Mまで余力を残し、ラスト400からのスピードのキレが凄まじく、ラスト200からは1区のゴール付近をイメージしながら、4区での逆転を信じて少しでも4区に余裕を作れるようにという想いが伝わってくる熱い走りでした。
 今日一日が特別な一日になったことは間違いなく、ここに到達することができたこと、この景色を見れたことに感謝。
 

<三鷹駅伝選考会追加>
 1年 川田 10分26秒62(PB更新)

<練習記録更新者>
小雪、松井、三浦、☆松浦、沢部、矢田、福澤、瀬崎、福島
2017年11月18日
 おはようございます。
 今日は秋季大会でした。

 →秋季大会結果

 例年より2週ほど遅い開催、気温は冬。短距離にとってはタイムを出すのが非常に難しい中での大会。
 そんな中でも、4人がベスト更新、1人がベストタイを出すことができました。
 気持ちが先、パフォーマンスはあと。
 夏の大会が終わり、そのあと一時目標を見失いかけたこともありましたが、チームでの話し合いを通じてよくまとまりました。
 速くなるのは自分の責任。
 その言葉の意味をよく受け止め、練習でも自主的な工夫をする場面も見られるようになってきました。
 チームみんなで高め合う雰囲気をもっと出すことができるようになれば、都総体への扉も開くと思っています。

 駅伝チームの方は、小雨がパラつくなか、5Kジョグをしました。
 タイムを指定しながらのジョグだったので、後半は高速ジョグになりましたが、全体でまとまって走り切ることができました。
 ジョグじゃない、という部員の声もありましたが、かつてはできなかったレベルでチームが成長しています。
 毎回の練習が可能性の連続。
 まだまだ天井は見えず、ただこの先の景色を求め続けるだけ。
2017年11月22日
 おはようございます。
 三鷹駅伝前、最後の練習でした。

 雨が降ったら、ミーティング。明日の午後、東大和南公園で練習。
 そちらの方がいい、と松浦さんが願掛けをしたせいか練習開始とともに雨が降り出しました。
 それでも流石にここまできて引き返せないので練習決行。

 短距離はタータンでやるはずだった加速TTが井の頭に変更。
 井の頭でしっかり走れていれば、春には最高の結果が待っています。
 練習は不利な環境で、試合は最高の環境で。
 練習でつらい思いをした分、試合では最高の笑顔が待っています。

 中長は疲労がたまっていて足が重い中、全体的にはイメージ以上の走りができていました。
 練習の途中、松浦さんの気持ちが固まったころ、自然と雨も止んでいました。
 最後の一本は僕が引きましたが、この条件の中にもかかわらず、最高の走りをしていました。
 三鷹駅伝に向けて不安な気持ちを練習で解消したくなる気持ちはよくわかりますが、今日の練習を一区切りにして、あとは疲労回復に向けましょう。それで走れなかったら僕が責任を取ります。これまで同様、信じてしっかり休んでもらいたいと思います。
 これまでの先輩たちも、君たちと同じ気持ちで一生懸命取り組んできました。それでも、ここまで到達することはできませんでした。間違いなく、歴代最高の練習が積めました。これ以上は、あと1年先のレベル。今の自分たちにできることは、やりきりました。あとは明日のミーティングで地の利、人の和を高めましょう。
 そしてつかめるか、天の時。
 人の嫌がることを率先して引き受け、落ちているゴミを拾い、学校のルールなど細かなものも含めて自分に都合の悪いものをどこまで守ることができたか、それが決算となって現れます。
 陸上を通じて人間的に成長すること。
 それが最大の目的であって、結果はそれに伴って必ずついてくるもの。
 君たちが去年とは全く違う成長をできたからこそ、今日の練習がありました。
 さらなる高みを目指すには、もっともっと人として成長していきましょう。


<練習ベスト更新者>
1000×3
小雪、松浦、福澤、川田、☆瀬崎、福島
100加速TT
大山、坂本、藤森、浅見、田所、☆箕浦、草野
2017年11月25日
 おはようございます。
 明日はいよいよ三鷹駅伝です。
 
 三鷹駅伝に初めて挑戦した年は、女子は部員が短距離の瀧澤さん、中距離の松家さんしかいなく、バスケ部、テニス部からメンバーを借りて出場しました。その翌年、初めて陸上部だけで揃って出ることができ、まさかの優勝。3年の瀧澤さんを優勝で送り出したいという松家さんの強い気持ちが勝利を呼び寄せました。それが2012年のことです。
 2連覇の難しさを思い知らされた2013年。
 そして去年の優勝。
 また再び、不可能への挑戦が始まろうとしています。
 Impossible 不可能という言葉の中には、いつだって
 I'm possible 自分ならできる、という言葉が隠れている。
 苦しくなった時に少し手を抜いたって、周りにはわからないし、誰も自分のことを責めたりはできない。
 でも、自分はわかっている。
 もう少し頑張れたことを。
 自分ならできたはずだということを。
 挑戦する権利を与えられたこと。
 自分ならできる、と証明すること。
 できない、と言われていることに挑戦できることは幸せなこと。
 できなくても誰も責めたりできないし、
 できたらそれはすごいことなのだから。
 だから、正々堂々と勝負しよう。
 法政高校陸上部にしかできない走りがあることを、
 君たちはもう知っているはずだから。
2017年11月26日
 おはようございます。
 今日は三鷹駅伝でした。

 →三鷹駅伝の様子

 三鷹駅伝法政歴代記録

男子
1区 2.6K 福澤9分25秒(2017)
2区 2.6K 田丸8分46秒
3区 3.2K 横田10分54秒
4区 3.5K 飯盛10分45秒

女子
1区 2.6K 三浦 10分12秒(2017)
2区 2.6K 小雪10分31秒(2017)
3区 3.2K 沢部12分12秒(2017)
4区 3.8K 松浦14分54秒(2017)

 三鷹駅伝2017

男子 6位
1区 2.6K 福澤9分25秒(歴代記録更新)
2区 2.6K 矢田8分54秒
3区 3.2K 瀬崎11分16秒
4区 3.8K 川田13分39秒

女子 優勝
1区 2.6K 三浦 10分12秒(歴代記録更新)
2区 2.6K 小雪10分31秒(歴代記録更新)
3区 3.2K 沢部12分12秒(歴代記録更新)
4区 3.8K 松浦14分54秒(歴代記録更新)


 先輩たちが挑んでも越えられなかった壁がありました。
 都駅伝26位、三鷹駅伝2連覇。
 都駅伝では22位を記録し、三鷹駅伝の2連覇を達成しました。
 今回の三鷹駅伝は、簡単に勝てる駅伝ではありませんでした。
 招待チームは福島県の名だたる陸上強豪校の選手たち。
 個人だったら勝負になりませんでした。
 それでも、チームであれば、可能性はある。
 最後の選考会の前の試算では22秒差で負けていて、選考会でベストを大幅更新して4秒差で逆転の可能性が出てきました。それでも、それらを達成するには、3つの要素が必要でした。
 地の利、
 人の和、
 そして天の時。
 三鷹という大地に根を張り、毎回の練習で積み重ねた感謝の気持ち。
 法政高校陸上部でしかできない、集団戦術、チームワークは7年間の試行錯誤を経て歴代最高のものになっていました。
 そして、最後は天の時。
 落ちているゴミは拾う、学校のルールは細かなものまできちんと守る、自分にとって面倒なこと、不利なことを自ら進んでやるときに心の中で少しずつ願掛けをする。
「このゴミを拾いますから、どうか陸上部の部員に天の時が味方をしますように」
 去年の三鷹駅伝を経験し、後援会の方々から応援してもらえることのありがたさ、法政という名を背負うプライドが芽生え、そうして積み重ねた1年分の天の時。
 あとは信じるしかありませんでした。
 不可能への挑戦。
 Impossible、その言葉の中にはI'm possible、自分ならできるという言葉が隠れていると信じたスタートライン。
 部員たちのここまでたどり着くまでに流した汗と涙が、天の時をも味方につけました。
 女子の2連覇、そして男子6位、自分達が最初にいた位置を知っている部員からすると奇跡としか言いようがありません。
 人は、いろんなことを言い訳にします。
 時間がない、才能がない、お金がない。
 でも、僕たちにはたくさんの可能性がある。たくさんの選択肢がある。
 そう信じ続けた1年間でした。
 それも全て、今の2年生達が懸命に取り組む姿から僕に教えてくれたことです。
 君たちがいなかったら、今日の奇跡は起きなかった。
 君たちと過ごせた1年間を誇りに思う。
 

 今朝も、朝早くから、遠方から、たくさんの方々が応援に駆けつけてくださいました。
 三鷹駅伝の後には懇親会までも準備していただきました。
 この場を借りて、御礼を申し上げます。
 「気づくと法政カラーのものばかり買ってしまう」そんな話を部員がしています。
 後援会の方々からお話いただいたことから愛校心が深まっています。
 法政に入ってよかったと、言葉にならないほどの気持ちと共に部員たちが巣立っていけるよう、新たな1年を送っていきたいと思います。
 今後とも、法政高校陸上部をよろしくお願い申し上げます。

2017年12月06日
 おはようございます。
 今日から部活再開です。

 4月の春季競技会まで時間があると考えるのではなく、毎回の練習を大切にすること。
 実際、練習できる回数は50回ほどです。
 100Mで1秒縮めたいのなら、毎回の練習で0.02秒縮めなければいけません。14秒台の選手であれば、14cm。800で7秒縮めたいのなら、毎回の練習で0.14秒。2分27秒の選手なら76cm。それだけ成長しなければ到達できないのです。
 目の前に迫っているものがないと頑張れないのは人の本能かもしれませんが、結果を残す選手はコツコツと小さな目標をクリアしていくのが上手です。
 今日一日で、少しでも成長したい、そういう気持ちで取り組んでいる部員が見られませんでした。
 新入生と共に新たな一年を歩み始める春とは違い、冬はこの1年で感じた悔しい気持ちに向かい合う決算の時期。
 楽しさだけではいけません。
 悔しさから学んだことがあるはずです。
 その気持ちを忘れてはいけない。
 頑張った人にしか見られない景色にたどりつけるかどうかが、この冬にかかっているからです。
2017年12月11日
 おはようございます。
 武蔵野陸上競技場での練習でした。

 久しぶりのタータントラック。
 更に今日は安達先輩と大曽根先輩が来てくれました。
 短距離もずいぶん成長したとほめてもらいつつ、積極性に関してはもう少し。
 まだまだ本気で陸上と向き合えていない証拠です。
 高校生の本気は凄まじいものがあります。大人では諦めてしまうことでも、高校生だからこそ頑張れる。
 今年の中長女子チームではそのような瞬間を垣間見ることがありました。
 次はチーム全体でそういう雰囲気を作っていく番です。
 今日、冬期特別講座で高1には「練習は試合のように」、高2には「チームの作り方」という講座を行いました。
 高2の講座には様々な部活の部長や幹部の子達が集まりましたが、改めてチームの定義を教えたところ、最後の感想のところで「僕たちの部活はチームになれていないどころか、グループでもないかもしれません」と気づいた生徒がいました。
 ただの集団的集まりなのか、その一段上のグループなのか、更に高い次元にあるチームなのか、そういうことを真剣に学んでいました。
 自分たちの部活をチームにしていくことは、簡単なことではありません。
 それでもチームにすることができれば結果を出すことができるようになるだけでなく、チームに所属できること自体に誇りを感じ、チームで得られることは他のことでは得られないと感じることができます。
 今日集まった部活の中でも、自分たちはチームだ、と自覚している部活の生徒たちは非常に清々しい表情で授業を受けていました。そうでない部活の生徒たちは深く考え込みながら受けていたのが印象的でした。
 人は社会的な生き物。
 誰かと関わり合うことで可能性は無限に広がる。
 誰かのために、その想いが自分の目の前にあるちっぽけな限界という壁をぶち壊してくれるのです。
 半年後、日本一のチームとなることができた時、一生忘れることのできない景色を見ることができるはずです。





<練習ベスト更新者>
30
坂本、☆山口、草野
50
☆坂本、山口
80
坂本、☆山口、草野
400
☆三浦、松浦
1000
瀬崎
2000+1000
☆小雪

2017年12月27日
 おはようございます。
 武蔵野陸上競技場でTTでした。

<3000>
女子
 1年 小雪 12分30秒57
 1年 彩奈 13分22秒73(TTベスト更新)
男子
 1年 矢田 11分02秒38

<1500>
女子
 1年 澤部 5分34秒74(TTベスト更新)
 2年 松井 5分49秒64
男子
 1年 瀬崎 4分58秒49(TTベスト更新)
 1年 福島 5分13秒26(PB更新)
<800>
女子
 2年 松浦 2分35秒61
 2年 三浦 2分42秒97
男子
 1年 川田 2分19秒84(初)
<100>
女子
 2年 河野 13秒88(PB更新)
 2年 浅見 14秒21
男子
 2年 坂本 11秒83(PB更新)
 1年 草野 12秒22(TTベスト更新)
 2年 大山 12秒41
 1年 箕浦 12秒56
 2年 山口 12秒69(TTベスト更新)
 2年 田所 12秒78(TTベスト更新)
<200>
女子
 2年 河野 28秒98(PB更新)
 2年 浅見 30秒23
男子
 2年 坂本 24秒53(TTベスト更新)
 2年 大山 24秒93(TTタイ)
 1年 草野 25秒03(TTベスト更新)
 1年 箕浦 25秒39
 2年 山口 25秒60(TTベスト更新)
 2年 田所 25秒65(TTベスト更新)


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